【タイ移住48日目】バンコクのインド人街
サワディークラップ!
さて、移住48日目です。
この日は日曜日で、バンコクにあるインド人街まで行って参りました。
神よ、ブッタよ、スーパーゼウスよ、本題に入ったかと思いきや、すぐ無駄話に切り替えるカプ雄の悪い癖をお許し下さい。
カプ雄はカレーが大好きで、特にインドやネパール方面のカレーを愛してやみません。東京では週に何度も自宅近くのネパール料理屋へ行き、ネパール人からも「飽きない?」と日本語で聞かれる始末でした。しかし、そんなネパール人たちを華麗に裏切り(カレーだけにネ♪)、途中から会社近くのインド料理屋に心を奪われ、今までどんなに呼ばれても会社へ行こうとしなかったカプ雄が、積極的に青山まで足を運ぶようになりました。
会社の人たちも「会社ではない。こいつはインド料理屋に用がある」と120%勘付いており、それでもそんなカプ雄を誰も咎めようとはしませんでした。なんだろ…ホームシックならぬカンパニーシックかしら。無性に今日は会社の人たちへの愛が溢れています。
そんなヨイショは置いといて、タイのカレーも美味しいですが、やはりインドのカレーとは異なります。
どうしてもインドカレーが食べたくなったカプ雄は、軽い気持ちでインド人街を目指したのですが、それは予想以上に遠い道のりでした。
インド人街・通称リトルインディアは、MRT(地下鉄)のフアランポーン駅1番出口が最寄りとなりますが、地図で確認をしたところ、BTSのウォンウィエンヤイ駅からでも、さほど変わらない距離に見え、ガイドブックにもタイ在住の先輩方のブログにも「MRTのフアランポーン駅から」と書いているのにも関わらず、勝手にアレンジを利かせてBTSのウォンウィエンヤイ駅から行くことにしました。すぐ無駄話に切り替えることと同じく、方向音痴のくせにアレンジをしてしまうところもカプ雄の悪い癖です。
だってさー、地下鉄への乗り換えって意外に面倒くせーし、BTSならラビットカードの回数券で安く行けちゃうからさー。
でも、ちょっとした金額をケチって失敗するパターンが多いんだよね、おカプ。以後、気を付けます。
お察しの通り、この決断が大失敗でした。歩くのなんのって、炎天下を1時間の武者修行です。
スマホの地図アプリって、ありまっしゃろ?私はあれの見方が未だに分かりません。太線の示す方向に歩けば歩くほど、どんどん目的地から離れて行くので、慌てて戻ると今度は違う方向に進んでしまい、最終的には突き当たりに辿り着きます。まるでそれはカプ雄の人生そのもので、無限にある選択肢のゴールのどれもが行き止まりになっているような気がしてなりません。
カプ、これ食べたかったんだー!!
アイスを選ぶとパンに挟んでくれて、このボリュームで12バーツ(約48円)!
タイ語スクールの近くでも売っているようで、これを持ち歩いているタイ人を見かけては「どこに売ってんだよ」と血眼になって探しましたが、いつも見つけることができず、結局こんな辺鄙な所で運命の出逢いを果たすことができました。
味はマイウー!超マイウー!!疲れていたから何でもウマイんだろうけどね。
アイスパンのジャムおじさんに別れを告げ、そこから歩くこと30分。それでもまだまだインド街は私の前に広がってくれません。しかし確実に近づいているようで、サリーやターバン姿のインド人を目撃する回数は増えていきました。そして、さらに15分が経過したころ、煌びやかなサリーを売っているエリアを発見。間違いねえ、ここがインド人街です。
お目当てのカレー屋は細い路地裏にありました。
あえて店の名前は出しませんが、注文したカレーは大好物の「ほうれん草のカレー」です。
目の前にドーンと置かれた瞬間、コレコレコレコレ!!約2時間の旅路の終着点はコレだったんだよー!!と一人静かに興奮しましたが、口に含んで味を確かめると、脳裏を駆け巡ったのは、のど自慢の鐘一つ。何だろ…、マズくはないけれど、全然ウマイとは思わねぇ…。カプ雄は海外旅行が好きで、タイに限らず色々な国へ行っては、本場の味を楽しむのですが、たとえ味付けが日本で食べる料理と同じでも、決定的に味は異なります。それは日本人向けにカスタマイズされているか?否か?の問題ではなく、野菜や果物など素材そのものの味が異なるのだと思います。
ほうれん草の品種は多岐に渡り、特に日本では野菜の品種改良が盛んに行われているため、味がまろやかで雑味が感じられなく、それが美味しい「ほうれん草のカレー」を作り上げているのだと思います。青山のインドカレーも大久保のネパールカレーも、本場の味を再現しようとスパイスなどは輸入していると思いますが、ほうれん草は日本産でしょう。この違いが、味付けは同じでも別の味に感じてしまう所以であり、カプ雄は「日本で食べる本場のカレー」が好きなのだと、ある種の矛盾に気付きました。
落胆は肉体的疲労を倍増させ、帰りはタクシーに乗ろう!と辺りを見渡したものの、こんな時に限って一台も見つからず、近くにあるチャイナタウンまで行ってみることにしました。チャイナタウンの詳細は省きますが、よその国のチャイナタウンと同じで、これゴミ?これ何に使うの?誰が買うの?と驚いてしまうような、どうでも良さそうなものをゴチャゴチャと密集した場所で売っていました。
ここもつまんねぇな…。
しかも坊さんに水を掛けられたし…(# ゚Д゚)←縁起が良いことなので怒ってはいけないそうです。
帰り道が分からなくなったので、いかにも観光客っぽい欧米人ファミリーの後を付け回して歩くこと20分。MRTのフアランポーン駅に到着し、カレーを食べるためだけの果てしなくつまらない一日は終わりました。
<この日の出費>※レートはカプ雄の戒めレート=1バーツ4円計算
カレー(チャイと生野菜付):225バーツ(約900円)
道端で買った冷たいお茶:30バーツ(約120円)
キウイスムージ:35バーツ(約140円)
憧れだったアイスのパン:12バーツ(約48円)
トイレットペーパー(8ロール):89バーツ(約356円)
詰替用のハンドウォッシュ:39バーツ(約156円)
脇にコロコロして塗るやつ:45バーツ(約180円)
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かぷ雄さん
かぷさん、ローカルフードにチャレンジャーですよね!
(^-^)
でも写真にあるパンにアイスのっかってるやつ。
日本のタイ料理屋の裏メニューで食べたことあります!
意外に美味しかったです(^-^)
見た目は「え…?」って感じなんですけど
食べると何か不思議で軽くて美味しかったよーな。。
記憶があります。
そしてパンを支えてるかぷさんの手首が黒いです(^-^)
タイ焼けでしょうか??.。o○/▼☆▼\.。o○
SOl