【カナダ移住体験談】バンクーバーで日本生活!?

バンクーバーってどんな都市?

バンクーバーは、カナダの西海岸寄りに位置し、太平洋の向こう側に日本があるため、日本から最も近いカナダの大都市になります。

バンクーバーは、アジアから近いこともあって、日本人だけではなく中国人や韓国人など、多数のアジアの国から移住してきた人がたくさん暮らしています。

このような地理的な要因は他の都市でも見られ、例えば、トロントなどのカナダの東海外の都市は、アフリカやヨーロッパ大陸に近いので、アジア人よりもアフリカやヨーロッパから移住してきた人を多く見かけます。

今回は、日本人も多く暮らすバンクーバーについてお伝えします。

バンクーバーは日本食をはじめ、様々な国の味を楽しむことができるレストランやお店が並んでおり、国際色豊かな経験をすることができる街です。

バンクーバーで生まれ育った人だけではなく、海外から移住してきた人や留学生などが多くいるため、どの国から来ても馴染みやすい都市でしょう。

また、カナダ全体に言えることですが、年々、日本のお店や企業が進出しており、日本食や日本のモノが身近になりつつあります。その中でもバンクーバーは日本のモノが多く、カナダで暮らしながらも日本らしい生活を楽しむことができます。

日本食レストランが本物!

「日本食レストランに本物も偽物もないだろう」と思う方もいらっしゃるでしょうが、海外には「日本食レストランもどきのお店」が沢山あって、日本人が食べたこともないメニューを見かけることがあります。

アレンジしたメニューが特定の地域で流行ったりすること自体を「偽物」と言うつもりはなく、受け入れられるように自由に発展させてくれて良いと思うのですが、やっぱり日本人だと本物の日本食が食べたくなってしまいます。

バンクーバーにある日本食レストランは、周辺の小さな町にある日本食レストランとは異なります。

たとえば、お店に入ると「いらっしゃいませ!」と言って迎えられ、お店によっては日本と同じような布製のおしぼりが出て来ます。

ちなみに、カナダにはおしぼりの習慣がないので、テーブルには乾いたペーパーナプキンがフォークとナイフの下に置いてあります。

バンクーバーにある日本食レストランのスタッフは、ほとんどが日本人なので、入店の挨拶だけではなく、注文から会計まで、全て日本語で済ませることもできます。

シェフやオーナーが日本人でない場合、日本とは味が違うな…と感じることがありますが、バンクーバーには日本人が多く住んでおり、さらに日本食レストランの競争率も高いため、ほとんどの日本食レストランで『日本ならでは』の味を楽しむことができます。

最近では、牛角もバンクーバーに2店舗できるなど、以前よりも幅広く日本食を選択できるようになりました。

日本製品をお買い物

バンクーバーで満喫できる日本は、レストランだけではありません。

私がバンクーバーに移住した頃は、まだ日本食材を購入できるお店とダイソーが1店舗あるくらいでしたが、現在ではユニクロや無印良品、日本の企業が提供する百円ショップ(ドラーストア)も増えています。

また、メトロタウンで新しいダイソーの開店準備も進められているようです。

価格は日本で購入するよりも少し割高になってしまいますが、それでもバンクーバーにいながら、日本と同じ商品を購入できることは嬉しいものです。

現地の人からも人気が高いユニクロは、日本から持ってきた服が足りなくなった時に重宝し、日本の家具が欲しい時は、無印良品に行けば、おしゃれで丈夫な家具を見つけることができます。

日本の企業ではありませんが、日本ではお馴染みのIKEAも進出しています。

日本の食品は、大きなお店だと「ふじや」が有名です。また、ダウンタウンには「コンビニ屋」というお店があり、日本のお菓子なども購入することができます。

カナダは好きだけど、どうしても食事は日本スタイルが良い人は、移住先をバンクーバーにすれば問題なく生活できるでしょう。

バンクーバー