【カナダ移住体験談:学期末のパーティー】

カナダでは、9月に新学期が始まり、6月が年度末になります。6月に入ると、学校では1年の終わりの準備が進められ、学校で作ったものを少しずつ家に持ち帰ってきたり、年度末の面談なんかも学校によっては入ってきます。さらに、6月は父の日もあるので、父の日のイベントで学校に出かけたりと、何かと忙しい季節です。

年度末には、多くの学校やクラスで小さなパーティーが行われます。クラスや年齢、先生によっても異なってきますが、1年最後の日にはみんなで公園でピクニックをしたり、教室でポットラックパーティーをしたりします。

ポットラックパーティーとは、カナダではメジャーなパーティーで、参加する人がひとつずつ何か食べ物を持ち寄ってパーティーをするというものになります。今年の息子のクラスでは、サラダ、サンドイッチ、デザートの中から準備しやすいものをひとつ選んでもって行きます。ポットラックパーティーと言っても、参加する人みんなが食べ物を持ってくるので、大量に作らなくても、結果的にたくさんの食べ物が集まります。また、ポットラックパーティーの良いところは、普段自分が作らないような食べ物が出てくるので、そこでちょっとアイディアをもらったりもします。

パーティーでは、他のお母さんと、作ったものの内容やレシピなどの話題で盛り上がることもあり、忙しいながらもなかなか楽しいものなのです。

今年は、リタイアする先生もいるので、いつもよりちょっと豪華なポットラックパーティーになりそうです。

また、学校が終わる前にもうひとつ考えなくてはいけないのが、子供の学校の先生に贈る小さなギフトです。絶対にもっていかないといけないわけではないのですが、みんな学期末になると先生へのお礼として小さなギフトをもって行きます。高価なものではなく、子供が作ったThank you cardや、写真、絵、また人によってはスターバックスのギフトカードやマグカップなどをもって行く人もいるようです。

去年、学校の先生がもらって嬉しいもの、また、嬉しいけど実はいらないものというのを調べていた時に、マグカップや食器は良いアイディアだけど、多くの人が考えるアイディアでもあり、カップばかり集まってしまうと先生もどうして良いのかわからないので、食べ物など、後に残らないものや、子供が作った手作りのギフトなどが先生に喜ばれるようです。

サンドイッチプレート