【タイ移住39日目】タイでの失敗談

サワサワディーディー、サワディーディー!
久しぶりにフルネームで自己紹介をしますと、私の名前はサワディーカプ雄。人呼んでスケバンカプ。お元気だったかYO!
ところで、本日で8月も終わりなんて、月日が経つのは早いですねー。
カプ雄もあと数日でタイへ来てから2ヶ月が経とうとしています。あっと言う間だなー。すぐに年末も来るのでしょうか?そしたらまた大晦日の紅白で、明菜が何の脈略もなく低気圧の話とかするのかなー。
カプ雄は年末年始に帰国をしません。と言うのも、12月28日にビザが切れるので、その直前にラオスで新しくビザを取得しなければなりません。無事に取得できれば良いのですが、取得できない場合はノービザでタイへ再入国して、それから考えます。そうなった場合、ノービザだと入国回数に限りがあるので、あまり頻繁にタイを出国したくないのです。
あら?もしかして、どうでもいーよ!って思った?
カプの年末年始に興味ない??
それなら仕方がねえ。移住体験談を綴ることにします。こっちも興味がない場合は速やかにトップページへ移動してください。カプ雄のブログに有益な情報は一つもありません。
移住39日目は大きな失敗を犯しました。たぶん、タイに来てから一番焦った出来事です。
その前にまずは、同じ授業を受けている日本人男性と、学校帰りに寄ったラーメン屋さんの味噌バターコーンラーメンの写真をお楽しみ下さい。
これがもうウマかったー。日本のラーメン屋さんは数多く進出しているので珍しくないのですが、名古屋の店だってさ、ここ。だからあんなに味噌がマイウーちゃんなんだね!名古屋は味噌系の料理が多いし、カプ雄が銀座で愛してやまなかった「矢場とん」だってバンコクにあります。ちなみにこの時、タイへ来てから初めてビールも飲み、絶好調で帰宅をしました。
そして、この2枚のカードがこの後の問題を引き起こします。
上にあるオレンジ色のカードがBTSで使うラビットカード。下にある緑のカードが部屋のルームキーです。
部屋はオートロックで、このルームキーがなければ部屋のドアだけではなく、エレベーター内のボタンも反応しません。そんな頑丈なセキュリティが、この時ばかりは裏目に出ました。
ビールでほどよく酔い部屋へ戻り、宿題をすること1時間半。
ようやく片付いたから一服でもするか…。そう思って、ルームキーとタバコを持ち、1階にある喫煙所(建物内はベランダも含め禁煙)へ向かいました。その時のカプ雄はまだ、ルームキーと間違えて、BTSのラビットカードを持って出たことに気付きもしませんでした。エレベーターで下へ行くボタンを押し、待つこと数秒、エレベーターが到着し、静かに乗り込みます。
そしてエレベーターの扉がそっと閉じ、1階へ行くボタンを押そうとポケットからカードを出した時でした。
「やべぇ!ラビットカードを持って来てもーた!!」
ルームキーをかざさないとエレベーター内のボタンは押せず、開閉すら反応しません。時間はまだ夕刻4時。人が帰って来る時間まで、まだまだあります。ふと目に留まった緊急ボタン、これを押すと誰に繋がるのでしょうか?そして、その人は英語を話せるのでしょうか?タイ語しか話せなかった場合、なんと言えば良いのでしょう?
「私は日本から来ました」「私は果物を食べます」「タイ料理は辛いです」「今日は8時に起きました」
私が話せるタイ語はこの程度で、こんなことを緊急ボタンのその先にいる人へ伝えたところで、この危機的状況から脱出できるとは思えません。
冷房の切れた蒸し暑い箱の中で考えること数分、突然エレベーターが下へ向かって動き出しました。
良かったー!他の住人が1階から押したんだね!!
しかし、1階に到着して、またもカプ雄は考えます。こういう場合はどうすれば良いのでしょうか?金もない、携帯電話もない、地位も名誉もコネもない、持っているのはラビットカードのみ。管理事務所に行って相談をしてみましたが、やはり部屋のスペアキーは持っていないとのこと。そりゃねー、留守中に勝手に入れちゃうもんねー。
悩んだ挙げ句に、不動産会社へ行くことにしました。結局のところ、どんなに頼りたくなくても、オーナーの連絡先を知らないカプ雄がこの状況で頼ることができるのは、不動産会社しかありません。
握り締めていたラビットカードを武器に、一文無しでいざBTSに乗車します。
もしオーナーと連絡が取れなかったら、今日はどこで寝れば良いのだろう?移住そうそう野宿になるだろうか?そしたら野犬と化した野良犬どもにスッカスカの骨ごと食い荒らされるのだろうか?南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏、ナームー。
到着した不動産屋で事態はさらに深刻な方向へ動きました。
「オーナーですか?今、海外に出掛けているのでタイには居ません」
日本とは異なり、不動産屋はスペアキーを持っていません。僅かな望みも絶たれ、カプ雄は絶望の淵に立たされることになりました。せめて携帯電話があれば、タイ語学校の人に事情を説明して、救いを乞うこともできたのに…。
不動産会社の前をうろついたところで、どうにもならないことを悟ったカプ雄は、とりあえずオンヌットまで帰ることにしました。異国の地で言葉も通じず、そして頼るアテもない孤独さがカプ雄の足取りを重くさせます。
その瞬間、BTSの改札で見覚えのある女を目撃ドキュン!!
「あ、あれは…間違いねぇ!!ポンコツオーナーのポンコツシスター!!」
こいつが前日までに準備をしていなかったせいで、入居が1日遅れました。私のことを覚えているか?なんて、気にしていられません。急いで改札をくぐり抜け、駆け寄って声を掛けると、ポンコツシスターは一瞬だけ怪訝な顔をしましたが、住んでいる物件名と名前を言うと、すぐに思い出してくれたので、本題を話しました。
財布もなくカフェで待つことさえ叶わないカプ雄は、蒸し暑い外で、じっと待つこと1時間半。彼女が自宅からルームキーのスペアを持って来てくれました。
「気をつけてね」
「本当にありがとうございます。明日、必ず返します」
神様・・カプ雄のこと忘れてない?
いつもはそんなことを思いがちですが、この偶然をもたらせてくれた以上、きっと神は存在しているのでしょう。
奇跡的な一瞬の目撃で命拾いをした移住39日目でした。
<この日の出費>※レートはカプ雄の戒めレート=1バーツ4円計算
贅沢をしてラーメン:235バーツ(約940円)
贅沢をしてビール:100バーツ(約400円)
菓子パン×3:85バーツ(約255円)
翌日分のパン×2:50バーツ(約200円)
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<速報!>この記事を書き終えて、「あの時は大変だったな~」と思いながら一服に出たら、今度はラビットカードも部屋のルームキーも忘れてエレベーターに乗ってしまいました。このブログに載せる写真を撮るために、いつも置いている場所からルームキーを動かしてしまったのが原因です。本当、我ながらアホで疲れます。(部屋に入れたのが22時30分)

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サワディーカァー( ˆ﹀ˆ )イープン花子です
あわわわっヾ(・ω・`;)ノ大変でしたね…自宅なのに締め出しだなんて!
自分の勝手なイメージだったのですが、タイがそんなにセキュリティが進んでいるとは(ºωº)←カードキーだから?進んでいるように感じるのは花子だけですか?(笑)しかし不便なシステムというよりも、自宅で喫煙出来ない事ですね。いちいち喫煙所に行かなければならないなんて…面倒だと思うのですが(笑)吸いたいものは仕方ないですか…(^-^;A
私はホテルに泊まるとよくカードキーを部屋の中に忘れるんです(T_T)家族がいるから大丈夫なのですが…いつも『あ゛ーー、カギ…』と言うと家族はまたか!( `ᾥ´ )って顔をします。だってね、大抵のホテルは部屋の電気をつける為に差し込む様になってる所が多いじゃないですか!!!花子のを差してるから!!だから忘れるのよ!って喚き散らしていますけど(´ー`)
ちょっとリゾートチックなホテルだと首から掛けられるカードキーをくれるから嬉しいです。そういうところはカードキー差し込んて電気をつけること無いですし。
そうだ!カプ雄さん!!カードキーは首に掛けられる様にすればいいのでは(๑Ő д Ő๑)good idea!
とにかくドアに張り紙を『出掛ける前は忘れずに!』