【タイ移住1日目】初めてのロングステイ
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サワディークラップ。
今日のバンコクは酷暑です。あ、申し遅れました、サワディーカプ雄です!
7月某日に日本を出国したカプ雄、ようやく本日からタイでの生活について書いて行こうと思います。
昨日・一昨日よりは短めにまとめる所存ですが、しばしご辛抱下さい。
スーツケースの中に、未使用の新しい腕時計を箱ごと5本入れていただけで、まさかの一悶着が起きるなんて想像もしていませんでした。
無愛想の女係員Said.
「あんた、これ輸入する気でしょ」
高そうに見えるのでしょうね、ええ高かったですとも。でも、これより高い未使用の腕時計を、洋服や装飾品も買い取ってくれるブックオフに持って行ったら、もっさい男に「100円です」って言われたっつーの!!それもたった5日前に。だから、ここであらぬ疑いをかけている腕時計の数々も、ブックオフの買い取り価格では、きっと5本で500円ですよ。焼き鳥より安いですよ。
それなのに、ガタガタ騒いでんじゃねーよ、このアマがー!!
しかし、この無愛想な女、なおもしつこく食い下がります。
「どうしてこんなに腕時計を持っているの?」
「誰の腕時計なの?」
何?さっきから。そんなに欲しいの?1本100円で売ってやろうか?
「これは私物です。旅行ではなく学生ビザで入国しているので、時計が幾つか必要です」
そう主張しながらビザを見せても、女の質問攻めは終わりません。
「学校の場所は?名前は?授業の期間は?」
あのさー、どうでもいいけれど、一つ答えてから、また一つ質問しろよ!!
こういう女、合コンで最も嫌われるよー。
一つ一つ丁寧に答えると、最終的に「ふーん、行って良し」と、女はスーツケースの中に時計の箱を放り投げました。
おい、おめえ!!勝手に箱から開けて、洗ってもいない汚ねぇ手で触りやがって、ちゃんと元通りにしろよ!!しかも、乱雑に投げるって何だよ!!文化の違いだ?笑わせるな!!育ちの違いじゃ、ボケ!!
ご覧の通りの私の言葉遣いにも育ちが出てしまっています。
散らかされたスーツケースの中身を整理し、ようやく税関を抜け、中心街まではタクシーを利用しました。
旅行でバンコクを訪れたときは、断じてタクシーなんて利用しませんでしたが(安いとは言え贅沢ですもの♥)、さすがに大荷物では持ち歩くことができません。タクシーの運転手さんも、荷物の重さと大きさに苦笑いしていました。たんまりチップあげるから許してちょ。
宿泊先のホテルは、5泊の予約をしていました。この5泊の間に賃貸物件を決め、契約まで済ませるつもりです。
ホテルの場所は日本人が多いエリアのプロンポーン。日系もしくは日本人対応の不動産会社などが、数多く載っている日系情報誌の収集にも便利ですし、実際多くの不動産会社がプロンポーンや隣接しているアソーク駅に集中しています。
ついでに、私が宿泊したホテル・S Box Sukhumvit Hotelをご紹介します。
2014年に完成したばかりの新しいホテルですが、部屋は日本のビジネスホテルほどで、狭いっちゃ狭いです。
しかし、新しいゆえに清潔感があり、個人的にはものすごく好きです。男女ともに若いスタッフが多く、制服はスギちゃんを彷彿とさせるジーパン&ジージャンルックで、ワイルドだろ!と言いたくなります。
しかし、本当にワイルドなのは、自称:日本語を少しだけ話せる、と言う愛想の良い男性スタッフの日本語です。
「おはようございますたー」
「よろしこお願いしますたー」
ワイルドすぎるだろ!!
「二度目まして」と「ありがとうございまーた」も教えてやらな。
とは言え、私も現在、タイ語を習っている身。彼のことを笑えません。
異国の言葉を覚えること、そして異国の言葉の発音が、こんなに難しいものだなんて…。
自称:日本語を少しだけ話せる彼とは、最後まで意思疎通は図れませんでしたが、その苦労だけは尊敬に値するものだと素直に思います。
ホテルに荷物を置いてから、近くにあるFUJIスーパーへ日本人向けの情報誌をゲットするために向かいました。店の入口に置いてある情報誌を何冊か豪快にカバンに投げ入れ、せっかく来たのだから店内も徘徊してみました。
ねーねー、奥さん、ビックリンコよ!日本の食品がズラリンコ!
そーよ、そーよ、なんなら日本のスーパーよりも品揃いが豊富よねー。
うちの子ねー、「下町のラーメン屋さん」ってゆー冷凍食品が好きなのよー。
あらー、あの112バーツのラーメンねー。うちの子には200バーツ以下のものは食べさせないようにしているから、わたしも食べたことがないけれど、ほんの少しだけ美味しそうよねー。
本当に、値札さえなければ、日本と変わりありません。ちなみに、会計後は「ありがとうございました」と流暢な日本語で挨拶をしてくれ、商品だけではなくサービスも日本式なのだと知りました。
スーパーを出て時計を見ると、まだ夕方6時。日本にいるときに調べて、住みたい場所の第1候補にしていた「オンヌット」まで行ってみました。
オンヌットは、旅行者には馴染みのないエリアですが、ここ最近は高級コンドミニアムが次々と完成し、非常に注目を集めているエリアです。プロンポーンのような日本人に特化してあるエリアではありませんが、ローカルの雰囲気を色濃く残しながらも、大型スーパーやショッピングモールが揃う便利なベッドタウンとして知られています。その著しい発展から、ここ数年はタイ人だけではなく、欧米人やアジア人、そして日本人も多く住むようになり、様々な意味でバランスの取れた場所だと思います。
また、どうしても中心部になると駐在員向けの物件が多く、家賃の相場も高くなります。例えば、3万バーツ(大雑把に1バーツ4円換算で12万円)で駅から徒歩10分とかの物件があり、個人的にはタイの炎天下、そして雨季の豪雨を考えると、駅まで10分歩くなら、10分電車に乗っていた方が良いだろうと判断して、中心部から少し離れますが、オンヌットを希望していました。
しかし、数多くの情報を日本で得ていたとしても、それは全てネットの情報。自分の目で確認しないことには、その良さも悪さも分かりません。さらに、物件の内見は、日中の明るい時間に行うことになると思うので、夜の様子も見ておきたかったのです。
(37歳、比較的ブスなオスでも治安面は不安なの…)
到着したオンヌット駅は、中心部からもさほど離れておらず、外を見ている間に到着しました。
駅から直結している大型スーパー・Tesco Lotusは朝6時~24時まで営業しており、照明が明るく清潔なフードコートもありました。こういう店があるのとないのでは、特に最初、色々と物が揃うまでは、格段に違いますよね…。ぷらりと夜の街を徘徊してみましたが、治安も問題なさそうで一安心です。
オンヌットの下見も終わったので、プロンポーンのホテルに戻り、死んだように眠ったまま、移住の初日は終わりました。
途中、1人でタイスキに700バーツ(1バーツ4円換算で2800円)を使ったことは、今でも反省しています。
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かぷさん
こんばんは。
かぷさんが宿泊されたホテル、
どしてこちらのホテルをチョイスされたのですか??
ちなみにタオルの交換毎日ありました?
SOl