【カナダ移住体験談】カナダの3月の天気はギャンブル!?

カナダの3月の天気

昨年は、カナダは気温が下がることが多く、雪も多い大変な冬だったのですが、それに比べると今年は雪は多いものの、気温が下がる日が少なく、太陽が見られる日も比較的多い、マイルドな冬を過ごしています。
そうはいっても、夜の気温は軽く-5度までは下がります。気温が下がるに日は、昼間でも-10度を下回ることもあり、東京に比べるとやはり寒いです。

3月になると、温かい日と寒い日が交互にやってきて、晴天で春日和かと思ったら、次の日に大粒の雪が降ったりと、カナダの3月の天気は「ギャンブル」だと言われています。3月に旅行を計画する場合には、まさに賭けです。

3月の雪

つい先日も、私たちの住む街にも大粒の雪が降りました。大粒の雪が降っている景色を見ているとまるで季節は冬のようで、3月なのに冬景色となると、それだけで落ち込む人も少なくありません。
しかし、大粒の雪でも、さすがに3月の雪となると、真冬に比べたら気温が高く、春の雪は水分も多く含んでいることから、積もることはほとんどなく、すぐに溶けるのが特徴です。なので、真冬のように、雪が降っても、3月に入ると雪かきをすることが少なくなります。
しかし、やはり3月の季節はギャンブルなので、だからといって、雪が積もらないわけではありません。

春日和のカナダ

カナダの私たちの住む街は、今日は温かい春日和です。雪は残っているものの、太陽が温かく、あちこちから雪が溶ける音がきこえてきます。カナダでは紫外線が強いのが特徴ですが、気温が5度程度でも、太陽が出るとかなり温かくなり、ジャケットを来ていると暑くなることが多くあります。
そのため、この季節の外出は、太陽に合わせて温度調節できるように、脱いでも持ち歩きやすいジャケットを用意したり、軽い服装がオススメです。ただし、そんな温かい日でも、太陽が隠れたり、夜になると一気に寒くなるので、冬の服装も手放すことができないのが現状です。

カナダの春にお勧めの靴

カナダの春は、とにかく雪解けです。他の季節に比べると雨が降ることもあり、天気が良い日でも地面がぐちゃぐちゃしていることが多いのが現状です。そんなカナダの春には、防水効果のあるレインシューズやレインブーツがオススメです。晴れている日でも、おしゃれの一環としてレインブーツを履いて外出している人もあちこちで見かけられます。
冬に比べると気温が上がるので、スノーブーツでなくてもそれほど冷えることが少なくなります。
また、カナダでは車で移動することが多く、電車やバスを待って立つことも少ないことから、足が冷えることも少ないのです。

つららに要注意

春になると、屋根の上に積もった雪が溶けはじめ、それが夜になると凍ります。そしてあちこちでつららが見られるのですが、屋根からぶら下がっているつららが、太陽の光を浴びて温まり、突然がさっと落ちてくることがあります。つららは先がとがっているだけでなく、氷は意外と硬いので、雪解けの季節には、つららのある場所には立たないようにしましょう。つららで怪我をしたという話はあまり効きませんが、つららが落ちる瞬間を見たことがあります。

春には川に近づかない

カナダは自然が豊かです。春になると、山に積もった雪が溶けて、川を通って湖や海に流れていきます。そのため、春の川は水量が多く、水流もとても早いのが特徴です。川の近くに行くと、川の水が流れる激しい音が聞こえてくることもあります。
そんな水の流れが早い川は、大丈夫だと思っても足を取られて流されてしまうことがあります。この季節になると、ティーンなどが川に近づいて誰かが流されたというニュースを目にすることもあります。
川の近くに行く時には、水から離れて鑑賞するだけにするとよいでしょう。
湖は、他の季節に比べると水量はあがりますが、風が少ない日には波がほとんどないので、太陽が出て温かい日にビーチを散歩するのはオススメです。

春の山