【カナダ移住体験談】何でも大きいカナダ
何でも大きい!カナディアン・サイズ
カナダに住み始めた時にビックリしたことは、カナダにあるものは何でも「大きい」ことです。
カナダは土地そのものも日本と比べると、非常に大きいですが、その土地にあるもの1つ1つがとても大きく、呆気にとられたことを覚えています。
日本に比べて、どんなものが大きいのか?これまでのカナダ生活の中で、気づいたものを紹介します。
フルーツ・野菜
カナダで初めてグローサリーストア(スーパーマーケット)に行った時、並んでいるフルーツや野菜の大きさに驚きました。
例えば、キュウリ。カナダのキュウリは “English Cucumber” と呼ばれるものが多く、太さは日本のキュウリの約2倍、長さは35cmほどあります。
食感も異なり、日本のキュウリよりも皮が分厚く、水分も多く感じられます。そのため、日本では皮ごと食べますが、カナダ人はキュウリの皮を向いて食べる人が多いです。
バナナも日本で売られているフィリピン産や台湾産のバナナより2倍の大きさで、バナナ1つだけでも満腹感を得られます。
ショッピングカート
ショッピングカートも日本に比べると大きめです。
フルーツや野菜の大きさが関係しているか?は不明ですが、カナダでは食材を毎日買うのではなく、1週間に1度など、1回の買い物で1週間分の食材を買う人が多いため、ショッピングカートのサイズが大きいのかもしれません。
日本でもコストコなどに行けば、大きいショッピングカートを目にしますが、あれがカナダの通常サイズと考えて良いでしょう。
家
カナダは家が大きいです。
土地が広いこともあり、ゆったりとした家が多く並んでいます。ドアや窓も大きく、階段の高さも高いと感じることがあります。
外観だけではなく、たとえばトイレの便器の高さも、日本のトイレと比べて高く、カナダの高さがある便器に慣れてしまうと、日本に戻った時に、便器に沈んでしまうような感覚に襲われることもあります。
また、キッチンカウンターもカナダのカウンターは高くなっています。日本のキッチンカウンターは日本人の身体や背丈に合っていますが、カナディアンサイズのカウンターは、多くの日本人にとって高すぎで、料理をする時に肩があがってしまうため、肩こりになりやすいことが悩みです。
車・道路
車の大きさは、カナダに来た時には何とも思いませんでしたが、日本に帰国した際に小さな車が多いことに気付きました。
細い道の多い日本では、軽自動車のような小さい車の方が運転しやすいですが、道路が広いカナダでは日本車こそあるものの、軽自動車は少なく、日本の車よりも全体的に大きい車種が多いように感じます。
ドリンク・スイーツ
カナダのカフェでコーヒーなどのドリンク類を注文すると、大きいと感じることがあります。
日本で暮らしていた頃、ミディアムサイズを頼んでいたので、カナダでも同じようにミディアムサイズを注文したところ、ラージサイズではないか?と思われるような大きいドリンクを渡されて驚きました。
ドリンクだけではなく、マフィンやケーキなどのスイーツ類も大きく、カナダで暮らし始めて10年以上が経つ今でも、食べきれないことが多々あります。
また、日本のケーキはサイズだけではなく、味も繊細で美味しいですが、カナダのケーキは糖分が多く、甘すぎて食べられないこともあります。
アメリカンサイズには敵わない
こぢんまりとした日本のサイズに慣れていると、カナダでは何もかも大きく感じ、驚くことが多々あります。
しかし、たまにアメリカへ行ってドリンクを注文すると、カナディアン・サイズよりも遥かに大きなドリンクが出てきて、ビックリしてしまいます。カナダのドリンクも大きいですが、アメリカはそれ以上にスケールが大きいようです。
アメリカとカナダは隣同士で、バンクーバーからシアトルまでは、車やバスを利用して日帰りで行くこともできます。
そんな距離でも、国が異なれば、サイズも違うようです!
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