【タイ移住30日目】タイの白髪染め
サワディークラップ。
シャワーを浴びているときに、ふと口ずさんだ曲が島倉千代子で、自分でも驚いたサワディーカプ雄です。
移住30日目、この日はとにかく部屋にこもって仕事をしておりました。
おし・マイケル((o(>▽<)o))
それで終わってしまっては、タイ移住体験談ではなくなってしまうので、移住30日目の午後にあったシャワーに関する出来事を振り返って行きます。
ま、それもタイ移住とは関係のない話ですけどね((o(>▽<)o))
移住30日目は自力で白髪染めをしました。それだけのことを移住30日目と言い切っちゃうところが、カプ雄らしさです。35歳を過ぎた頃からかしら?個性が抑えられなくなって困っています。さあ、話を続けましょう。
いつも童顔だとおだてられ、その都度、お世辞を全て鵜呑みにしてきた中年男性カプ雄。しかし、カラダは嘘をつきません。日本で生活している時も、月に一度は美容院もしくは床屋さんで、白髪を染めてもらっていました。自分で染めても良いのですが、染料でバスタブが汚れると、なかなか落ちにくく、さらに、どんなに水で洗い流してもタオルが黒(茶色)に染まり、あちらこちらに気を遣うなら、外で染めた方が手っ取り早く色持ちも良いのです。
しかし、以前も書いたように、ここバンコクで日本人が経営しているヘアサロンは、カプ雄にとっては少々割高。迷った挙げ句に自分で染めることにしました。
以前、購入していたカラーリング剤はコチラ!160バーツ(約640円)の商品です。
箱を開けると、専用ブラシと2種類のカラー剤、さらにはビニール製の手袋まで入っており、使い方も日本製の白髪染めと全く同じでした。ここで、カプ雄ふと迷ったのです。
部屋のシャワールームで染めたら、シャワールームが汚れてしまうのでは?と。
血液型のせいにするのは甚だ不本意ではございますが、O型として生まれてしまった以上、汚さずに染める自信がありません。
その瞬間、ひらめいたのです。カプ雄、ひらめいたのです。
プールがあるフロアに共有ロッカーがあって、そこにシャワーが2つあったじゃないか!
シャワーの扉さえ閉めてしまえば、そこで白髪染めをしているなんて分かるはずもなかろう…。
ふぉーっ、ふぉーっ、ふぉーっ!ふぉーっ、ふぉーっ、ふぉーっ!
そう、悪知恵を働かせる一方で、それを咎める自分もいました。
いけないナリ。共有の場所だったら汚れても構わないなんて、悪魔のすることナリ。(コロ助)
そもそもバレなければ良いなんて発想が下品すぎるザンス。(イヤミ)
うほほーい。きーん。んちゃ!ほよよ?かっくいー!(アラレ)
悩みに悩んで、カプ雄は不良と呼ばれる道を選びました。転落人生の始まりです。
白髪染め一式を箱からビニール袋に詰め替え、さらに小さめのタオルを持ち、プールのある共有フロアに行きました。音を立てずに男性用ロッカーの扉を開けると、そこは無人。
I know(英語)phom ruu(タイ語)知っとるわ(上沼恵美子)。
この共有ロッカーを利用している人なんて見たことがありません。シャワールームの扉を開け、中に入り、静かに鍵を掛けました。悪いことをしている意識があると、自然と所作も無音になります。
急いで全裸になり、慌ただしく白髪染めを始めました。シャワーやトイレが備え付けられている共有ロッカーを、こんな時間に使う人はいませんが、このマンションは清掃スタッフが過剰なほどいるため、彼女たちがいつ、ここに入って来るかは分かりません。髪全体に液体を行き渡らせ、あとは5分、祈るように待つだけです。神様、ラモス様、欧陽菲菲様、どうか5分間だけ私に時間を下さい。誰も入って来ないよう、ロッカールームを見張っていて下さい。
手首についたカラー剤は、すぐに流さなければ着色してしまうので、ここだけでも先に洗い流そうと、シャワーをひねった、その時でした。
ほよよ?んちゃ!うほほーい!
シャワーから何も出ません。引いても押しても、右へ左へまわしても、シャワーから何も出ず、どこかにボタンがあるのでは?と、シャワーヘッドからホースに至るまで探してみましたが、そんなものは見つかりませんでした。狭いシャワールームの中で、全裸のカプ雄は激しく動揺し、このままでは外へ出られないことに気付きました。ツンとしたニオイのカラー剤がべっとりと付着した髪ではシャツを着ることも不可能で、ましてや、服を着たところで、この髪ではエレベーターに乗ることなど出来ません。誰かに見つかってしまったら、それこそ大騒動です。
シャワーの扉を小さく開き、人の気配を感じないことを確認すると、小さなタオルで股間を隠し、隣のシャワールームへワープ。それでもやっぱり水は出ません。パンツを履き、ハーフパンツも履き、たわわな上半身を剥き出しにしたまま、手を洗う洗面所で腰をかがめ、そこで髪を洗い流しました。
何度も蛇口に頭や手の甲をぶつけながらも、この間に清掃スタッフが入って来ないことを祈りつつ、急いで流し続けました。
髪は綺麗に黒々と染まりました。
しかし、些細な悪事が惨めさに繋がり、心まで綺麗に黒々と染まりました。
目の前にあるものが、普通に使えると思ったら大間違いで、シャワーから何も出ないことだって起こりうるのです。それがタイです。
リクエストはバンコク在住サワディーカプ雄さん、37歳。島倉千代子で人生いろいろ。
<この日の出費>※レートはカプ雄の戒めレート=1バーツ4円計算
パッケージがグロすぎるタバコ:68バーツ(約272円)
切った野菜が入っている鍋の具材:32バーツ(約128円)
道端で可愛いバアさんが絶賛販売中!プリン飯:10バーツ(約40円)
安くなっていたから買った食パン:15バーツ(約60円)
安くなっていたから買ったパン:11バーツ(約44円)
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サワディーカァー( ˆ﹀ˆ )イープン花子です
髪染めの件はよくわかります。日本の賃貸物件のお風呂の床とか白いタイプが多いから染まるというのか汚れますよね。私も美容室で染めてもらいます!髪の毛が長いという事も理由ですけど(´ー`)
し、しっーーーかし!!なんて事態ですか?コントを絵に書いたような(笑)男ひとり裸祭り∩(´∀`∩) ワッショーイ ワッシ ∩( ´∀` )∩ ョーイ ワッショーイ (∩´∀`)∩
失礼とは思いましたが光景を想像したら笑えました。縮こまった身体で手洗い場で水道に手や頭をぶつけながら洗うカプ雄さん(笑)相当焦りましたよね!!
しかも隣のシャワー室へ移動する際に股間を隠すのは小さなタオル(ノシ`>∀<)ノシ 身体もイチモツも縮こまってしまったのですね←
いやぁ…タイは恐ろしい(笑)と思いましたが、日本のひなびた観光地のお手洗いも然り…流れないという不測の事態はありますものね。
やはりなんでも最初に水が出るか?何事も確認を怠らない事の大切さを学びました( ˆ﹀ˆ )