【タイ移住296日目~タイ移住302日目】タイの観光ビザ(2度目)

☆みんなおはよう☆
タイ移住中のサワディーカプ雄です。
こんな気持ち悪い挨拶をしたのにはワケがあります。
今朝、どーしよーもないモデルのブログを、たまたま読んでいたら、☆で括る場所を間違えていて、とんでもない文章になっていました。以下、どーしよーもないモデルのブログを抜粋します。
☆みんなおはよう☆
朝早くから♫ 大好きなお菓☆子作りをしているよ~☆
あんたも好きねぇ~。
さてと、なんだか今日は書く気がしませんが(またかよ)、【タイ移住296日目~タイ移住302日目】を振り返ってみます。
ブログを終えたら♫ 大好きな機関車トー☆マスでもかこう~☆
<タイ移住296日目>
2度目の観光ビザを取りにビエンチャンまで行きました。
いろいろな行き方がありますが、私は高くてもビエンチャンまで飛行機を利用します。ウドンタニまで国内線で行き、そこから陸路で行く方法や、バンコクからバスやツアーも出ていますが、腰が悪いもんでねー、なるべく長時間の移動は避けたいの。ちょっとでもコストを抑えたい方は、検索すればすぐに見つかるYo!
観光ビザを取りに来たのは2度目ですが、ビエンチャンは3度目になります。
もうここで見たいものは何もないね…。到着したビエンチャンの空港から、ホテルへ一直線。寄り道なんてしません。
チェックインは14時から!!とフロントに大きく書かれていましたが、バウチャーを見せると、すぐに部屋へと案内してくれました。
ホテルの外観は立派だったのに…(-_-;)
サイトの写真では部屋もキレイそうだったのに…(-_-;)
ここからは劇的ビフォーアフターのBGMを思い浮かべて、加藤みどり風に読んで下さい。
築3年。1泊3,000円のホテルがありました。

独房を彷彿とさせる薄汚れたシャワールームと質素な便器。バスマットは便座の上にぶん投げられています。

窓がなく、最大の明るさでも丑三つ時。心が折れる音がしました。
気を取り直し、視線を落とすとバスタオル。

なんということでしょう。雑巾にしか見えない灰色のタオルには大きな穴が開いていました。
(劇的ビフォーアフターおわり)
日本の相場で考えると「そんな安いところに泊まるからよ~」と思われるかもしれませんが、ビエンチャンには、もっと安いホテルが沢山あります。私は狭かろうと愛想が悪かろうと構いませんが、しみったれた部屋が一番嫌いです。
何このリアルお化け屋敷!!
部屋を変えたところで程度が知れるし、キャンセルしても払った金は返って来ないし、ここはポジティブに「どんなに汚してもバレやしない」「シャワーで小便するのも粋」「窓がないから全裸で過ごせる」「タオルの穴で遊んじゃお❤」と、自分を奮い立たせました。
ちなみに、朝は空港のラウンジで恥ずかしいほど食べ、数分後には機内食も平らげ、まったく腹が減らなかったので、夕飯はバナナシェイクのみで済ませました。

こういう女子っぽいチョイスをちょいちょいしますが、わりかし飲んでから慌てて写真を撮るところが男子です。
<タイ移住297日目>
この日は朝からタイ領事館へ、観光ビザの申請に行きました。
バンコクからビエンチャンの空港までバンコクエアウェイズを利用すると、定刻通りでも到着が11時ちょうどになり、8時30分~11時30分までの受付時間には、ギリ間に合わず(入国審査も移動もございますでしょ)1日目をムダにしてしまうことが欠点です。
8時到着を目指して、まずはリアルお化け屋敷で腹ごしらえ。
並んでいたのは、お粥、チャーハン、食パン、ハム、目玉焼き。フルーツやサラダなんてものは一切ありませんでした。5種類しか用意していないくせに、スタイルだけは一丁前にビュッフェ形式。チョイスしたのは、お粥、チャーハン、食パンと、まさかの主食三昧です。いいのよ、腹が満たされたら。それでも「やっぱりラオスって、何を食べても美味しおすな~」と感心した瞬間でもありました。好みは人それぞれですが、日本人の舌に合う味だと思います。
トゥクトゥクでタイ領事館へ行き、到着するや否や代筆屋が声を掛けて来ました。
彼らは申請書への記入だけではなく、パスポートのコピーや証明写真まで用意してくれるようです。でも、用意しちゃっているからねーと断ると、代筆屋がやたらと4、4と繰り返します。フォー、フォーって何?今さらレイザーラモンHGブーム?
立ち止まって聞いてみると「ビザ、オンリー4」とのことで、それでも理解できずにいると、私のパスポートを開き、「1、2、OK!オンリー4」と見つめながら訴えられました。
ワンと言いながら昨年7月に取得した学生ビザを指し、ツーと言いながら12月に取得した観光ビザを指します。要するに4回までってことを言いたいのね…。それって、4回までは取れて5回目はダメってこと?え、観光ビザだけで4回?
いろいろと謎が残りますが、なんせラオ語が話せません。
これと似たような話で、タイのスーパーで「2個買うと1個サービス」と書いている時、2個をレジに持って行けば1個が無料になるのか、3個レジに持って行けば良いのか、いつも悩みます。
8時に到着し、受付開始は8時半から。ほとんどの人がきちんと来た順に並んで座っていましたが、相変わらず一定数のズルをする輩がいます。こういう時、いつも偏見で中華をマークしてしまいますが、意外と白人も、とぼけたフリをして割り込もうとします。そして、過去の経験を踏まえて分析をすると、ズルを企てる白人の多くは、小太りで逆さまつ毛です。どこにも載っていない情報でしょ、これ。地球の歩き方では得られません。
ビエンチャンのタイ領事館の係員も例外なく皆さん無愛想なので、割り込みをしようとする人にも「並んで」と冷たく言い放つだけで、どんな理屈を並べても決して受け付けません。
「並んでいるとは思わなかった」
「あんなところに椅子を置くからだ」
小太りの逆さまつ毛が声を荒げても、表情一つ変えずに「並んで」と後ろを指すだけで相手にもしません。聞く耳を持たないことを素晴らしく感じる光景です。
そんな素晴らしい係員ですが、私の書類には目を通すこともなく、受け取ると同時に、番号が書かれた紙を差し出して来ました。ちょっとくらい見てよ…。明日、何かが足りないからビザを発行できないとか言われても困るんだけど…。ま、知ったこっちゃないんでしょうね。自己責任だろって話。
8時45分には領事館を出て、そこからヒマを極めます。
ちなみに朝、炭水化物を吐くほど食べたので、夕方まで腹が減らず、この日はドーナツを食べただけで終わりました。

相変わらず女子っぽいチョイスをしましたが、わりかし食べてから慌てて写真を撮るところが男子です。
<タイ移住298日目>
この日は午後1時半にビザを受け取りに行きます。
10時には部屋の掃除が来てしまい、3時間半もあるので歩いて行くことにしました。道は把握しているつもりです。途中でタラートサオ(市場)や、隣接しているモールを経由して、てくてくと歩き続けた結果、やっぱり迷子。それでも、こっちかな?と手探りで進むと、赤土と埃と木しかない場所に到着してしまい、志半ばでのトゥクトゥクです。
「いくら?」
私の問いに運転手は答えます。
「いくらがいいの?」
面倒くせー、こういうホステス的会話!!だいたい、どこにいるか見当もつかないし、提示した金額が相場より高くても、どうせ上乗せするんだろ!!
「じゃあ、2万」
「2万?ノー!!3万」
ほらね、やっぱりね。でもね、奥さん、こういう時は立ち去るフリをすれば運転手が妥協してくれるって、何かで読んだのよ~。
「3万?じゃあいい、センキュー」
私が立ち去るフリをすると、トゥクトゥクが立ち去りました。うっそ~ん!!
「ちょっと待ってぇ~~~~」
妥協をしたのは私でした。
13時前には到着したので、近くのカフェで待機します。

やっぱり女子っぽいチョイスをしましたが、わりかし飲んでから慌てて写真を撮るところが男子です。
13時半。前日渡された番号順にビザが配布されます。
1番の方は窓口へ、2番の方は窓口へ、3番の方は窓口へ、と自動のアナウンスが響き、番号順に人が並んでいきます。ただ、窓口が一つしか開いておらず、それなのにアナウンスは一定のスピードで再生されるので、当然ながら10番が呼ばれた時には、窓口はまだ5番の人。20番が呼ばれた時には、窓口はまだ10番で、列がどんどんと伸びていきます。
そこに目を付けたのが、前日の小太り逆さまつ毛。割り込みに失敗して、だいぶ後の番号だったはずなのに、私の後ろに並びました。並んで待つ間に自分の番号がアナウンスされるとでも思ったのでしょう。姑息な男です。
窓口で1,000バーツを払い、私はビザを受け取りましたが、姑息まつ毛ブタの展開が気になり、パスポートをしまうふりをしながら、隣で聞き耳を立てていました。もちろん、まつ毛の番号はまだ呼ばれていません。
「あなた、番号は?」
まつ毛は、番号が書かれた紙を手の中に隠し、咄嗟に嘘を言います。
「紙をなくしてしまった。名前は××。国籍は××」
すると、窓口の女性は手元に並んでいるパスポートから彼を割り出し、声色を変えずに言いました。
「あなたは118番。ずっと後よ」
それでも、毛は引き下がりません。
「そこにあるなら今、渡してくれても良いじゃないか!」
女性は間髪空けずに言います。
「あなたは118番。そこどいて。ネクスト!」
なんだろ、関係ないのに勝った気さえします。私の後のことなんて、どうでもいいはずなのに爽快です。
ざまみやがれ!!
気分上々で迎えた、その日の夜。
リアルお化け屋敷が停電になり、窓のない私の部屋は暗闇と化しました。さらに部屋の中は異常なまでに蒸し暑くなり、もはやゴキブリの巣。
外へ出るとホテルの前にあるレストランでは、8人くらいの日本人が楽しそうに酒を飲みながら騒いでいました。
「あれ?日本の方ですよね?」
「あ、はい」
「観光ですか?」
「いえ…」
「良かったら、一緒にどうすか?」
せっかくのお誘いですが、無意識のうちに口が反応していました。
「なんで?」
それから脳が後追いし、喉まで出掛けた言葉を飲み込ませます。
「一緒に?この私が?」
子供が親を選べないように、他人は私を選べません。
こういうところが人から好かれない要因でしょう。
<タイ移住299日目>
バンコクへと戻ります。
隣の席になったのは、ラオスへ旅行に来ていたタイ人でした。
「日本人ですか?」
前日の夜と同じ質問ですが、言語は英語です。
「はい」
「僕は日本が大好きです!いつか日本に行きたいです」
どうしましょ…。昼寝したいんだけど…。でも、日本を好いてくれるタイ人を粗末には扱えません。
「誰か知っている日本人いる?」
「もちろん!一番好きなのは、カガワ。彼は何でもできる。凄い才能だよね」
「そうだね。私もそう思う。彼は頭も良いんだよ」
「そうなんだ。でも、それは見ていて感じる」
「ところで、彼のことはネットで知ったの?映画で知ったの?」
「映画?彼は映画にも出ているの?」
「うん、たくさん出ているよ」
着陸直前でしょうかね。
どうやら香川照之のことではないらしい、と私が悟ったのは。
「じゃあね」
飛行機を降り、手を振る私に彼は言います。
「連絡先を交換しよう」
やっぱり無意識のうちに口が反応していました。
「なんで?」
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