【タイ移住506日目~タイ移住512日目】タイ版「怪しい彼女」

サワディーカップ。
タイに住んでおま、サワディーカプ雄でおま。

もう12月なんて早いおまねー。今週は、さっさと本題に入るおまよ。

<タイ移住506日目>
タイ語の学校での話。
タイ語って、バウバウとかダンダンとか、コイコイとかレオレオとか、クライクライとかチャーチャーとか、2回繰り返して使う言葉が多いんですね。

日本語でもありますか?
先生が問うたわけですよ、よりによって、この私に。
「あります」ってタイ語で答えると、ある日本人が「え?ありますか?」って日本語で尋ねて来ました。

あるだろ、普通に。
メソメソ、クヨクヨ、シトシト、トボトボ…。

私はメソと泣いています。
彼はクヨ落ち込みます。
雨がシトと降って来た。
仕方がないのでトボ帰る。

言わないでしょうよ。
そしたら「擬音だけですよね?」って言うんだけど、そうとも限らないでしょ。

「ではでは、ちょっとちょっと、ほっともっと」
ほっともっとが口から出た時点で、もう完全に自分の世界へ突入します。こうなると授業や他人の事なんてどうでも良くて、自分がいかに楽めるか?だけを追求してしまいます。昔からの悪い癖です。

「クックパッド、キットカット、マットデイモン」
「ツムツム、ちょめちょめ、チョモランマ」
「ぷよぷよ、TOTO、エンドリケリーエンドリケリー」

そこから、どんどん話は逸れて行き、「日本語には、全然そんな意味を持っていないのに少し卑猥に聞こえる単語がある」と私が言うと、一人の生徒がそそのかすように「たとえば?」と尋ねて来ました。

「ビラ配り」
これだけで、みなさんに笑って頂けましたが、私はこういう事が得意で、滞ることなく出て来ます。
「栗きんとん、なめこ汁、マンホール、しこたま、つゆだく、大人のふりかけ」
しかし、我に帰ると、ヒマそうにしているタイ人教師。置いてけぼりです。

「タイにも、そういう言葉がありますか?」
機嫌を窺うために取り繕った問いに、先生は無表情で答えました。
「ありません」

なくはないでしょうね。これも私のような人間に尋ねれば、滞りなく出て来るのでしょう。
そんな学校に通いたいものです。

<タイ移住507日目>
映画の話でございます。

韓国映画の「怪しい彼女」が、日本でも「あやしい彼女」としてリメイクされ、上映されたのは今年の4月。
主演は爬虫類界イチの美女・多部未華子と、酒やけ間違いなしのハスキーボイス・倍賞美津子。
韓国の「怪しい彼女」がとても面白く、3回も観ちゃったので、日本版も楽しみにしていたのですが、タイでは上映されず、つい最近、i-tunesで鑑賞しました。

話の流れを知っているのに、同じところで泣くって言うね。
年を取ると、卑屈になる一方で涙もろくなるんだから、我ながらイヤになっちゃいます。

この映画、他にも中国(邦題:20歳よ、もう一度)やベトナム(邦題:ベトナムの怪しい彼女)など、複数の国でリメイクされており、インドネシアやインド、ドイツでもリメイクが決定しています。

そのタイ版、「20マイUターン」の上映が始まりました。
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うーん、ディーね、ディー。とても良かったです。
音声がタイ語で、字幕は英語。でも、韓国版と日本版で4回は観ているので、どんなことを言っているのか?は、全て映像だけで理解でき、音や字なんて必要ありませんでした。大笑いしたかと思えば、涙を流し、手の掛からない外人です。

残念だったのは、最後のシーン。韓国版ではキム・スヒョンが、日本版では野村周平が扮した重要な役に関して。
まだ観ていない人もいるでしょうが、タイ在住者でこのブログを読んでいる人なんて、皆無だと思いますので、書いちゃいますね。ズバリ、その役ごとカットされていたんだわさ。
あのシーンで場内がざわつくはずなのに!!もったいねぇったら、ありゃしない!!

その他は、タイらしさが満載。
韓国版や日本版ではリンゴだったシーンがランブータンだったり、無駄にオカマが出て来たり、ヤードム(鼻から突っ込むタイの薬)を小道具で使っていたり、上手にタイを取り入れながらリメイクした印象です。日本で上映されたら、是非ご覧ください。やらねーだろうけど。

<タイ移住509日目>
バンコクのプラトゥーナムに、パソコン関連の店が集まっているモールがあり、その存在ぉ知ってゎいたんですょ。(ウフフなギャル文字)
でも、用事もないし、そもそもパソコンとかスマホとか興味もないし、行ったことはありませんでした。

この日、友達の付き添いで、初めて足を踏み入れ、クリビツ、テンギョー、おったまげー!!
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もはや高崎のヤマダ電機じゃねーか!!!

もっとさ、古くてゴチャゴチャした建物に、しょーもない店や、しょーもない連中が集まっていると思っていたのー。メンゴメンゴ、メンゴdeヤンスよ。
1階はヤマ電チックに、マイクでアナウンスなんかもされていて、Acerのパソコンがズラリと並んでいました。
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めっちゃ近代的じゃねーか!
そうやって感激したのも束の間、2階に行くと、しょーもない名残りもあり、客引きって言うんでしょうか、こんな綺麗な建物なのに「ウラ~ヴィ・デェ~オあるよー」とか「エロ・エロ・好き?」とか、なんだろね、心底ガッカリしました。言葉も露骨で品がないし、それこそ暗号っぽく「ビラ配り・栗きんとん・なめこ・しこたま・マンホール」って繰り返してくれたら、「おおっ、あるんですね?」ってなるのに…。もったいない、ストレートな表現は嫌われますよ!!

私が教えてやるべきでしょうか。
余計なお世話ですよね。分かってます。あと少しのタイ生活、帰国日までおとなしく過ごします。

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「陰口」を、つい「いんこう」と読んでしまう今日この頃。
コップンカーップ。