タイの永住権を取得する方法
リゾート地としても人気を集めているタイは、永住権の取得のハードルが高いとされています。しかし、条件を満たすことで永住権を申請する事は可能で、日本人は毎年100件の永住権が発行されています。
タイの永住権を申請するためには、労働許可書を所有しているか、もしくはタイ人を配偶者に持っている人に限られます。また、タイの永住権を申請するためには、日常会話レベルのタイ語も必須となります。永住権を申請するための具体的な条件がどのようなものなのか見てみましょう。
●タイでの労働許可書を持っている場合
3年以上労働許可書を持っている
個人確定申告書が3年分以上ある
2年間分の所得申告書が10バーツ以上ある
無犯罪証明書
●タイ人と結婚している場合
子供の出生証明書(配偶者との間に子供がいる場合
結婚証明書
2年間分の収入証明書(1か月の収入が3万バーツ以上であること)
無犯罪証明書
このように、タイの永住権申請は、努力次第では可能になりますが、リタイア後に申請するには少々不向きな面があります。リタイア後にタイに移住する場合には、「リタイアメントビザ」の方が向いています。また、永住権よりは高額になりますが、最大20年間タイに在住することができる「マルチプルエントリービザ」を取得するという手段もあるようです。