【タイ移住415日目~タイ移住421日目】もしもタイでパスポートを紛失したら
おはようございました。
バンコク在住のサワディーカプ雄です。サワディーカップ。
そうねえ…。私の人生がもっと劇的だったら、何かしらあるんでしょうけど、学校が始まると授業や宿題で時間が取られて、お伝えできるような事が何もありません。しみったれた人間がブログなんて書いて、ごめんなさいね。
以前「たとえばタイで死んだら」と題し、タイで亡くなった場合のことを書いたのですが、驚くほど反響が薄いと言うか、まったく何の反響も頂きませんでした。世の中の人、みんな死んだのかしら?ってくらい。
それでも、懲りることなく今回は「もしもタイでパスポートを紛失したら」を書きたいと思います。こういうプチ情報も、そのうち書くことがなくなるでしょうね。そしたら、「もしも細川たかしが救急車だったら」とか「もしも郷ひろみがミンミンゼミだったら」とか栗田貫一のネタを一通りなぞらえて、最終的には「もしも明日が晴れならば」「もしもピアノが弾けたなら」と、わらべから西田敏行にまで話題を広げて行きたいと思います。
その前に、今週もタイ移住生活をプレイバック。
初回から一貫して、移住していようが移住していまいが、もはや関係なくね?的な内容が含まれていますが、私の腐った人間性を晒すことにより「こんな人でも移住できるんなら私でも移住できるわー」と勇気を与えられていると信じています。
<タイ移住415日目>
まず、悪口な。
サワディーカプ雄と言ったら他人の悪口。それでお給料を貰っているようなもんですもの。
アタクシ、気付いています。このブログ、ほとんどの人が二度と読むか!って呆れてバックボタンを押すものの、ごく少数の限られた人たちはリピートしてくれており、こんな私の自分勝手な言い分を少し楽しんでくれている気配すらございます。ありがたき人々。たぶん、ちょっと性格に難のある人々。
きれいなことばかり書いているブログなら、他にも山ほどあるからね。行きたきゃ、そっち行けばいいの。
タイの匂いに包まれて~とか、アジアの風を身にまとい~とか、微笑みの国で誰より微笑んでいたのはワタシでした~とか、きれいな文章は、ある程度の人格者じゃないと書けないでしょ。だから、やっぱり悪口書くね。大人なのに書いちゃうね。学校のことは書かないって言ったばかりなのに、簡単に撤回して生徒の悪口から今週は始めちゃうね。
一人な、も~のすごく、スーパーつまんね~ぇ男が居て、そいつがハイパーメディアクリエイターをも凌駕するほどの寒さ大爆発で、それに加えて、自分のウスら寒さに自覚がないもんだから、授業中にちょいちょい大声でクッッッソつまんねぇ~事をブッコむの。やっぱりね、無自覚ゆえに放つ罪の大きさって深刻。面白いと思っているから、みんなに聞かせたいんだろうね。周りに流れる空気を制止してまで意気揚々と発言して、その自信がそうさせるのか、わざわざ他人の顔を覗きこんで反応まで窺うタイプ。容易に想像できるっつーの、小さい頃に中山秀征とか森脇健児を見て育ったんだろ。
そんなもんだから、当然の如く、彼が発言する度に、場の空気がしらけるわけで。
でも彼は私に言いました。
「みんな、ノリ悪くないっすか?笑いのツボが違うのかなー」
なんですって!?
瞼が痙攣しそうになった私に向かって、彼は続けます。
「カプ雄さんのツボって何ですか?オレ、合せますよ」
貴様ごときが合わせられるツボなんて持ってねーよ、出直せ、ガキが!!
いいか、よく聞け。小学生の頃の私は、習字の授業中に筆を頭の右上に立てて「祈る子と書いてレイコ」と言い、家庭科の授業では銀のボウルを両手に持って「鉄仮面伝説」と呟きながら顔を覆い、理科の授業ではブラインドを駆使して石原裕次郎を真似、音楽の授業では小太鼓を使ってC-C-Bを模写、休み時間には黒板を使って村野武憲と千昌夫のホクロの円周率を割り出すなど、他人の反応なんて一切窺わず、自分だけが楽しめる時間を送って来ました。
この日、タイで働いている友人と夕飯を食べに行き、私は彼の悪口を捲し立てます。
人の悪口を言いながら食べるメシって、なんであんなに美味しいんでしょうねー。
饒舌な私に対して友人は、悪びれもなく言います。
「最終的にどっちが勝つんでしょうね。寒くて図太い男VSえーと、カプ雄さんみたいな人のこと、何て言うんだっけ?えーと、えーと、あっ思い出した、発達障害!」
突然の宣告に何も言い返せず、他人の悪口は美しい弧を描くブーメランとなって、私の心に突き刺さりました。
人の悪口なんて言うもんじゃないですね。
<タイ移住417日目>
その友人と、この日もご飯です。
タイに来てから1年以上が過ぎたのに、なかなか新しい友達ができません。ま、要らないんですけどね。
「日本人がいないレストランで美味しいタイ料理が食べたい」
私のリクエストに対して友人は、わざわざタイ人の同僚に電話で聞いてくれ、この日はバンナーの外れにあるタイ料理のレストランまで行きました。その際、タイ人の同僚は「車がないと行けないよ」と忠告してくれたのですが「足があるのに行けない場所なんてなかろう」と、あっさり助言を無視をしたため、駅から1時間も歩くハメになります。
開放的な店内に適度な風が吹き抜け、サバーイサバーイ。
テーブルのすぐ横には、大きな池まで広がっています。
「ねえ、あんた。そのタイ人に、日本人がいない美味しいレストランって聞いた?」
「聞きましたよ。ほら、1人も日本人なんて居ないじゃないですか」
「日本人どころか客が一人も居ないんだけど」
ワテら2人を取り囲む店員の数は5人。
ここでカツアゲされたら最後は池に沈められて終わりです。
せやかて、アロイねー。ここ最近は、タイ料理を食べる頻度が格段と増えています。
飲み物2杯と料理が3品、白米も3杯食べて合計460バーツ(約1380円)。
本当、食事に関してだけ言えば、帰りたくありません。
<タイ移住419日目>
タイでは日本のキャラクターが人気です。
ミスドでドラえもんのドーナツが売っていたり(期間限定)、アラレちゃんの帽子が売っていたり、くまモングッズの専門店があったり、なかにはライセンスを取っているんだろうか?と思う物もあるほど、いたるところが日本のキャラクターで溢れています。
当然、日本のアニメも放送されていて、例えばドラえもんは吹き替えで放送されていますが、のび太の声なんて日本の声優とそっくり!似たような声の人を採用しているのでしょうか。アニメを観ながらタイ語の勉強をするほど熱心な私ではありませんが、ストーリーは同じなので「へえ、こういう言い方をするんだ」とか、偶然の発見も多く、なかなか楽しめます。
日本で2014年に上映された「STAND BY ME ドラえもん」も、先日タイのテレビで観ましたが、最初から最後までタイ語が分からなくても、知っているストーリーなので、同じように感動しました。
しかし、どんなに日本のキャラクターが愛されていても、その背景や設定を正しく理解していないタイ人もいます。
日本人でも正しく把握していない人が多いので、この場を借りてお伝え致しますと、アンパンマンに登場するジャムおじさんとバタ子さんは妖精です。以後、お見知りおきを。
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☆もしもタイでパスポートを紛失したら☆
1、まずは紛失・盗難の届けを出します。
→紛失または盗難のあった場所を管轄する警察署への届けが必要になります。そこで紛失(盗難)証明書=ポリスレポートを発行してもらいます。これがなければ、パスポートを再発行してもらうことができません。管轄する警察署が分からない場合は、タイ国観光警察(ツーリストポリス)へ問い合わせます。
<タイ国観光警察=ツーリストポリス>
☎1155 もしくは ☎02-356-0583
24時間対応ですがタイ語か英語での対応になります。
2、大使館または領事部で再発行
→長期滞在者など、しばらくタイに滞在する予定のある方は、大使館または領事部でパスポートの再発行を申請します。
申請に際して必要なものは以下の通りです。
・紛失(盗難)証明書=ポリスレポート
・パスポート用の写真2枚(縦4.5cm×横3.5cm)
・大使館窓口にある書類(紛失一般旅券等届出書・一般旅券発給申請書)
・戸籍抄本または謄本
※申請前6ヶ月以内に取得した書類に限られるので日本から取り寄せる必要があります。
・手数料 4,480バーツ(10年用) 3,080バーツ(5年用)
※タイバーツ現金のみです。
手数料や必要書類に変更が生じる可能性もあるので、大使館へ問い合わせてから申請をされた方が良いでしょう。
<在タイ日本国大使館>
☎02-207-8500(代表)
☎02-207-8502(領事部邦人救護担当)
対応時間は平日8:30~12:00/13:30~16:00です。
→観光旅行など短期間滞在の方で、既に帰国の便が決まっている場合は、同じく大使館または領事部でタイ渡航書を申請します。
申請に際して必要なものは以下の通りです。
・紛失(盗難)証明書=ポリスレポート
・写真2枚(縦4.5cm×横3.5cm)
・大使館窓口にある書類(紛失一般旅券等届出書・渡航書発給申請書)
・日本国籍を立証するための公文書
※戸籍謄本、本籍地の記載のある住民票、本籍地の入っている日本の運転免許証など。すぐに準備できない方は事前に大使館へ相談すること
・帰国便の航空券または予約確認表
・手数料 700バーツ
※タイバーツ現金のみです。
<注意>タイ渡航書は、パスポートではないため、他国への入国はできません(トランジットは可能)。
タイ大使館からのメールによると、今年の1月~6月の上半期だけでも、旅券の紛失・盗難届が166件あったそうです。
また、その他にも「旅券を損傷して空港で出国できなかったケースも報告されている」とのことです。
例1:旅券を濡らしてしまったケース
→衣服のポケットに入れたまま洗濯してしまったり、豪雨によって旅券が濡れ、出入国のスタンプが滲み、判別不能と判断されたり、ページの一部が剥がれ落ちてしまったり、とにかく濡れることによる損傷には要注意です。原則として外国人はパスポートを持ち歩かないといけないルールになっており、だったらよー、ソンクラーンの時に外国人に水を掛けるなよ!!パスポートが濡れたら台無しじゃねーか!!
例2:旅券のページを破損してしまったケース
→ホチキスで留めた出国カードを取る際にページを破ってしまったり、ズボンのポケットに入れたまま椅子に座ってICチップのページが破損してしまったり、折れたり破れたりすることで破損旅券とみなされます。ちなみに私のいとこは、タイに到着するなり「これ要らないよね」と出国カードをゴミ箱に放り投げていました。脳ミソが破損しています。
例3:旅券に書き込みをしてしまったケース
→子供が落書きをしたり、就航先のページに自分の訪れた国をメモってしまったり、係官以外の人間が書いたものがあると損傷とみなされます。以前、私もパスポートに後藤真希のシールを貼っていたら、日本を出国する際に係官から「剥がして下さい」と優しく注意されたことがあります。
海外に行ったら「命の次に大切なもの」と言われるパスポート。
現金さえあれば再発行できるんだから、お金の方が大切じゃね?と思うかもしれませんが、盗まれたパスポートがどのように使われるのか?を想像すると、命の次に大切だと言われる理由も分かる気がします。
この世にカプ雄は1人で手一杯!