アメリカ入国の前に必要なビザ

テロ防止対策などから、入国審査が厳しいとされているアメリカは、例え観光目的などの短期間の入国でも、必ずビザの申請が必要になります。アメリカの入国に必要不可欠だとされているのが、「エスタ」(ESTA)と呼ばれるビザです。

「エスタ」とは、テロ防止を目的に、平成21年1月から施行されたビザで、「電子渡航認証システム」(Electronic System for Travel Authorization)のことを指します。アメリカに入国するためには必要不可欠のビザで、旅行の前には必ず申請しておく必要があります。

とはいっても、申請そのものはとても簡単で、インターネットを通して申請することができます。そして、一度申請したら2年間有効になるので、2年以内にアメリカに再入国する時には、同じESTAを使ってアメリカに入国することができます。

ESTAを申請すると、すぐにE-mailにて連絡が来て、ビザが届きます。かかる時間は24時間前後で終了することが多いですが、念のために、遅くとも出発の1週間前までに取得しておくと安心でしょう。

かかる費用はUS$14で、クレジットカードやデビットカードを通して支払いをすることができます。記入する氏名や生年月日などの情報は、すべてパスポートと同じ内容になるようにしましょう。万が一情報が異なると、入国を拒否されるだけでなく、今後のアメリカ入国に悪影響を及ぼす場合もあるので注意が必要です。

ESTAを申請してビザが届いたら、E-mailにて送られてきたビザを印刷し、旅行の際にパスポートと一緒に大切に持ち歩くようにしましょう。携帯電話などで表示をすることもできますが、万が一電池がなくなってしまった場合や、電波の関係で必要な時に表示できないこともあるので、印刷して書面にてもって行くのが確実な方法です。

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