【タイ移住527日目~タイ移住533日目】タイ クラビ旅行

サワディーカップ。タイ在住のサワディーカプ雄です。
年の瀬でさーねー、もう。
クリスマスはタイ人たちとディナーでございました。うるせーうるせー!!忘年会を兼ねている感じだったので、凄まじい騒々しさ。でも、おかげでVIVA☆ストレス発散。自由な感じの生活に思われているかもしれませんが、やっぱり溜まる時もあります。
少し前に、ほら、ウチだとwifiがポンコツでしょ、だからカフェで仕事をしていたんですけど、疲れたなーと思って、息抜きのために「聖徳太子のOL」ってネタを観て、公共の場なのに一人で大笑いしたさー。イヤホンをしていると、自分の笑い声のボリュームが調節できないからね、皆がコッチを見ていました。でも、構うもんか。腹を抱えて笑い続けて、疲れたんでしょうか、今度は不意に涙が溢れて、どうにもこうにも止まらなくて、堰を切ったように泣き始めました。
完全に情緒不安定の外人だろ!!
さんざん笑っていたかと思ったら泣いてんだから!!しかも、オジサンが!!!!
本当にさ、あの時、居合わせたタイ人のお客さん達、ごめんなさいね。普段は人畜無害なので許して下さい。
さて、最近の無駄話も終わったし、過去の無駄話に移りましょう。
タイ移住527日目からの1週間です。
<タイ移住527日目>
ピピ島からクラビに戻ります。
帰りのフェリーは350バーツ(約1,050円)。ピピ島にある代理店なら、どこで買っても同じ価格だと思います。だって、街のあちこちにピザ屋があるんだけど、どの店も1切れ80バーツ(約240円)とか、ピザに限らず、そういうことが多くて、なんか、物の値段が統一教会。誰かが周りを出し抜いて、70バーツで売る勇気を持ったら、きっと繁盛するはずなのに、タイでも田舎ゆえのややこしさがあるのかもしれません。村八分って本当おそろしいからね。
行儀が悪いファランだらけのフェリーに乗り、クラビへ到着してからは乗合タクシー(トラックの荷台を改造した大きめのソンテウみたいなもの)で、アオナンビーチ近くのホテルへ。アオナンまでは1人100バーツ(約300円)でした。これも、バンコクのソンテウ価格からすると、喚きたくなるほどの高額です。オンヌットなら30分乗っても8バーツ(約24円)だよ。
宿泊先はマリーナエクスプレス。1泊およそ4,200円。
外観は足立区あたりにあるレオパレス風ですが、部屋は湘南風で、小さいですがプールもあります。

アオナンビーチからは徒歩7~8分。
でも、ホテル前の通りには飲食店やコンビニがズラリと並び歩いていて飽きません。3年前は何もなかった道なんだけどね…。
レストランやマッサージ屋の客引きが鬱陶しいですが、東京で暮らしていた場所が泣く子も黙る歌舞伎町界隈だったので、気にはなりませんでした。しつこく追いかけて来ないだけディーよ。
プールで浮かんだり、近場で夕食を食べたり、のんびりしたまま、この日は終了です。

<タイ移住528日目>
朝からライレイビーチへ。
ライレイビーチは島ではなく陸続きにあるビーチですが、断崖絶壁の先にあるので、陸の孤島とも言われており、ボートじゃないと行けないそうです。アオナンビーチからはボートで片道100バーツ(約300円)、15分の旅です。
※アオナンビーチのあちこちからライレイへ船が出ているので、誰でも簡単に行けます。
到着したのはライレイビーチの西側、ウエスト・ライレイビーチ。

キレイっちゃキレイだけど、こういう景色に目が慣れてしまったので、10分も浮いていれば飽きました。
せっかくなので、ウエスト・ライレイビーチの奥へと向かって歩いていきます。

ここは雰囲気がディーマーク。
ビーチで寛ぐ人だけじゃなくて、岩場でクライミングをしている人もいて、なかには「オメーには絶対ムリだって!」と言いたくなるような小太り東洋人も、果敢に挑む姿勢を見せていました。
本当いい迷惑だからやめときなー。そもそも短い手足はハンデなんだから。
今日が彼の命日だろう、そう思って静かに手を合わせました。ナームー。
真っ白な砂はパウダー状で、エメラルドグリーンの海は美しくて、とても幻想的な空間ですが、やっぱり山下清とエチゼンクラゲは出没します。どこにでもいます。

夕方前にはアオナンビーチへ戻り、早めの夕飯。前日と同じ店で、同じものをチョイス。

このカレーが美味しいったら、ありゃしない!!150バーツ(約450円)で幸せになれる味。メニューにはマッサマン・カリーと書いていますが、バンコクやパタヤで食べるマッサマンとは全くの別物です。摺ったピーナッツが大量に入っていて、コクがハンパねぇー。最後の一滴まで残さず飲み干しました。カプったら意地汚ナス。
他にシーフードのカレー炒めも注文。
こちら、味は良いのですが、写真に撮ると、限りなく吐瀉物に見えてしまうので、貼りませぬ。
さらにマグロも丸ごと焼いてもらいました。200バーツ(約600円)。
一緒に行った友人は、とにかく血合いが好きらしいので「いいよいいよ、血合いは全部食べて。身は食べてあげるから」と、優しさの本領発揮。誰かと寿司を食べに行っても、ネタは食べてあげる思いやりを持ち合わせています。
こちらも写真に撮ると、限りなく秋刀魚に見えてしまうので、貼りませぬ。
他にも店先に並んでいる魚介を「コレ!」と指して、料理方法を伝えると作ってくれ、別の日ですがイカをガーリックとオイスターソースで炒めてもらいました。これもひっくり返るほどアロイでした。
肝心の店の名前は分からずじまい。興味のある方のためにお伝えしますと、マリーナエクスプレスの真向いにある小さなタイ料理屋で、特徴としましては、白髪のおじさんが店頭で魚を焼いており、彼の子供の嫁は日本人だそうです。ね、辿り着けそうにもないだろ。
少し話は逸れますが、バンコクではタイ語を話せる外国人なんて珍しくありません。しかし、クラビはリゾート地として栄えているためか、あまりタイ語を話せる外国人がいないようで、ほんの少しタイ語で会話ができるだけなのに、やたらと驚かれ、こちらから何も言わずとも「タイ語が上手だからサービス!」と値札の金額から、かなり割り引いてもらえたり、1個しか要らないのに1個おまけでくれたり、いろいろな場面で優遇されました。
バンコクじゃ、上手に喋れる人が沢山いるっつーのに、なんだか申し訳ない気持ちです。
屋台で店番をしていた小学生の子供にまで興味を持たれました。
「え?タイ語、話せるの?」
「うん、お兄ちゃん、何でもできるの」
後日、バンコクに戻ってから、学校の友人たちに数々の優待を伝えると「えー!クラビでタイ語を話しても、そんなこと一度もなかったよー」と、皆が口々に言うので、私の顔が平均的なレベルよりも優れているからだと結論付けました。ある意味、幸せな39歳です。
ただ、バンコクの人たちの好みではないようです。
<タイ移住529日目>
クラビのメインビーチ、アオナンビーチで過ごした一日。

何をしたってワケでもなく、ボーっとした日。ほぼ水面に浮かんでいたので、巨大なゴミみたいなもんです。
午後になると直射日光が強すぎて「続きはホテルのプールにするか」と戻ったところ、複数の中華ファミリーが君臨。そうなると、もうプールがパチンコ店のような騒々しさなので、部屋で昼寝に切り替えました。
夕飯も同じ店で同じもの。さすがに3日連続、カレーとカレー炒めを食べ続けると、体臭がカレーになってしまい、夜中に自分から放たれるスパイスの香りで目が覚めました。これぞまさしく、カレー臭でおま。
<タイ移住530日目>
クラビタウンへ移動します。
アオナンビーチは海外からの観光客が多いエリアですが、地元の人たちの中心地はクラビタウン。
そのため観光名所みたいなものは少なく、例えば、その一つがこれ。
「世界に一つしかない」を、やたらと強調している原始人信号。

そりゃそうだろ、こんなの世界のあちこちに、いらねーもん。
小さなデパート(何もない)やスーパー(狭い)など、特筆すべきことが見当たらない街ですが、夜になるとナイトマーケットが開催されており、想像以上の大賑わいでクリビツ・テンギョー・舘ひろし!
規模的にはチェンライくらいでしたが、アオナンから観光客も流れて来ているので、とても混雑しています。バンコクでは見たことのない商品も多々あり、400バーツ(約1,200円)のペンダントと60バーツ(約180円)のサンダルを購入しました。
ペンダントなんて下手すりゃ当日中に失くすんだけど、勢いだけで買ってしまい、もし欲しい人がいれば、800バーツでお売りします。
この日の夕飯はクラビタウンの中にあるカフェ・ユーロ。ファランで混雑しているヨーロッパ系のカフェです。
ハンバーグの下にナッツがぎっしりの黒パンが敷いてあり、これで150バーツ(約450円)

ガーリックチーズトーストも美味でした。80バーツ(約240円)

<タイ移住531日目>
帰るだけの日。
クラビタウンから空港までは、ソンテウで1人50バーツ(約150円)。
旅行記からは、まるっと削除しましたが、旅行中に友人の予定が急遽変更になり、この日、バンコクに戻ったら直で仕事に行かねばならなくなった為、旅行中もビジネスで使える服を探そうと、あちこちと駆け回り、てんやわんやで服を揃えました。
それなのに、それなのによ、バンコクに着いたら「荷物も多いし一旦、家に帰ってから仕事に行きます」と悪びれもなく言い始め、あの駆け回った時間と移動で使った交通費は何だったんだろう…と、複雑な感情が湧き上がりました。一言でまとめると、憎しみです。
午前9時20分にクラビを出発した飛行機は午前10時35分にバンコクへ到着し、1週間の旅が終わりました。
再び普通の生活に戻ります。いーーやーーー。
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