【カナダ移住体験談:カナダの夏休みはサマーキャンプ】

カナダでは、6月の末に日本で言う3学期が終了し、長い夏休みに入ります。夏休みは2か月間、ただ家で家族との時間を楽しむ家庭もありますが、子供が大きくなってくるとそれだけでは退屈してしまうので、サマーキャンプに行く人も多くいます。

キャンプと聞くと、山の中に行ってテントを張って、キャンプファイヤーなどを楽しむようなイメージがあるかもしれませんが、カナダでサマーキャンプというと、家族や友達と泊りで行くキャンプではなく、学校の代わりに子供が参加する活動になります。

サマーキャンプには様々な種類があり、スイミングレッスンを中心としたサマーキャンプや、SPCA(動物がいる保健所)、クラフト、空手、乗馬など、年齢や地域によって様々なものがあります。勿論、サマーキャンプの中には、泊りで参加することができるものもありますが、ここでの泊りのサマーキャンプは家族や友達と行くものではなく、子供が一人で参加するものになります。

サマーキャンプの金額は、グループによっても異なりますが、いわゆるデイケア(保育園)とあまり変わらない金額のところが多いようです。夏休み前になると、多くの人がサマーキャンプに参加するので、スポットが必要な場合には早めに予約する必要もあります。

時間帯は、プリスクールからキンダーまでの年齢は半日や3時間程度のものが多いのですが、1年生以上になると1日(6時間から8時間)のプログラムが増えてきます。

サマーキャンプに行くと、子供が楽しい時間をすごしたりエネルギー発散になるだけでなく、スイミングなどのスキルを身に着けることができたりなど、メリットが多くあります。

サマーキャンプの多くは1週間単位で予約することができ、夏休みの間毎日サマーキャンプに行く人もいれば、1週間だけ行く人もいます。

また、両親が働いている家庭では、普段は子供は学校に行っているけれど、夏休みや春休みになると学校が休みに入るので、サマーキャンプを利用するという人も多くいるようです。

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