【カナダ移住体験談】カナダの結婚式ってどんな感じ?
カナダの結婚式の特徴
先日、結婚式に参加してきました。カナダでの結婚式は今回が2回目の出席になります。
カナダの結婚式は日本の結婚式に比べて、とてもシンプルです。
日本の披露宴では、お色直しなどで花嫁さんが白いウェディングドレスから華やかな色のドレスもしくは和服に着替えて再登場することがよくありますが、カナダではお色直しがありません。
最初から最後まで白いウェディングドレスを着ていることが一般的です。
今回、私が出席した結婚式もとてもシンプルなものでした。
この他にも、日本とは違うカナダの結婚式の特徴がいくつかあるのでお伝えしたいと思います!
結婚式の会場
結婚式に使われる会場ですが、カップルによって様々です。
ホテルでの結婚式やパーティーもありますが、小さなレストランやカフェでアットホームに行われる結婚式や、ワイナリーやビーチ、ハイキングコースなど自然に囲まれた屋外で行われる結婚式もあります。
また、カナダは自宅の庭が広いので、カップルによっては、庭で結婚式をすることも少なくありません。
ホテルやワイナリーでの結婚式であれば食事もついてきますが、ビーチや山など、自然に囲まれた結婚式の場合は式だけ外で行い、その後、レストランに移動する場合もあります。
庭などで行う結婚式では、ケータリングのサービスを使うことが多く、そうすると必要な数だけのテーブルや椅子、食事などを持って来てもらうことができます。
そのようなサービスには費用が掛かりますが(高くなりますが)、準備と片付けがだいぶ楽になるので人気があります。
ギフト
日本の結婚式でも、来てくれた方へ渡すギフト(引出物)があるように、カナダにもちょっとしたギフトがあります。
このギフトもカップルによって様々ですが、ハーブティーやキャンドル、石鹸、お菓子などが使われます。
参加者もちょっとしたギフトやお金を添えて新郎新婦に渡します。
受付でギフトを渡すこともありますが、パーティーによっては、プレゼント用のテーブルが置いてあり、結婚式に来た人が自由にギフトをそこに置いていくスタイルもあります。
結婚式に着ていく服装
結婚式に着ていく服装にこれといった決まりはありませんが、やはり結婚式なのでオシャレをしていきます。カジュアルだけどお出かけ用のような服装で参加する人もいれば、フォーマルなドレスを着て、綺麗に着飾って参加する人もいます。結婚式に着ていく服装は、結婚式会場や、パーティーのスタイルによっても異なります。
結婚式で出される食事
結婚式で出される食事もパーティーによって様々ですが、日本のようなフルコースというような食事はホテルでの結婚式パーティーのみというのが一般的です。屋外で自然に囲まれて結婚式をした後にレストランに移動する場合にはフルコースの食事が出てくることもありますが、多くの場合はレストランやホテルでのバイキングスタイルがよくあります。
ケータリングを使った食事の場合にも、テーブルに様々な種類の食事が並べられており、そこから好きなものをとって食べるというのが一般的です。
なお、日本のような「ご祝儀」の文化はありません。
招待する人
日本の結婚式では、家族や友人を招待するのが一般的ですが、カナダでは友人や家族に加えて「プラスワン」を招待することができます。
プラスワンとは、招待された人がパートナーや友人など、自分と一緒にもう一人だけ結婚式に連れていくことができる制度(?)です。
家族を連れていく人も多いですが、彼氏や彼女などをプラスワンとして連れていく人もいます。
花嫁&花婿のファーストダンス
カナダでは、結婚式を挙げて、カップルが正式に夫婦になると、その二人のファーストダンスがお披露目されます(カップルによってはしませんが)。
このダンスは、新郎新婦が夫婦として初めて一緒に踊るダンスになりますが、多くの場合は参加者も一緒にダンスをしてパーティーを楽しみます。
まとめ
改めて書いてみると、カナダの結婚式は日本の結婚式よりも、カジュアルでおおらかな雰囲気があります。
日本のように形式ばった(時に堅苦しい)感じはありません。
また、結婚式は友人の友人など、新郎側の親族の友人など、新しい人との出会いにもなる場所です。