【カナダ移住体験談:カナダポストストライキ?】
以前にもあったのですが、カナダポストが今週あたりからストライキを開始するとの発表がありました。
カナダポストとは、日本で言う郵便局のことで、ストライキが始まると全ての郵便システムがストップしてしまいます。光熱費などの請求書などであれば、支払いが遅れてもカナダポストがストライキだからという理由で待ってもらうことができますが、チャイルドベネフィット(児童手当)などをチェックにて受け取っている人は、カナダポストがストライキに入るとストライキが解消するまでの間、入る予定の収入が遅れてくることにもなり、生活に支障が出てくる人も少なくありません。
カナダポストがストライキに入る時には、Lockout Noticeがカナダポストから出されます。このLockout Noticeは、ストライキが決行されることになったとの発表になります。今のところはまだストライキは始まっていないので、郵便システムは動いているのですが、これからどうなるのか、かなり気になるところです。
今回のストライキで交渉されている内容は、給料の値上げと、雇用保障と福利厚生、特に年金についての交渉が行われているようです。この交渉が期日までに成立しないと、ストライキが実行されます。
ストライキは、交渉が行われて問題が解決するまで行われるので、3日で終わる場合もあれば、1か月近く続くこともあります。
ストライキ中に郵便物を送る方法としては、カナダポストから送る方法と、UPSというシステムを使う方法があります。UPSは、宅急便のようなシステムでカナダポストとは関係がないので、UPSであればストライキ中でも小包などを送ることができます。ただし、UPSは宅急便のようなシステムであることから、チェックや請求書などの郵便物はストライキが終わるまで待つ必要があります。
ストライキの状況によってはストライキ中でも郵便物は集められている場合があります。ストライキが終わると、少しずつたまった郵便物が配達されるようになります。
ストライキが長く続かないことを祈るばかりです。