【カナダ移住体験談】CANADA DAY

7月1日はカナダの誕生日

7月1日はカナダデーでした。この日は国民の祝日なので仕事はお休みでした。

カナダデーは、カナダの祝日・イベントの中でも比較的大きなもので、市内のあちこちでカナダデーに関連する催しが行われます。私が住んでいる町でもカナダデーにまつわるイベントが行われていました。

ダウンタウンには屋台のようなお店が並び、あちこちでコンサートなどが開催されていました。ファミリーでも一日楽しむことができ、子供向けのエリアにはフェイスペインティングやトランポリンなどを楽しめるコーナーがあります。

夜になると花火が上がりますが、この季節のカナダは夜10時頃にならないと外が暗くなりません。そのため、花火の開始時間も夜の10時頃…。日本の感覚だと、かなり遅い時間の開始です。

そのようなこともあって、ダウンタウンで花火を見る人の多くは大人で(なかには子連れのファミリーもいますが)、次の日が仕事の人も多いので、花火が上がり始める時間帯、ダウンタウンにいる人の数はやや少なくなります。

お休みになるお店

カナダデーは国民の休日なので、多くのビジネスがお休みになります。

ただし、日常生活に必要なものを購入するグローサリーストアや薬局などは、カナダデーでも開いています。

「Costco」は国民の祝日は閉店するのでやっていませんが、それ以外のグローサリーストアは、ほぼ通常通り営業しているので、事前に食料品を買っておかなくても大丈夫です。

ショッピングモールにあるお店も通常通り営業しています。

個人が経営している小さなレストランや雑貨店などは、カナダデーはお休みとなるところが多いです。この日に外出する際は、行きたい場所が営業しているかどうかを事前に確認しておくと安心でしょう。

※ダウンタウンにはイベント関係で多くの人が集まるので、ダウンタウンにあるお店はほとんど営業しています。郊外にあるお店は、人が町の中心地に集まるため静かになるので、この日はお休みの傾向が見られます。

カナダデーの過ごし方

カナダデーの過ごし方は、年齢や家族構成によって異なります(もちろん、個人によっても異なります)。

子供がいるファミリーはダウンタウンに出かけて、カナダデーのイベントを楽しむ人が多い印象です。昼間にダウンタウンに出かけるファミリーたちは、暗くなる前に自宅へ戻り、家から花火を見ることが多いです。

逆に昼間は自宅で過ごして、夜に花火を見るために出かけていく人もいますが、ファミリーではなく若者グループなどに多い過ごし方のような気がします。

その他、イベントには全く参加せず、友人の家でパーティーをする人たちもいます。

私も今年はダウンタウンのイベントには参加せず、友人の家でホームパーティーをしながらカナダデーをお祝いしました。

カナダの国旗は赤と白なので、カナダデーのパーティーでは、この2色を意識した服装で来る人が多いです。

イベントに参加する際の注意点

カナダデーのイベントはとても楽しいですが、ダウンタウンは非常に混雑するので注意したい点がいくつかあります。

まずは、車でイベントに行く場合、いつもより交通量が増えるので、到着までの時間が読めません。さらに、駐車場を探すことが難しく、場合によっては見つかりません。車を停めたい場合は、朝の早い時間に行った方が確実でしょう。

バスでダウンタウンに行く際には、多少の渋滞はありますが、そこまで大幅に遅れることはありません。

私が住んでいる町ではバスを使うよりも運転する人の方が多いので、バスが混雑することは滅多にありませんが、バンクーバーなどの大都市に住んでいる場合は、公共の交通機関が混雑することも念頭に置いておきましょう。

また、カナダではパブやバーなど、指定された場所を除いて、公共の場所での飲酒が禁止されています。それでも夜になると酔っ払った人、さらにはドラッグを使っている人などが現れるので、花火を見た後は、できるだけ速やかにダウンタウンから離れることをお勧めします。

車で帰宅する場合でも、酔っ払った人が道路に飛び出してくる、石などを投げつけてくるなどということがあるので注意が必要です。

まとめ

カナダデーは、国中のあちこちでイベントが開催されています。

この日に観光などでカナダに来ている人は、イベントに参加することで、より生のカナダを楽しむことができるでしょう。

カナダデー