【タイ移住3日目】引き続きタイでの物件探し

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サワディークラップ。
サワディーカプ雄です。ネットのニュースで読みましたが、日本に台風が接近し本州は異常な暑さに覆われているようですね…。昨日も関東だけで200人以上の方が、熱中症の疑いで搬送されたと読みました。台風、そして体調管理には、くれぐれもお気をつけ下さい!
ところで大久保佳代子ちゃんは、走っているのでしょうか?そちらも気になります。

本日は、移住3日目について書きます。前日に引き続き、この日も物件探しをしました。

朝10時。再びオンヌット駅に集合。こんなことなら、オンヌットのホテルに泊まれば良かったよ…。
本日は2軒の内見があります。1つ目は駅から徒歩1分、15,000バーツの物件です。綺麗な築浅物件のうえ、家賃も安いので魅力的ですが、前日の1軒目の方がファシリティーは良く、さらに「誰も住んだことがない部屋」のはずなのに、壁が異常なまでに汚れていました。一般的にタイ人は、日本人ほど神経質ではないらしく、それゆえに誰も指摘をしなかったのでしょうか?壁に薄茶色の「指の指紋」が無数にあるなんて不吉です。それでも駅から1分でこの安さは魅力的なので、幾度となくその指紋を模様だと捉えるように意識してみました。
薄く目を閉じ、3回唱えます。
これは指紋ではなく模様だ、これは指紋ではなく模様だ、これは指紋ではなく模様だ。
目を開けると不思議と模様に見えるんです。指紋の模様に。
この部屋のオーナーは、夏木マリに似ているのに、なぜか感じが良く、洗濯機がないことを伝えると「付けるわ。家賃は据え置きでね」と言い、「他に必要なものがあれば何でも付けるわよ」とまで言ってくれました。
何でも付けるですって?
お願いですから、これ以上、指紋は付けないで下さい。

2つ目の物件は駅から徒歩3分、25,000バーツのラグジュアリーな物件です。
とうとう予算オーバーの物件を不動産屋がプッシュして来ました。世に言う、忍法・ぶっこみの術です。
高級ホテル並みのエントランスと新宿高島屋を彷彿とさせる屋上庭園、そして同じ屋上には無駄にインフィニティーなプールがありました。
「この物件を見てしまったら、他の物件は見られないですよ!」と不動産会社の女性は興奮していましたが、いたって私は冷静です。なぜ、こんな物件をぶっこんできたのか?100バーツや200バーツの予算オーバーならともかく、5000バーツも予算をオーバーするなんて、日本円に換算すると2万円(1バーツ4円換算のカプ雄的・戒めレート)の差です。それだけ予算を跳ね上げれば、物件のグレードも格段と上がるのは当然でしょう。

午後4時には結果を伝えに行くと言い、一度ホテルの方へと戻ります。
実は、この不動産会社の女性と10時に待ち合わせをする前に、別の不動産屋へ電話をしており、同じ条件で物件を探してもらっていました。

約束時間の午後12時、聞かないと何も教えてくれないアバウトな女性とは対照的に、典型的な日本の営業リーマン風男子が颯爽と登場しました。さきほどまでの女性が、半袖・短パン・サンダルと三拍子そろった出川哲朗ルックなのに対し、こちらの男子はスーツに革靴。ハキハキとした口調と凛々しい顔立ちで、目の前に該当物件のリストを広げました。その数、なんと11軒!!出川女史が何の資料も用意しないのに対し、こちらはマンション名・築年数・広さ・間取り・家賃・最寄り駅・駅からの距離・無料Wi-Fiの有無など、必要だと思われる情報を全て一枚の表にまとめ、出川女が現地集合の徒歩移動なのに対し、こちらの男子はタイ人運転手を携えて車で案内、出川がカタコトたりともタイ語を話せないのに対し、男子はタイ語と英語を駆使してオーナーとも積極的にコミュニケーション。これ以上は書かなくてもお分かりでしょう。不動産会社の担当者勝負は、この男子の圧勝です。

この男子、車が物件に到着すると同時に、大急ぎで助手席から飛び降り、後部座席のドアを開けてくれます。どんなことがあっても、後部座席のドアも、建物のドアも、まるで触らせないことを使命としているかの如く、完璧なエスコートで次々と物件を見せてくれました。11軒もあるので、物件の詳細は省略しますが、どの物件でも「○○(金額)までなら下げられると思いますので、交渉します」「冷蔵庫は入れてもらいます」「この部分は必ずクリーニングさせます」と何でも聞く前に伝えてくれ、その姿勢に大感激しました。移動の車中でも、こちらから話題を振らなくても困らないほど、タイの生活について教えてくれ、楽しい時間を過ごすことができました。
ところが、肝心の物件がイマイチです。どの部屋を見てもオーナーの私物が散らかっており、なかには洗濯物が干してある部屋や、スーツケースが開いたままリビングの中央に置いてある部屋もあり、「これ、空き部屋って言うか、たまたま今、留守なだけなのでは…?」と何度も思いました。

このような泥棒気分を味わえる物件に侵入する度、営業男子は額から汗を吹き流し「すいません!私もこのような状態になっているとは知りませんでした」と侘び続けました。
別に謝らなくても良いけれど…、と思う反面「この不動産屋、ろくな物件がねえな」と諦めかけた時、ドッキューン!です。
最後の物件として紹介してくれた部屋は、完全な新築のため誰かが使った形跡は微塵もなく、家具も内装もシンプルに白と木目調で統一されていました。
35平米で15,000バーツ。プールは至って普通でしたが、この値段なら妥協できます。唯一、ネックになったのは徒歩7分の立地でしたが、オンヌット駅まではトゥクトゥクでのサービスもあり(駅から物件まで戻る時はない)、半ばここに決めかけていました。

ところが、最終的に私は、前日の1軒目の物件を選びました。
最後の物件の距離が気になることは気になったのですが、駅までの送迎サービスもあるし、腰の具合が良ければ全く問題のない距離です。最初の物件より少なくとも3,000バーツは安く、年間に換算すると36,000バーツ(144,000円)の節約になり、さらに家具や家電、部屋の雰囲気は最後の物件の方がシンプルでオシャレでした。それなのになぜ断り、1軒目を選んだのか?自分でも良く分からず、数週間が過ぎた今でも、この選択は良かったのか?間違いだったのか?と、ふと考えます。それほど、ここ数年で最も迷った決断でした。タイに住むこと以上に迷いました。条件的には最後の物件の方が良く、部屋も広くて、駐在しているスタッフも好印象で、1年契約ではなく半年契約でもOKにしてくれ、文句を付けるところはありませんでした。また、不動産会社の担当者も、営業男子の方が全ての面において安心できます。住み始めてから困ることや、大小さまざまなトラブルに対して、しっかりと対処してくれることは、火を見るより明らかです。

しかし、その物件には私の求めるタイらしさがありませんでした。白と木目調で統一された、私好みの部屋のインテリアは、東京の部屋によく似ていました。夏の東京で、小さなプール付きの物件に住んでいる…。そんな印象を抱いてしまい、どことなくそれを寂しく感じてしまいました。
タイに住む=憧れだけでは無理ですが、私は半永久的に住むつもりではありません。それなら、せっかくの機会を満喫するために、リゾートっぽい暮らしをしてみたい!!そんな理由で前日の1軒目に決めました。
「前日の1軒目に決めます」
担当者の女性に伝えると、その女性は初めて、私から要求をされる前に、オーナーに家賃の交渉をしてくれました。
※この日から本日に至るまで、彼女が自ら動いてくれたのは、これが最初で最後です。

洗濯機をつけた場合の家賃は、18,500バーツ(74,000円)で確定し、入居日として正式に決定した土曜日に洗濯機も設置してある状態で、部屋が引き渡されることになりました。保証金として1ヶ月分の前払い家賃を不動産屋に渡し、この日の手続きは終了です。

ちなみにタイでは、日割りの概念があまりなく、例えば月の半ばに契約をすると、その日付から1ヶ月後の前日までが、いわゆる「1ヶ月間」になります。日本のように、1日から31日までを「1ヶ月間」と揃えるための調整はしないようです。

夕飯として買ったガパオ弁当とカップ麺を持ち、ホテルに戻ると、S・BOXのスタッフが笑顔で迎え入れてくれました。
「お疲れ様でございますたー」

makura

※追伸:昨日のブログ内で「10,000バーツ以下で理想の物件を探すことは難しい」と書きましたが、あくまでも「私の条件では」という前提があってのことです。到着してから数週間、何名かの日本人の方と話しましたが、家賃が4,500バーツ(18,000円)の物件でも、私以上に、楽しく充実した毎日を過ごしている方もいます。
どこに重きを置き、何をもってどう感じるのかは、人によって大きく異なり、それは尊重されるべきだと思います。

それでは、また明日!

アユタヤ

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