【タイ移住65日目~タイ移住71日目】タイで温泉

テメエら、この写真がバンコクなんてアンビリバボーだろ?京都じゃねーぞ。
いきなり乱暴口調でごめんあそばせ。本来は育ちが良いはずのサワディーカプ雄、巳年の38歳です。サワディーおカップ。コップンおカーップ。
昨日さー、学生ビザの延長に行ったらさー、まさかの10時間待ちだったさー。クソ辺鄙な場所まで朝9時に行ったのにさー、終わったら夜7時を過ぎていてさー、タクシーも何もなくてさー、しばらく複数の野良犬たちと右も左も分からない真っ暗な道を彷徨ったさー。途中でさー、モータサイ(バイク)を拾ったらさー、ノーヘルなのに90キロ近く出されてさー、大胆な車線変更をされる度に死を覚悟したさー。
余談ですが、コチラを読んでいらっしゃる方で、万が一の時に私の家族と連絡が取れる方へ伝言です。
私の身に何かありましたら、遺影はパスポートの写真を使うように指示して下さい。近年、最も写りの良い一枚に仕上がっており、おかげさまで身分証明証として提出をすると、本人だと認識されません。
待たされるわ、真っ暗だわ、野良犬に付け回されるわ、バイクは飛ばすわ、昨日だけで少なくとも4回は泣きそうになりました。その心身疲労困憊っぷりが、冒頭の乱暴口調に繋がったわけです。大変、申し訳ございません。以後、気をつけます。
ビザ延長のことは、後日、10時間分の恨み辛みをたっぷり書くとして、今日は【タイ移住65日目~タイ移住71日目】について書いて行こうと思います。比較的、平穏な一週間でした。
タイ移住68日目の土曜日。
遡ること数日前、タイで言葉を交わす数少ない人間にこう尋ねられました。
「カプ雄さん、もう湯の森に行きました?」
存在は知っていても行っていない旨を告げると、それはそれは、たいそう驚かれました。
ズバリ言うよ。言っていい?(ああ、数子が懐かしい)
カプ雄は日本で300近い温泉に行っているので、タイの温泉ごときで満足しない自信があります。とか言って、そんなに行っているくせに人からオススメを聞かれると、道後とか石和とかオーソドックスな温泉を挙げちゃうレベルなんだけどねー!
だから行って来ました、バンコクの温泉へ。
ジャガジャーン!
北関東にありがちな古民家風の外観で、古都にありがちなカフェまで併設しています。
タイとは思えません!群馬です、栃木です、茨城(いばらぎ)じゃなくて茨城(いばらき)です。
場所はBTSのプロンポーン駅から、徒歩10~15分。ちなみに帰りはプロンポーン駅まで無料送迎もしてくれます。詳しい場所や時間は、コチラの公式サイトでご確認下さい。
既にバンコク在住の方には、お馴染みのスポットとなっており、この日も午前中から多くの日本人が訪れていました。
一番風呂が好きなカプ雄は、その方々よりも早く到着し、開店時間の5分前には強引に入館し、一番ノリで風呂場へ到着しました。そこに広がっていた景色は、まさしく北関東にありがちなスーパー銭湯そのもの。先客が誰もいなかったので、露天風呂の景色をスマホで撮影しましたが、ほぼ同時に係員が駆けつけ、タオルも纏わない裸のカプ雄に向かって、今すぐ写真を削除するように求めました。
悪いのは私です。知らなかったとは言え、禁止されている場所で写真を撮ってしまった非を転嫁するつもりはありません。
でも、こちとら裸よ。宮沢りえだって、ふんどし履いてたじゃない!!
それなのに、今すぐこの場で消せって、背後霊のようにピタリと後ろに立たれても…。せめてパンツを履き直すか、タオルを腰に巻いてからじゃダメ?
それでも無表情のタイ人は首を横に振り、今、目の前で写真を削除をするように言いました。たいした写真でもなかろうに、もしかして、カプ雄のチ〇子を拝みたいのだろうか?減るわけでも増えるわけでもないし、それならそうで拒みませんが、ただ、頼むから微笑むなよ。ガン見をしてから微笑みの国っぽい顔をするなよ。
風呂場の雰囲気もお湯も、日本のそれと比べてしまうと物足りなさを感じますが、ここがバンコクだと思えば、そして、タイに住み始めてから初めてのお風呂(カプ雄の部屋はシャワーしかない)と言うこともあり、肩までゆっくりと浸かった瞬間に、カプ雄の表情は恍惚から微笑みへと変わりました。
誰に言うわけでもなく「最高~」と口走り、まだ誰もいないサウナでは、気分良く鼻歌まで歌いました。曲はもちろん「君が代」で、絢香風に始まりスピッツ風で終わるアレンジを施しています。
※他にユーミン風で始まり、ゆず風に終わるアレンジも人気です。(誰にだよ)
2時間の滞在時間を終え、今度は映画館へとルーラ!
~ルーラはキメラの翼なので空を飛ぶ呪文ですが、瞬間移動のイメージがあるのは旅の扉のせいです~
遡ること数日前、同じくタイで言葉を交わす数少ない人間にこう尋ねられました。
「カプ雄さん、もう進撃の巨人を観に行きました?」
存在は知っていても行っていない旨を告げると、それはそれは、たいそう驚かれました。
ズバリ言うよ。言っていい?(やっぱり、数子が懐かしい)
カプ雄は日本で週に1度は映画を観ていたので、進撃の巨人ごときで満足しない自信があります。とか言って、そんなに観ているくせに人からオススメを聞かれると、ベイマックスとかオーソドックスな映画を挙げちゃうレベルなんだけどねー。だから行って来ました、バンコクの映画館へ。
しかし、タイで言葉を交わす数少ない人間が観た字幕バージョン(よって音声は日本語)の進撃の巨人は、既に上映期間が終了しており、どこの映画館へ行っても、ことごとくタイ語の吹き替えバージョンへ切り替わっていました。それは困ります。本当に困ります。言葉の壁だけではなくそれ以上の問題が発生するからです。
こちらのテレビで、たまに日本のドラマを放送しているのですが、全編がタイ語吹き替えになっており、伊藤淳史が一人称で「ポム(タイ語で僕)」と使う度に、そして小西真奈美が真顔で「コップンカー」と繰り返す度に、2人の涙が無駄になってしまいます。どんな熱演も、タイ語とタイ人特有の甲高い声にかき消さえれてしまうのです。
ちなみに、タイでは映画の料金が均一ではなく、映画館によって多少の違いがあります。
だいたい平日は120バーツ~150バーツ(約420円~525円)と、TSUTAYAで新作を借りる程度のリーズナブルさで、土日は220バーツ(約770円)前後になります。それでも日本の映画館の半額以下です。
さらにタイでは、VIP席が用意されている映画館もあり、豪華絢爛な大きなソファで横になりながら映画を楽しむこともできます。ドリンクやブランケット、軽食付など映画館によって待遇が違うので料金は異なりますが、だいたい1,000バーツ~2,000バーツ(約3,500円~7,000円)と異常に高く、これで衝撃的につまらなかったらどうするのだろう…と不安にさえなります。
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最後に、「食べてみたら美味しかった!」と紹介するつもりで購入した「食べてみたら美味しくなかった」フルーツを紹介します。

ジャックフルーツと呼ばれている果物で、タイ語では「カヌン」と言います。
「バナナとパイナップルのような味がする」と、適当な情報の宝庫・NEVERまとめ先生に書いてあったのですが、カプ雄の味覚では、バナナもパイナップルも感じられず、ひたすら生臭いうえに、変な甘味と変な酸味が変な割合で混ざっている変な食べ物でした。あまりに変な汁が変な所から出て変な味が広がるため、途中から変な顔で変な咀嚼をすることに抵抗を感じ、変な部屋の変なゴミ箱に捨てました。変な果物、おさらばえ~~~。
それでは、また来週。
チョーク・ディー!!

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サワディーカァー( ˆ﹀ˆ )イープン花子です
お久しぶりです!
ここは日本のスーパー銭湯以外のなにものでも、ないですね(笑)やはり海外で暮らすと浴槽にお湯を並々と張り、ザバァーとお水を溢れさせる事なとしないですよね。
海外転勤族の方は帰国されると必ず温泉に行きたいといいますもの。ま、日本にいても温泉に行きたいから尚さらですよね!疲れた時は少し贅沢をしてここに来ればいいかもですね( ˆ﹀ˆ )きっと日本人はお湯に浸からないと疲れが取れない人種なんですよ!
あ、遺影(笑)
私もほとんど写真に映ることがないので、数少ない中でいい写りの写真に出会うと妹や娘に「この写真で遺影更新!」と言って死後のお願いをしています(笑)