【日本と違う!?】カナダの年末年始を楽しむ5つのポイント

日本とカナダは違う!?年末年始の楽しみ方

日本のクリスマスは、友人たちとイベントやパーティーを楽しむ人、イルミネーションに彩られた街を恋人と過ごす人など、華やかな印象で、街も非常に賑わっています。

クリスマスを終えて、お正月に入ると、今度は家族や親戚が集まって、のんびりと過ごします。また、年中無休のお店でも、お正月だけはお休みをしていることがあります。

これに対してカナダでは、クリスマスになると日本のお正月のように家族が集まり、25日は多くのお店が閉まります。会社も休みになることがあり、たとえば25日にカフェが営業していると、他に営業しているお店が少ないため、コーヒー1つを買うだけなのに行列ができてしまいます。

そこまでしてコーヒーを飲みたいのか?…と思ってしまいますが、カナダ人にとってコーヒーは生活に欠かせないものなので、25日に働くスタッフは大変です。

また、クリスマスが終わると26日には大規模なセールの「ボクシングデー」があり、その後は年末まで通常通りに過ごします。

カナダのお正月は、日本のクリスマスに似ていて、1日だけ閉めるお店もありますが、ほとんどの場合が通常営業です。

そんなカナダの年末年始。どのように楽しむことができるのでしょうか?

今回は「年末年始の5つの楽しみ方」を紹介します。

カウントダウンと花火

バンクーバーやトロントなどの大きな都市では、カウントダウンのイベントが開催され、年が明けると同時に花火が打ち上げられます。

日本に比べると規模は小さいかもしれませんが、友人や家族、恋人と一緒に出掛けて、新年を祝います。カウントダウンのイベントは、テレビ中継をしていることも多いので、場合によってはカナダのテレビに映る可能性もあります。

また、小さな町ではカウントダウンのイベントや花火の打ち上げは行われないので、近くの都市で開催されているカウントダウンをテレビで楽しみます。

クリスマスの名残を楽しむ

日本では、お正月を大規模に祝うため、クリスマスが終わるとすぐに、クリスマスの飾りからお正月の飾りへと変わります。デパートなどでは、クリスマス当日の25日にはお正月へと変わっていることも多いほどです。

一方、カナダではクリスマスが終わっても、しばらくの間はクリスマスの飾りが残ります。場所によっては、新年になっても、クリスマスツリーを飾ったままです。

日本人の感覚では「のんびりしている印象」を持ってしまいますが、その大らかさこそがカナダの特徴で、クリスマスが終わっても、クリスマスのライトアップを楽しむことができます。

お買い物を楽しむ

クリスマス前にもあちこちでセールが行われていますが、クリスマスの翌日、26日は「ボクシングデー」と呼ばれる大規模なセールが行われます。

日本の初売りのように、お店の前には開店前から行列ができることもありますが、カナダでは「行列」がかなり珍しく、クリスマスのカフェやボクシングデー以外には、あまり見かけません。

「ボクシングデー」は26日だけですが、年末まで「ボクシングウィーク」を開催して、今シーズン最後のセールを行う店が多く、クリスマス前に買い忘れたものは、この機会に買うことで、お得にゲットすることができます!

元旦に二日酔いを冷ます

31日はカウントダウンで遅くまで起きている人や友人と遅くまでお酒を飲んでいる人も少なくありません。

また、1日はカナダでも休日のことが多いので、家でゆっくり過ごしながら、二日酔いを冷まします。ただし、日本のように「元日は完全に閉まっている」状態ではなく、1月1日から働く人もたくさんいます。

2日からシャキッと始まる1年

日本には「寝正月」という言葉があるように、お正月の3日間は家でゆっくり過ごす人や温泉などへ出掛ける人が多いと思います。日本では、今年の年末から来年の年始にかけて最大9連休の人が多いとニュースでも報じられていました。

しかし、カナダでは新年の休日は基本的に1月1日だけなので、のんびりと寝正月を楽しむことができません。

1日だけ休みで、1月2日からは通常通りの生活が始まります。また、クリスマスの飾りが残っている一方で、お正月の飾り付けはないため、年が明けたことを感じることができないまま、新しい1年が始まります。

1年の目標は年が明ける前に考えておいた方が、2日からシャキッと行動に移すことができるでしょう。

 

花火