フィリピンの医療事情

フィリピンでの医療事情は、大きな都市と郊外では、大きな差があります。大きな都市では、ある程度の医療システムが整っていますが、郊外ではまだまだ医療システムが整っていないところが多くあります。フィリピンの市立病院では、それぞれの部門の職員が病院に属していますが、一般外来となると、個人営業しているところがほとんどとなっているようです。

病院内では、オープンシステムが行われています。このオープンシステムとは、医師が病院の施設内に独立して診察場所を設け、病院内で検査などの施設を利用するというものです。多くの病院では、検査のための建物と、医師が使う診察のための建物が別になっていることが多いことから、病院内で迷ってしまうことも少なくありません。

ややこしいのは設備だけでなく、支払い方法もくせがあるので注意が必要です。診察をしてくれた医師には診察代を支払い、検査をした場合には、検査をした場所で検査代を支払います。

入院をする場合には、日本では退院をする際にまとめてかかった費用を支払いますが、フィリピンでは、入院の前に保証金を支払わないと入院することができません。保証金の金額は、おおよそ4万円から10万円ほどとなっています。

日本の医療と比べると異なる面が多いフィリピンの医療事情ですが、大きな都市での病院であれば、必要な診察や治療、検査を受けることができるでしょう。

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コメント

  1. 山田弘明 2016.02.23 17:28:41 ID:Y1Njc5ODg

    よく分かりました・・ありがとうございます—————–助かりました・・

    • サワディーカプ雄 2016.02.23 18:09:28 ID:I1OTA5Nzc

      山田さま

      コメントありがとうございます。
      医療費に関してですが、現地の人が行くような日本語の通じない病院は安くても、日本人が通院する病院は、どうしても料金が高くなるため、海外でも適用される保険に入っておくと良いかと思います。出国から3ヶ月以内でしたら、クレジットカードに付帯されている海外旅行保険が適用されますが(カードによって異なります)、海外用の保険に入るとなると、結構な金額になるので、入らない方も多く、日本の大使館に「払えない」と泣きつくケースも増えているようです。(フィリピンに限ったことではなく)
      泣きついた結果がどうなるのかまでは分からないのですが…、そうならないためにも必要な責任なんでしょうね…。ただ、1年保険や6ヶ月保険になると、どうしても金額が高く、お手頃な料金の保険が登場することを待つしかなさそうです…。