【カナダのルール】車から煙草の投げ捨てをすると…
BC州の山火事対策
夏になると、BC州ではあちこちで山火事が起きます。山火事が一度起きると、ほとんどの場合は死傷者は出ませんが、住宅が燃えて家を失う人が出てしまったり、消火活動にもお金がかかります。
そんな山火事の原因を最小限に抑えるために、BC州ではあちこちで様々な対策が取られています。
車からの煙草の投げ捨てに要注意
喫煙者によっては、車を運転しながら煙草を吸うという人もいるでしょう。しかし、乾燥がひどく気温も高いこの季節はちょっとした火花で大きな火事へとつながることが過去の様々な火事から確認されています。車を運転しながら煙草をすう人も、その火花がちょっと乾燥した草地に落ちただけでも発火の原因になることがあります。
そういった車からの煙草の投げ捨てによる火事を予防するために、BC州のあちこちのエリアでは、車からの煙草の投げ捨てを強く禁止しています。万が一煙草を投げ捨てると、罰金どころか、車が没収されてしまいます。
その場でパトロールをしている人がいなくても、火事の危険性が高いエリアでは、現地の人が目を光らせています。BC州を旅行する際には、各エリアの状況を前もって確認しておくとよいでしょう。
乾燥地域に行く場合は特に注意
BC州は乾燥しやすく山火事が多いのですが、BC州すべてという訳ではなく、特に乾燥が厳しいエリアでの取り締まりが厳しくなっています。旅行に行く際には、現地の付近で山火事が起きているかどうか確認しておくことで、予想外の罰金やトラブルを免れることができます。現地の人は、観光客がやってきて状況を知らずに煙草を投げ捨てたり、キャンプファイア―をして山火事の原因を作ることを心配しています。パトロールで捕まらなくても、火事の原因になるような行動をとっていると、現地の人から注意されることもあるので、旅行に行く際には再提言のマナーを守った行動をとるようにしましょう。
ルールを知らずにやってしまった場合には、すみませんといって気を付けることで、大きなトラブルにつながることも避けることができるでしょう。