スペインとワーキングホリデー

目次
- 1 スペインとワーキングホリデー
- 2 ワーキングホリデーが可能な国と地域
- 2.1 オーストラリアのワーキングホリデー
- 2.2 ニュージーランドのワーキングホリデー
- 2.3 カナダのワーキングホリデー
- 2.4 韓国のワーキングホリデー
- 2.5 フランスのワーキングホリデー
- 2.6 ドイツのワーキングホリデー
- 2.7 イギリスのワーキングホリデー
- 2.8 アイルランドのワーキングホリデー
- 2.9 デンマークのワーキングホリデー
- 2.10 台湾のワーキングホリデー
- 2.11 香港のワーキングホリデー
- 2.12 ノルウェーのワーキングホリデー
- 2.13 ポルトガルのワーキングホリデー
- 2.14 ポーランドのワーキングホリデー
- 2.15 スロバキアのワーキングホリデー
- 2.16 オーストリアのワーキングホリデー
- 2.17 ハンガリーのワーキングホリデー
スペインとワーキングホリデー
2017年4月5日、「ワーキング・ホリデー制度に関する日本国政府とスペイン王国政府との間の協定」が結ばれ、スペインは日本がワーキング・ホリデー制度を導入する18番目の国・地域になりました。なお、ワーキングホリデーとは、1年間働きながら様々な目的での滞在が可能な国際協定制度で、1つの国ごとに1度だけ発給されることが認められている査証です。
ワーキングホリデーのメリットとは?
ワーキングホリデーは、仕事をしながら学校に通って勉強をすることができ、さらにビザの有効期間内であれば国内を旅行することも可能です。いわば、ワーホリのビザさえあれば、わりと自由に色々なことができるので、ワーキングホリデービザを取得して海外への渡航を希望する人は増えています。
最大のメリットは、やはり海外に滞在しながら仕事ができること。現地での滞在費を稼ぎながら暮らすことができるので、経済的な負担も少なく、また現地での生活に根付いた暮らしを送ることができます。働きながら暮らすことは、他国の文化や言語に密接して海外生活を経験することができ、そのため語学の習得も早くなります。
しかし、ワーホリの職場先を慎重に選ばないと、ほとんど日本人だけの職場になってしまい、ほぼ日本語しか話さない環境に身を置いてしまいます。語学習得が目的ではない場合、それでも海外での貴重な経験ができるので良いでしょうが、語学習得も目的に入れている場合は、日本人の少ない仕事先を探しましょう。
スペインでワーホリをする魅力
旅行の観点から考えてもスペインは魅力的な国で、様々な観光資源に溢れ、都市ごとに異なる雰囲気を堪能するだけでも満足のできる国です。しかし、ワーホリは観光とは違い、休みの日に観光地を巡ることはできても、日頃から、あちこち観光をしたり、豪華な食事に舌鼓を打つわけにはいきません。
それでは、スペインでワーホリをするメリットは何でしょう。人によって考え方や結論は異なるでしょうが、スペイン語を習得できることは大きいポイントだと思います。スペイン語はスペインだけではなく、メキシコやアルゼンチンなど南米でも話されており、英語に次いで使われている言語とも言われています。それに対して、日本では英語を話せる人は多くても、スペイン語を話せる人は少なく、話せるようになると、中国語やフランス語を話せるよりも貴重な人材になるでしょう。
スペインのワーホリ申請の条件
対象は申請時の年齢が18歳~30歳、健康で犯罪歴がないこと。生活資金、帰国資金を持っており、1年間の期間終了後には出国する意志があること(他ビザへの変更を行わないこと)。また被扶養者の同伴は認められておらず、過去にスペインのワーホリを取得している人も申請は行えません。

ワーキングホリデーが可能な国と地域
日本がワーキングホリデーの協定を結んでいる国と地域は全部で18ヵ国(地域)。日本人がワーキングホリデーの査証発給を受けるためには、該当国の大使館または領事館等に対して申請を行います。それではスペインを除いた17ヵ国(地域)を簡単に紹介していきます!
オーストラリアのワーキングホリデー
制度開始:1980年
年間発給枠:なし
ニュージーランドのワーキングホリデー
制度開始:1985年
年間発給枠:なし
カナダのワーキングホリデー
制度開始:1986年
年間発給枠:6,500
韓国のワーキングホリデー
制度開始:1999年
年間発給枠:10,000
フランスのワーキングホリデー
制度開始:2000年
年間発給枠:1,500
ドイツのワーキングホリデー
制度開始:2000年
年間発給枠:なし
イギリスのワーキングホリデー
制度開始:2001年
年間発給枠:1,000
アイルランドのワーキングホリデー
制度開始:2007年
年間発給枠:400
デンマークのワーキングホリデー
制度開始:2007年
年間発給枠:なし
台湾のワーキングホリデー
制度開始:2009年
年間発給枠:5,000
香港のワーキングホリデー
制度開始:2010年
年間発給枠:1,500
ノルウェーのワーキングホリデー
制度開始:2013年
年間発給枠:なし
ポルトガルのワーキングホリデー
制度開始:2015年
年間発給枠:なし
ポーランドのワーキングホリデー
制度開始:2015年
年間発給枠:500
スロバキアのワーキングホリデー
制度開始:2016年
年間発給枠:400
オーストリアのワーキングホリデー
制度開始:2016年
年間発給枠:200
ハンガリーのワーキングホリデー
制度開始:2017年
年間発給枠:未定
スペインを含めた以上18ヵ国がワーキングホリデーの協定を結んでいます。また、ワーホリとは異なりますが、似たような制度でアメリカには「J-1 ビザインターシップ」が、シンガポールには「ワークホリデープログラム」が、スイスには「ヤング・プロフェッショナル・プログラム」があります。

アメリカ
中国
オーストラリア
タイ
カナダ
イギリス
ブラジル
ドイツ
フランス
韓国
シンガポール
マレーシア
ハワイ
台湾
インドネシア
ニュージーランド
フィリピン
ベトナム
イタリア
スペイン
アルゼンチン
メキシコ
スイス
インド
オランダ
ベルギー
グアム
パラグアイ
アラブ首長国連邦
スウェーデン
ペルー
ボリビア
カンボジア
オーストリア
ロシア
ミャンマー
アイルランド
トルコ
フィンランド
チェコ
チリ
デンマーク
ハンガリー
ポーランド
南アフリカ
サウジアラビア
コロンビア
ノルウェー
ネパール
パキスタン











