【カナダ移住体験談】暖冬と言われていたのに…寒波!

この冬の暖かいと言われていたのに…

昨冬のカナダは、ハロウィンが終わってまもなく寒波と大雪に見舞われましたが、今冬は予想外にも暖冬と言われており、実際に11月から1月上旬まで、0度前後の比較的暖かい気温を維持していました。

カナダで暮らしていると、0度を暖かいと言えちゃうようになります(笑)

雪も降りましたが、昨冬に比べると降雪回数も、降る量も少なく、今年は過ごしやすいかな…と思って、完全に気が緩んでいました。

しかし、やはりカナダで寒い冬は避けては通れないようで、この週末は厳しい寒波がやってきます。

最高気温マイナス20度

暖冬であれば、気温が下がってもマイナス10度くらいですが、この週末はかなり気温が下がると報じられています。

予想では、最高気温がマイナス20度、最低気温はマイナス26度です。最低気温ではなく、最「高」気温がマイナス20度で、これは日本で販売されている家庭用冷蔵庫の冷凍室(マイナス18度)よりも低い温度です!

ここ数年は、気温がグンと下がるようになっているので、マイナス20度台でも初めてのことではありませんが、やっぱり来るなー(いやだなー)という感じです。

気温が下がる前にやっておくこと

住んでいる地域や職業・家族構成等によって違うとは思いますが、気温が下がる前に、私がやっておくことは「洗濯」です。去年の教訓で、可能な限りの洗濯を済ませます。

カナダでは洗濯の後に乾燥機を使うことが主流なので、外に干すことはありませんが、気温が下がると水道の配管が凍って水が出なくなることがあります。

シャワーなどはお湯も頻繁に使うのでなかなか凍りませんが、洗濯機の水はシャワーほど使用頻度が高くないため、配管が凍ってしまいやすいのか、寒波が続いた昨冬は水が出なくて大変でした。

気温がマイナス10度前後まで上がれば、水が出るようになるのですが、寒波の期間は水が出なくなる可能性があるので、その前に洗濯は一枚でも多く済ませておきます。

市内の状況

寒波が訪れても、カナダの街中は至って普通です。

強いて言えば、気温が下がる数日間は家で過ごす人が増えます。そのため、交通量が僅かに減りますが、学校や会社などは通常通りなので、車が全くなくなるわけではありません。

また、気温が下がると、道路の凍結がひどくなるので、非常に滑りやすく、運転をする際にはブラックアイスに要注意です。特に交差点などは滑りやすくなっているので、冬にカナダで運転する場合は、早めのブレーキを心がけましょう。

マイナス10度でも外で遊ぶ子供たち

学校は、マイナス10度くらいであれば、普通に授業があります。休憩時間は外で過ごします…。

マイナス20度まで下がると、さすがに室内で過ごすようですが、マイナス10度くらいであれば、スノーパンツ、スノーグローブ、スノージャケットを着て、外で遊んで来ます。

日本では、なかなか考えられないですよね…。

ただ、私もカナダの寒さに慣れてしまったのか、マイナス10度くらいでは不思議とそれほど寒く感じません。それよりも、気温がプラス3度くらい高くても、冷たい風が吹いている時の方が寒く感じます。

また、マイナス10度で「あまり寒くない」と感じるときは、だいたい雪が積もっています。雪は冷たいものですが、日本にも「かまくら」があるように、雪に囲まれると体感温度が上がるのかもしれません。

カナダの冬といえば!

カナダの冬で欠かせないものと言えば、ホットチョコレートです。日本のココアのようなドリンクですが、日本のココアとは少し味が異なります。

ホットチョコレートとココアとの違いは?
原材料は同じカカオ豆ですが、ホットチョコレートとココアの違いは油分の量です。 ココアは、カカオ豆からカカオバターと呼ばれる油分を取り除き粉末にしたもの。 ホットチョコレートの材料であるチョコレートはカカオ豆からカカオバターを取り除かずに作られています。                                出典:婦人画報

個人的にはココアの方が好きですが、それでもこの寒い季節にホットチョコレートを飲むと体が温まって癒されます。

ホットチョコレートはカフェで注文することも、自宅で作ることもできます。カフェでホットチョコレートを注文すると(お店によりますが)生クリームを上に乗せてくれることもあって、ちょっと贅沢な気分を味わえます。

自宅で飲む時は、ホットチョコレートの粉に、お湯またはミルクを注ぐのですが、私はマシュマロを入れて飲むこともあります。

ホットチョコレート以外にも、コーヒーに生クリームやマシュマロを入れて楽しむこともあり、外の雪景色を眺めながらのひと時は最高です!

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