ポポスケのフィリピン留学に行ってみた【21日目】

みなさん、こんにちは。
サワディーカプ雄です。本日もフィリピン・セブから「ポポスケのフィリピン留学体験記」をお届けします。
ポポスケのフィリピン留学21日目
まずはおさらい。ポポスケとは?
日本人男性・30代後半・初めて買ったCDは「やまだかつてないCD」です。
留学先の学校はセブにある某語学スクール。ありのまま正直に感想を書くので、現時点では学校名を非公開とさせて頂きます。
留学費用 約20万円(1ヶ月で宿泊代・食事代込み)
留学コース 1日50分×7コマ(マンツーマンレッスン4コマ、グループレッスン3コマ)
この日は土曜日。日々、英語のレッスンに励むポポスケにとって、心休まる休日です。
【フィリピン留学21日目】
起床4時50分。5時30分にホテルを出発。この日、ポポスケはボホール島へ行って来ました。
「前日、フロントにタクシーをお願いしていたんだよ」
船によって埠頭は異なるそうですが、ポポスケが向かったのはPIER:1で、ホテルからはタクシーで20分。120ペソ(約264円)でした。
「タクシーってチップ必要なの?」
「ううん、でも細かいお釣りはあげちゃうけど」
ジプニーも24時間運行しており、8ペソ(約18円)で行けるそうですが、早朝なので時間の読めるタクシーにしたとのこと。
PIER:1に到着。

どうみても体育館。地域の体育館。上履き持参して暇なママさんたちがバレーやってそう。
「で、ターミナルに入る前に3社くらいだったと思うけど、船の会社のチケットカウンターがあって、そこでチケットを買うんだよ。便数の多い船にしたけれど、5時50分の時点で7時発の船が満席!外のデッキかビジネスクラスだったら、まだ空きがあるって言われたから、外のデッキにしちゃったんだよね。それが選択ミスだったんだけど」
「そもそも、いくら?」
「室内でも外のデッキでも往復で800ペソ(約1,760円)。ビジネスクラスは1,000ペソ(約2,200円)。200ペソをケチったばっかりに灼熱の移動になって大変だったよ。ちなみに、あとで知ったんだけど、アヤラモールとかで事前にチケットを買うことができるみたい」
購入したチケットを持って、いざ体育館もといターミナルへ。ターミナルに入るにはTerminal fee(使用料)が必要で25ペソ(約55円)。お金を払ってX線での荷物チェックをして、ようやく中へ入ることができます。意外にも厳重なんだね…。外でチケットを購入したのに、今度はターミナル内にある各会社のチェックインカウンターで、チェックインの手続き。
何その、まどろっこしいシステム!!
チケットを買った時にチェックインもしてくれたら良いじゃんよ!!
ターミナルの中は、こんな感じ。

うじゃうじゃいるねー。みんなボホール島へ行くんけ?
ターミナルにはドーナツ店やカフェがあるらしく、そこで時間を潰す人もいれば、椅子に座って待っている人もいるそうです。ポポスケは、ターミナル内をウロウロ徘徊してから、持参したパンをムシャムシャむさぼり、乗船時刻を待ちました。
7時ちょうどに船は出発。2時間の船旅です。

「その日によるのかもしれないけれど、揺れは感じなかったよ。でも外のデッキは、ひたすら暑いんだよね。海風が吹いて気持ちイイとか、そんな感じじゃない。とにかく日が燦々と照り付けている中、黙って座っている感じ。屋根はあるから直射日光ではないけれど、それでも暑い」
そして到着、ボホール島。島へ入るのに、お金は掛かりません。
「ほとんどの人はツアーで申し込んでいるから、Welcome Mr.~~みたいな紙を持った人が迎えに来てくれていたけれど、オレは何も申し込んでないから、トライシクロに10分くらい乗ってバス停へ行ったんだ」

「トライシクロって10分乗って、いくら?」
「130ペソ(約286円)」
バス停でバスを待つこと30分以上。
「全然、来やしねぇの。ネットには、すぐ乗れるって書いていたのに、そもそもバスが1台もないからね。どこから乗るの?って聞いたら、ここだよって言うから、ずっと待ってさ、ようやく来たから乗ったのに、出発までさらに30分以上。合計で1時間以上もタイムロス。ギュウギュウになってからじゃないと出発しないんだよ。もう、本当に現地の足って感じで、ビニール袋をいっぱい持っていたり、ベニヤ板を10枚くらい持って来てバスの上に積んだり、椅子を持っている人もいた。とにかく、ここ2人席じゃねーだろって場所にまで座るんだよ。逆に、そうなってからじゃないと発車しない。この時点で11時だよ。しかも、自分の家の前とか、バス停じゃないところでも好き勝手に降りるし、その度に荷物やらベニヤ板やらを下ろすから、なかなか進まなくて、チョコレートヒルズの麓に到着したのは12時半!」

「ちなみにバスって、いくら?」
「60ペソ(約132円)。お金の話ばっかり聞くね」
そりゃそうでしょうよ。ベニヤ板の話を広げろってか。
「ここからチョコレートヒルズの展望台まで歩くと、20分くらいの坂道かな。歩いて行く人もいるけれど、バイタクのおっちゃんたちがいたから乗ることにした。往復で20ペソ。バイクだと5分くらい。とにかく時間がなかったんだよね、帰りのチケットは16時20分で買っていたから」
ちなみにチョコレートヒルズの区域内へ入るためには、50ペソ(約110円)が掛かるそうです。


「これがチョコレートヒルズ!でも、天気がイマイチだったんだよねー」
天気って言うか。そういう問題?これ、チョコレートじゃなくて、抹茶チョコじゃん。
「でもさ、ポポスケ。ずっと行きたかったんだから、見た瞬間は、おぉ~って感じた?」
「おぉ~って言うか、う、うん…みたいな。バスの車窓から山が見えちゃうんだよね。だから、ああ、あれかぁ…って分かっちゃうんだよ」
観光客は、中国人とフィリピン人が多くて、あとは数名の欧米人と日本人だったそうです。
「そういや、ポポスケ、韓国人は見なかったの?フィリピン留学って韓国人が多いじゃん」
「あー、言われてみれば見ないね。オレが通っている学校でも韓国人は見たことがないよ。台湾の生徒は多いけど。それにモールでも見かけないなぁ。気付かないだけかもしれないけど。中国人は多いよ。爆買いしている人もいるし」
「あれは、どこにでも多いんだよ」
30分が経過し、バイタクのおっちゃんに麓まで連れて帰ってもらおうと思ったものの、時計を見たら13時過ぎ。16時には戻らないとならないので、バスでの旅を諦め、おっちゃんにターシャ(サル)の保護観察センターへ寄ってから港まで連れて行って欲しいと伝えたそうです。
「16時まで?行けるよ。600ペソ(約1,320円)で、どう?」
多少は高く言っているでしょう。しかし、ポポスケには時間がありません。
「ツアーに申し込むと、3,000ペソ(約6,600円)くらいするし、それでも安く済んだかなぁと思ってさ」
バイクの後ろに跨り、いざターシャの公園へ、レッツラゴー!
抹茶園から猿園まではバイクで30分。ターシャ保護観察センターの入場料は60ペソ(約132円)です。



ターシャがいる木の下にはスタッフがいて、ご丁寧に教えてくれるそうです。
写真撮影の際、シャッター音はOKだけど、フラッシュはダメ。敷地が広いから観光客は散らばっているようで、他の人がターシャを撮っている最中に待たなければならないことは皆無だった、とのこと。
「写真だと大きさが分からないよね?サイズ的には握り拳くらい。すごく小さくて、動きが遅いんだよ。なかなか向いてくれないから、ずっと待っていたんだけど、ゆーーーーっくり向いてくれて、目が合っても全く興味なさそうに、居眠りを始めちゃったりして、すごく可愛いんだよ!人間に慣れているから、逃げたり隠れたりしないし。でも目を閉じちゃうと、ただの茶色い塊」
この後、ポポスケはターシャの魅力について熱く語り、長い演説の最後をこう締めくくりました。
「カプ雄さん、いつか一緒にボホール島へ行こうよ!」
お誘いありがとう。だが、断る。山と猿なんて、最も興味のない組み合わせだからね♪
だいたいさ、ターシャ、ターシャ言ってるけれど、圧倒的にナターシャの方が興味ありますの。
ナターシャって言うのは、笑っていいとも!にも出演していた、顔は美しいけれど声が酒ヤケしているオネエ。言葉の切り替えしが巧みで、豊かな才能に溢れている人だと思います。本当にさ、ナターシャのTwitter、読んでごらんよ。ターシャより面白いから。
“覚えのない男子が2日に1度、『俺、最近キャベツしか食べてないんだ』ってLINEしてくるの。いつも同じ内容なの。だから、『食事はバランスよくね』ってやっと返事したら、ブロックされた。何なのっ!”
14時30分。ポポスケ、ターシャに別れを告げて出発。
「バイクの後ろに乗った途端だよ。さっきまで晴れていたのに、いきなり雷が鳴って豪雨!雨で顔が痛いし、ずぶ濡れになるし、最悪。でも、10分くらいで今度は快晴。暑くて身体がメタメタしてさ」
そんな状況でバイクに乗り続けること1時間。15時30分に港へ到着。16時20分発の船に乗り、18時20分にセブ着。いつものジプニーに乗り、8ペソ(約18円)でホテルまで戻りましたとさ。
<フィリピン留学19日目の夕食>

シャワーを浴びてから、近所のジョリビーにて。パスタ&チキン&サイダーで115ペソ(約253円)。
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