【タイ移住5日目】タイでの携帯電話購入と引っ越し

サワディークラップ。
今日は朝からイラつき気味、男の更年期障害マチガイナシのサワディーカプ雄です!
移住5日目の朝は、けたたましい火災報知機の音で目が覚めました。
前日の夜、タイの携帯電話の料金プランをGoogle翻訳のお世話になりながら隅々までチェックしていたため、パソコンを閉じたのは深夜2時を過ぎた頃でした。MBKも10時にしか開かないだろうし、10時過ぎに起きれば良いざましょ!と、目覚ましをセットしてから、わずか3時間半後の朝5時半。破壊力抜群の火災報知機の音が、ホテル内に響き渡りました。
火事?また火事?
4年前、私が世田谷に住んでいた時です。平日の朝5時に隣接する民家が全焼しました。
火が燃え移ることはなかったのですが、煙はマンション内にも広がり、息を止めて逃げました。
1年半前、私が新宿に住んでいた時です。平日の朝4時半頃、同じマンションの1階から出火しました。
非常階段も真っ黒な煙に覆われ、その後しばらくの間は煤(すす)のにおいが取れませんでした。
1ヶ月前、私がサンフランシスコに旅行をしていた時です。夜10時頃、隣のホテルでボヤ騒ぎがありました。
それはボヤ騒ぎで終わりましたが、異国でのトラブルにヒヤヒヤしました。
それほど私には、ここ数年、火難がまとわりついています。
あまりの音の大きさに、両耳を塞ぎながら5階から1階まで非常階段を使って降りると、続々と宿泊者たちが同じく両耳を塞ぎながら、各階の非常扉から飛び出して来ました。この小さなホテルに、こんなに人が泊まっていたなんて…そう思えるほど、雑多な人種で埋め尽くされた1階のフロント付近では、何のアナウンスもなされずに、ただスタッフたちが慌ただしそうに動いていました。
いつも朝食を配ってくれる、おばちゃんのところに行くと、おばちゃんは呑気に「おはよう。何か飲む?」と聞いてきました。おはようじゃねーよ、火事じゃねーのかよ!!
「ノーノーノー、誰かが部屋でタバコを吸ったの」
全室禁煙のホテルでは、一人の身勝手な行動が、宿泊客全員に迷惑を掛けます。
しかも朝6時に一服って…。せめて10時過ぎに吸えや!!
この日の予定は、携帯の購入と14時の引っ越しです。
前日の夜、悩みに悩んだ挙げ句、携帯はタイの会社Trueに決めました。日本のように、通話とネットがパッケージになっているプランもありましたが、なるべく利用料金を抑えたいので、ネットだけ月額199バーツ(約796円)で使い放題のプランに入り、通話はプリペイドにしました。本体も不具合が生じたときのために、Trueの店舗で購入しようと決めていたのですが、狙っていた1,990バーツ(約7,960円)の機種がなかなか売っておらず、BTSを何度か乗って、あちこちのTrueを周り、ようやく5店舗目でゲットしました。

※日本とは異なり、本体とSIMを別々の携帯会社にしてもOKです。
本体が1,990バーツ、SIMが49バーツ(約196円)、ネットのプラン199バーツ(無制限)、そして7%の税金。全部で2,502バーツ(約10,008円)の費用は、日本よりもだいぶ格安です。これで少なくともネットは、いつ、どこでも可能な状態になりました。何かを調べたい時に、いちいちWi-Fiスポットを探す手間が省けます。
この時、既に12時半。時間も時間なので、通話料金のチャージは後日コンビニで行うとして、一度ホテルに戻り、大量の荷物を抱えて、いざ引っ越しです。あまりに重そうな荷物を手に、ヒーコラヒーコラ・バヒンバヒンな私を見るに見かねたのか、ホテルのスタッフたちが手分けして荷物をタクシーへと積み、行き先まで運転手に伝えてくれました。本当に優しくて親切な人たちです。LOVE涙色♥
やや渋滞していたので、オンヌットのマンションに到着したのは、ちょうど14時でした。
ここで不動産会社の女性&部屋のオーナーと待ち合わせをすることになっています。しかしオーナーは、時間にルーズなことで名高い生粋のタイ人。14時半を過ぎても到着せず、14時45分頃にようやく姿を見せたかと思いきや、この期に及んで「まだ部屋のクリーニングが終わっていないから、もし今日中に入居するなら19時以降にして」だの「メールボックスの鍵がないの。今、手配していて月末までには渡せるから、それまでメールボックスは開けられないわ」だの「洗濯機は買ったけれど、配送が混雑していて間に合わなかったの。来週の水曜には設置できると思う」だの、約束と違うことだらけ!!てめぇ、このヤロー、こちとら、本日分から家賃を払っているだろ!!
不動産会社の出川女史に、その旨を伝えたものの、作成した契約書を修正するのが面倒なのか「タイっぽいですよね。これがタイなんです」と、しらばっくれるのみ。おめぇがタイを語るなよ!!
言いたい文句は山ほどありましたが、言ったところでクリーニングが瞬時に終わるわけでもなく、なくした鍵が出てくるわけでもなく、洗濯機が飛んで来るわけでもなく、私が折れるしかなさそうなので諦めることにしました。
部屋に入って、さらに唖然。テレビもレンジも箱から出されておらず、よくこんな手付かずの状態で堂々と遅刻をするものだな…と、感心さえしてしまいました。悪い予感は的中して、次々と手伝わされます。出川はそれを手伝いもせずに「私は細かいところをチェックしておきます!」など、明らかにラクなことを恩着せがましく言っては、うろうろと室内を徘徊していました。
心身ともにグッタリで、16時に解散。
その後は、Tesco・Lotusのフードコートで、40バーツのカレーを食べて、ホテルへ戻りました。
そりゃー、ホテルのスタッフも驚くでしょう。
「引っ越しだから、今日は戻らないと思う」
「チェックアウトは明日だから、明日また来る」
そう言い残して出て言ったサムライが、たった3時間で戦に敗れた顔をしながら帰って来たのですから。
「どうしたの?引っ越したんじゃなかったの?」
「おかえり、カプ雄。1ヶ月くらい、ここに居ればいいよ」
頼む。今は気が立っているから私をからかうな。
さもなければ、燃すぞ!燃してやるぞ!火難じゃ、火難!!爆音の報知機を鳴らさんかい!!
水道代は1階の管理事務所で支払い、電気代はバーコードが印刷された用紙を持ってコンビニやスーパーで支払い、ネットのプロバイダー料金(True=月々599バーツ=約2,396円)はTrueショップで支払い、家賃はオーナーの口座に銀行振込。
全部が全部、いちいち違う支払い方法なんて面倒くせえな、おい!!
夜遅く、ホテルまでの帰宅途中で購入したパン3つ(全部で100バーツ)を食べて、この日は終了。
翌日こそ、無事に引越しができると信じて眠りにつきまーた。
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