【カナダ移住体験談】ブラックフライデーとサイバーマンデー

ブラックフライデーとサイバーマンデー

カナダで暮らしていると、11月末あたりから「ブラックフライデーセール」という言葉をよく耳にします。

その言葉からも分かるように、ブラックフライデーの季節になると、あちこちのお店で「ブラックフライデーセール」が行われます。そして、「ブラックフラーデーセール」が終わると、すぐに「サイバーマンデーセール」がやって来ます。

大セールの代名詞ともなっている「ブラックフライデー」と「サイバーマンデー」とは、いったい何なのでしょうか?

今回は、日本でも広がりつつある「ブラックフラーデー」と「サイバーマンデー」について紹介していきます。

ブラックフライデーとは?

アメリカでは、11月の第4週目の金曜日が感謝祭となっており、この感謝祭の金曜日が「ブラックフライデー」と呼ばれています。

この金曜日に向けて、多くのお店でセールが行われ、お店の売上を上げて「黒字」にしようとすることから、感謝祭の金曜日が「ブラックフライデー」と呼ばれるようになりました。

「ブラックフライデー」はビッグセールなので、開店前から多くの人が並び、競争するかのように商品に飛び付いて行きます。日本の光景でイメージするなら、福袋や初売とでも言いましょうか。とにかく争奪戦です。

もともと「ブラックフライデー」はアメリカの習慣ですが、カナダでも「ブラックフライデーセール」は行われており、アメリカほどの盛り上がりではないものの、多くのお店で開催されています。

言わばブラックフライデーとは、アメリカとカナダでは、クリスマスセールの初日でもあります。

サイバーマンデーとは?

「サイバーマンデー」は、感謝祭であるブラックフライデーの後の月曜日を指します。

「サイバーマンデーセール」が始まったのは2005年からだと言われており、ブラックフライデーに店舗で買い物をした後に、サイバーマンデーにオンラインでお買い物をする人も多いようです。

インターネットを見ていても、ブラックフライデーからサイバーマンデーにかけては、多くの広告が表示され、宣伝のメールも届きます。

店舗だけでなくオンラインでも大セールが行われており、2012年のサイバーマンデーには、約14億6000万の売上になったそうです。

クリスマス前なので、この2大セールを利用してクリスマスプレゼントを買う人も多いでしょう。

アメリカとカナダの感謝祭

アメリカとカナダの感謝祭は、英語で”Thanks Giving”と呼ばれており、国民の祝日として認められています。

カナダの”Thanks Giving”は10月ですが、アメリカの感謝祭は11月4週の金曜日となっており、クリスマス前の大セールが行われます。

カナダは感謝祭自体がアメリカに比べると静かなので、ブラックフライデーのような大セールもややおとなしめで、感謝祭だからと店を休業するお店もあります。

その週末を利用してカナダの国内旅行をしたことがあるのですが、その時は、カナダ全体がロングウィークエンドだったので、街を歩いても閉まっているお店が多かったことを覚えています。

ちなみに、カナダでは”Thanks Giving”になると、家族や親戚が集まり、ターキー料理を楽しみます。

セールはこの2日だけではない

大セールが行われる「ブラックフライデー」と「サイバーマンデー」は、お店にとっては売上を伸ばすチャンスでもあります。

そのため、多くのお店では、セールはこの2日間だけに限定せず、ブラックフライデーのある週から「ブラックフライデーウィーク」と呼び「ブラックフライデーセール」が終わると、すぐに「サイバーマンデーセール」に切り替わります。

また「サイバーマンデーウィーク」と呼び、サイバーマンデーの後、1週間ほどセールを延長しているお店も少なくありません。

このセールを利用して、お目当ての物やクリスマスプレゼントを調達することができると良いですね!

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