ポポスケのフィリピン留学に行ってみた【16日目~18日目】
みなさん、こんにちは。
サワディーカプ雄です。本日もフィリピン・セブから「ポポスケのフィリピン留学体験記」をお届けします。
★ポポスケDATA★
日本人男性・30代後半・苦手な俳優は渡辺謙。
留学先の学校はセブにある某語学スクール。ありのまま正直に感想を書くので、現時点では学校名を非公開とさせて頂きます。
留学費用 約20万円(1ヶ月で宿泊代・食事代込み)
留学コース 1日50分×7コマ(マンツーマンレッスン4コマ、グループレッスン3コマ)
この週から、また新しく70人ほどの生徒が入学したそうです。
【フィリピン留学16日目】
「だから食堂がすごく混雑しているんだよ、臨時の席が作られているくらい。朝でこれだけ並ぶってことは、昼や夜はもっとだろうね。もう、ランチは食べないことにした。そもそも昼に食べると午後の授業で眠くなるし。さすがにマンツーマンだから眠れないけど」
そう言っていたポポスケの、この日。
週末に、寮からホテルへ移動したので、朝は通学をしなければなりません。
「学校で朝ご飯を食べて、ホテルへ戻って歯磨きやトイレをして、また学校へ行くって感じ」
「面倒くさくない?」
「でも学校とホテルは3分も掛からないから、そんなに変わらないよ」
授業は前週から1つだけチェンジ。よって、1日のスケジュールも変わっています。
◆前週までのスケジュール◆
8:00~8:50 グループレッスン(教師1:生徒6)アメリカ人講師。
9:00~9:50 グループレッスン(1:3)リスニングとライティング
10:00~10:50 マンツーマン
11:00~11:50 自習
12:00~12:50 ランチ
13:00~13:50 マンツーマン
14:00~14:50 グループレッスン(1:3)TOEICに特化した授業
15:00~15:50 マンツーマン
16:00~16:50 マンツーマン
17:00~17:50 自習
◇この週からのスケジュール◇
8:00~8:50 グループレッスン(教師1:生徒6)アメリカ人講師。
9:00~9:50 グループレッスン(1:3)リスニングとライティング
10:00~10:50 マンツーマン
11:00~11:50 自習
12:00~12:50 ランチ
13:00~13:50 マンツーマン
14:00~14:50 空き時間(フリーレッスンを受講)
15:00~15:50 マンツーマン
16:00~16:50 マンツーマン
17:00~17:50 グループレッスン(1:5)スピーキング
「マンツーマンは先生も時間帯も同じ。グループレッスンは、TOEICに特化した授業をやめて、そこが空き時間になったから、無料で受けられるフリーレッスンに出てる。新しいグループレッスンは、今まで空き時間だった17時~17時50分。スピーキングの授業。やってみて思ったけれど、17時から授業があると疲れるんだよ。意識が遠のいちゃう」
分かるー。夕方以降に何かしないといけないって、意識が遠のくよねー。ポポスケから、毎晩こうしてフィリピンの話を聞かせてもらっているけれど、これ、無償で協力してもらってんのよー。だから、ポポスケの都合の良いタイミングで連絡をもらうことにしていて、そうすると、だいたい22時や23時。意識が遠のいて遠のいて「留守電にしとくから20分くらい適当に喋って」って言いたいくらいだね。ガンガン話が逸れるし!!
「ところで、無料で受けられるフリーレッスンって、いっぱいあるの?自由に出て良いんだ」
「うん、空いている時間にフリーレッスンが開講されていれば、誰でも受けられるよ。内容によって人気はバラつきがあって、日本語で文法の説明をする授業は30人くらい出席しているけれど、オレ入れて2人しか出ていない授業もある」
「2人って。ほぼマンツーマンだね」
「今日のフリーレッスンはオレを入れて生徒が6人。自分のパーソナリティについて英語で発表する授業だった」
「パーソナリティ?ポポスケ、どんなこと言ったの?」
「そうだな。オレは群れないで自分の時間を楽しむタイプ。沢山の友人は望まずに、数人の分かりあえる人と時間を過ごします、とか」
………。分かりあえている人なんて、いないと思うけど、あんた。
だってさ、朝に言ったよ。
「ランチは食べないことにした」って。
それなのに、この日の夜に写真が届いたからね。
食べないって宣言した数時間後に食ってんだから!!
しかも「コチュジャンが美味しかった~」なんて、呑気な感想まで添えて。
【フィリピン留学17日目】
「今日は14時からの他に、18時30分からもフリークラスがあったから、トータルで9時間。さすがにヘロヘロ。宿題もしないとならないし」
「宿題って、毎日出る?」
「先生によるけど、だいたい3~4つの授業で宿題が出るかな。文章を作る宿題とかは、どの程度作り込むか?によって、掛かる時間が違うと思うけど、オレは時間を掛けて作っちゃう方」
「へえ。真面目だもんね、そういうところ。宿題はホテルの部屋でするの?」
「ううん。自習室」
寮に滞在していた前週までは「エアコン代(電気代)が掛からないから」との理由で、自習室で宿題や自習をしていたポポスケですが、この週から滞在しているホテルでは、また別の理由があるそうです。
「ホテルの部屋って暗いんだよね。電球が寮や学校のような白っぽい光じゃなくて、オレンジ色っぽい光だから、字が見えなくて、考えてみればホテルの部屋って、こういう色の光じゃん。気が付かなかったよ」
たしかに。盲点だと思う、そこって。
しかも、よりによってポポスケはボールペンじゃなくてシャープペンを使う人で、それもHとか薄い色で書くし、おまけに0.3mmの細い芯を使うわけ。だから、以前ノートを見せてもらったことがあるけれど、うっすら表面に古い揖保乃糸が浮き出ているような感じで「これ、下から炙らないと見えないノートじゃないかしら」って思ったことがあるね。
「今日は宿題が多いし、門限までに出ないとならないから、この辺で」
忙しいポポスケの邪魔はしたくないけれど、気になるワードが飛び出したので、反射的に尋ねていました。
「門限?なんですって?そんなものまであるの?」
学校によって異なるそうですが、ポポスケの通う学校では、平日と日曜の夜に限り、門限が設定されているそうです。
「平日は23時が門限。破ると警告になって、何回か忘れたけれど、警告が重なるとペナルティとしてデポジットから罰金が引かれるんだよ。他にも、異性の部屋に入ってもペナルティが発生するし、校内でアルコールを飲むと即退学」
案外、厳しいね…。
アルコールを飲む習慣のある人は、外で飲んでから門限前に帰って来るか、近くのスーパーで買って飲んでから帰るか、何かしらの工夫をしているそうです。
【フィリピン留学18日目】
「いつもと変わらないよ」
でしょうね。毎日、学校の中で過ごして、そうそう発見も変化もないでしょう。
「ちなみにポポスケって、辞書とか持ってってるの?」
「ううん。ネットができるから、アプリを使ってるよ。紙の辞書を持って来る人は、ほとんどいないし、電子辞書を持っている人も4割くらいかな?全員を見たわけじゃないから分からないけれど、グループレッスンやフリークラスを受けている人たちを見ると、そんな感じ。参考書?ああ、文法とか単語とか何かしらの本を持っている人は半分くらい。でも、もう半分の人はスマホだけで乗り切ってるね」
「ふうん。生徒って若い人が多いんでしょ?」
「そうだね。ほとんど学生。社会人もいるけれど、数は少ないよ。マンツーマンが主体だから気にならないけど。若い人はフィリピン留学の後にワーホリへ行く人が多いみたい。ほとんどオーストラリア」
「そうなんだ。他に何か感じたことってある?」
「先生の離職率が決して低くはないと思う。他の学校のことを知らないし、フィリピン全体がそうなのかもしれないけれど、オレが入って3週間も経っていないのに、何人か辞めているよ」
そうなんだねー。
タイでもそうでしたが、「転職すること」の考え方が日本とは違うのだと思います。
日本では転職をすると「根気がない」とか「飽きっぽい」とかネガティブな方向に捉えられることが多く、面接でも「前職を辞めた理由」など、後ろ向きの質問をされるため、どうしても消極的になりがちですが、タイでは職歴が重視される傾向が強く、前職での経験が評価されて役職に就けたり、高い給料の会社に入社できたり、同じ企業で少しずつ昇給するよりも手っ取り早いと考えられています。
考えられていますって言い切ったものの、よく知らないんだけどさ。他の国の転職事情なんて。
それでは、また来週~!!
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なんか飽きて来たな…。