【タイ移住17日目】タイの語学スクールへ行きたくない病発症

サワディークラップ。
今日もタイ人に媚びへつらい、微笑みの国で誰よりも微笑んでいるサワディーカプ雄です。

この日はタイ移住17日目。憂鬱度がマックスに膨れ上がり、暗いブログとなります。
まあ!このバカ、可哀想に…と少しでも思ってくれる方がもしいらっしゃいましたら、お仏壇に手を合わせ「ナ~ム~」とだけでも唱えて下さい。それで私は救われます。

起床は朝7時半。復習と予習に余念がありません。前日、深夜まで宿題をしていたため、起きてそうそう偏頭痛に悩まされながらの勉強でした。購入したばかりの辞書は、役に立つことは役に立つのですが、それでもタイ語を辞書で調べることに悪戦苦闘し、時間だけが刻一刻と過ぎて行きます。そもそも、テキストのタイ語は発音記号で書かれており、その意味を調べようと「発音で調べられる辞書」を購入したものの、辞書に載っている発音とテキストの発音記号が一致しないため、なかなか見つけられず、さらに鬼教師が例文としてホワイトボードに書く単語(名詞)は、ことごとく掲載されていない、割とどうでもいい単語が多く、必死に色々と手を尽くして調べた結果が「ココナッツジュース」だったり「ビニール製のヒモ」だったり、こんな単語を初心者が覚える必要ある?と思いながら、必死に勉強をしました。

特に宿題として出されていた「5つの文章の作成」と「何も見ないで自己紹介ができるようになること」は、これだけでも完璧にできるようになろうと、ネットで何度も発音を聞き、どこにアクセントを置き、どこで声を上げ下げするかまで、ノートにビッチリと記入し、丸暗記しました。

そして午後。授業が始まると、まず1人ずつ「5つの作成した文章」を発表していきます。当てられた人が1つの文章を読む度に、鬼はホワイトボードにそれを汚い字で書き、ああだこうだと早口で解説します。だいたいの人がテキストにあった基本文を、ほんの少し変えただけの簡単な文章で「なんだ、こんな単純な文章で良かったのか…」と思っていると、次にカプ雄の名前が呼ばれました。

1つ目の文章は他の生徒と同じように、鬼が私の言葉をホワイトボードに書き、解説をしました。2つ目の文章を読むと、何も言わずに「ネクスト!」と次の文章を促され、3つ目の文章を読んでいる途中で、いきなり大きな声で遮られ「違う。あなたはもういい。次の人!」と何のフォローもないまま、次の人に順番を移されました。それから次の人たちは、また5つの文章を発表し、その度に鬼がホワイトボードで解説をして…。そんなことをしている最中でも、カプ雄は「いったい何がいけなかったんだろう?どうして途中で打ち切られたのだろう?」と何の説明も受けないまま授業が進むことに苛立ちを感じていました。

宿題の趣旨を完全に理解していなかったことを、私は後で教わりました。それは正確に把握できていなかった私が悪いことに違いないのですが、他の生徒の中には、明らかに宿題をしておらず、その場でテキストに書いてある文字をただ読んでいるだけの人もいました。そいつには笑顔で対応しているから、余計に許せん。

ま、その「宿題をしない人」はイケメン西洋人なので、若い鬼オンナが贔屓をしたくなる気持ちも分からないことはありません。しかし私は鬼に対して不信感や嫌悪感を抱くようになり、残りの授業は当てられても無表情で返答し、分からないときは無表情で黙ることにしました。
何か知らないタイ語を言って、分かる人だけ笑って、分からない人は周りに合わせて笑って…。なんでしょうね、この感じ。
金払ってまで気を遣ってやる必要ねーやって。もちろん、教えてもらう立場ではありますが、初心者コースと銘打っている以上、初心者向けにやって欲しいのです。

完全に脱落して暇になったカプ雄は、授業の様子を観察することに徹していたところ、イケメン西洋人とは別の西洋人オトコ(滞在歴1年以上)が、既に中級レベルくらい話すことができ、そいつのせいで、授業のテンポが速まっていることに気付きました。「これなんだけど…」と、鬼がホワイトボードに文章を書いている最中にも関わらず、ワレ先に!と言わんばかりに、そいつが答えを言い、さらに鬼のイケナイところは、それに対して「グレイト!」「エクセレント!」と御満悦の表情を浮かべ、さっさと次に進んでしまうところです。
分からない人に合わせて欲しいとは言いませんが、このコマンタレブー男が初心者コースのレベルを引き上げ、もう一人、どこの国とは言いませんが、ニーハオ女が授業を引っ掻き回すのです。

授業の最後に鬼が「質問ある?」とお決まりのセリフを言いますが、カプ雄的には「どうしておまえが担任になったのか?」を尋ねたい気持ちでいっぱいです。中級コースや上級コースなど、早口でも大丈夫なコースを担当すれば良かったのに…。しかも、字もきたねーから書き写せねーし。

授業が終わるとグッタリ。もう行きたくない!とか、なんでここに決めちゃったんだろ?とか、後ろ向きの感情ばかりが押し寄せ、笑えない・頑張れない・行きたくない、のナイもの尽くしで、この日は静かに終わりました。

<この日の出費>※レートはカプ雄の戒めレート=1バーツ4円計算
食パン 17バーツ(約68円)
1.5リットルのコーラ 18バーツ(約72円)
ウェットティッシュ(2袋) 50バーツ(約200円)
トイレットペーパー(6個入) 20バーツ(約80円)

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