【カナダ移住体験談】春はインフル等のウイルスがピーク!?

カナダもようやく春の季節

4月の半ばを過ぎた頃から、カナダもかなり暖かくなってきました。

ここ最近は、15度ほどまで気温が上がるようになり、昼間は太陽が出ていると「暑い!」と感じることもあります。それでも、朝は気温0度~5度前後のことが多いので、服装選びには悩みます。

日中は暖かくなることが分かっているので、つい薄着で出かけてしまいがちですが、朝晩の気温が低いため、カラダを冷やしてしまい、風邪をひいてしまうこともあります。

私は半袖のTシャツの上に、セーターやトレーナーなどを着て、暑くなったら上着を脱いで体温調節できる服装を選ぶようにしています。

それでもうっかり薄着で出かけてしまい「やっぱり帰りは寒かった!」というようなことも頻繁にあるので、日頃からバッグなどにカーディガンなどを入れておいた方が良さそうです。

ウイルスは冬よりも春!?

春は、季節の変わり目ということもあって体調を崩しやすくなります。冬の間に流行っていたウイルスもまだ残っているので、体調が好ましくない状態=ウイルスにかかりやすい状態です。

カナダでは、冬よりも春に体調を崩している人を多く見かけます。私自身もインフルエンザなどを含めて、冬よりも春先に大きく体調を崩すことが多いです。

さらに、春になると花粉も飛ぶので、特に呼吸器系が敏感になります。

カナダでは花粉の季節にマスクをつける習慣がありませんが、新型コロナウィルスのパンデミック以降、公共の場所でマスクを着用することに対して抵抗感がなくなったこと、マスクを着用して外出しても周りから奇異の目で見られることがなくなったことなどもあり、私はマスクをしています。

ただし、日本で売られているような花粉対策のようなマスクはなかなか手に入りません。これからカナダに来られる方で、花粉が気になる方は日本から花粉対策のマスクを持参した方が良いでしょう。

カナダで体調を崩したらどうする?

カナダで体調を崩したら、まずは市販の薬などを使って自宅で療養します。

持病がある場合や市販の薬では症状が改善しない場合、呼吸困難や脱水症状などがある場合は病院に行きます。

カナダでの病院(hospital)は日本でいう救急外来に匹敵します。つまり、よほどの重症でない限り、病院に行っても後回しにされ、待ち時間が6時間を超えることもあります。

病院に行くほどの緊急事態でない場合は、Urgent Careやウォークイン、ファミリードクターに行くことができます。

Urgent Careは、ほぼ毎日開院していることがメリットで、病院ほどではありませんがウォークインなどのクリニックに比べると、検査や治療に必要な器具や薬などが揃っています。

重症とまではいかないけれど、なるべく早く診察してもらいたい場合は、Urgent Careがおすすめです。

ファミリードクターがいる場合は、ファミリードクターに相談すると良いでしょう。ただし、場合によってはすぐに予約を取ることができず、2週間後となってしまうことがあります。

すぐにでも診て欲しいなら、ウォークインやUrgent Careの方が良いでしょう。

カナダでよく使われる市販薬

カナダでよく使われている市販薬の一例として、Tylenol(タイレノール)、Advil(アドビル)、Gravol(グラバル)などが挙げられます。

タイレノールとアドビルは、痛み止めや熱がある時に使う鎮痛剤ですが、タイレノールには風邪の症状を抑えるものが配合されているものもあります。

アドビルにも同じように、Regularのものに加えて、鼻詰まりや咳などの風邪の症状に対応してくれているものもあるので、症状に合わせて必要なものを選びましょう。

Gravolは、吐き気止めです。人によっては強いと感じることもあるので、なるべく強めの薬を避けたいのなら、Ginger Gravolという生姜から作られたGravolを選ぶと安心です。

Giver Gravolは、眠気を伴わないので日中に使いたい場合にも向いている他、乗り物酔いなどにも使われています。

まとめ

春になると温かい日が増えるので、心も体も緩みがちですが、本格的に薄着で出かけられるようになるのは、気温が20度以上になってからです。

留学や旅行などでカナダにやってくる場合は、朝晩が冷え込むことが多いため、温度調節しやすい服装を選ぶようにしましょう。

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