【カナダ移住】カナダに移住する方法と主なビザ
カナダへの移住
世界各国で、コロナに関わる規制が少しずつ緩和されており、ほぼノーマルな生活に戻った国も少なくありません。
カナダでも、入国に関する規制が大幅に緩和され、街中でマスクをしている人もほとんど見かけなくなりました。パンデミック前のカナダでは、マスクをつけていると珍しいので、人から見られることがよくありましたが、パンデミック後は、周りの人がマスクをつけていても、誰も気にしなくなりました。
私自身、寒い日に外を歩くと呼吸器官がやられて風邪をひきやすくなるので、マスクをつけて外出しますが、マスクがカナダ人の中でもノーマルなものに変わったので、人の目を気にすることなく着用できるようになりました。
また、パンデミックが落ち着いたことでカナダに留学する人、または移住を考える人も増えているようです。
今回は、カナダに移住する方法について、主なビザなども含めてお伝えしていきます。
PGWP(ポスグラ)
PGWP(ポスグラ)は、Post-Graduatedの略で、カナダ移住の1番の近道だとされています。
数ある移民方法の中でも比較的シンプルで、勉強しなくてはいけないことを除いて、それほど難しい問題はありません。ただし、学校に通う必要があるので、留学費用が掛かります。
PGWP(ポスグラ)は、一定の規定を満たしている学校を卒業した人が申請できるワークビザです。学校を卒業し、ポスグラを取得すると、カナダ国内で働くことができるようになります。
このビザ自体がカナダへの移住に直結するわけではありませんが、カナダで学校に通うこと、そして就労経験を積むことにより、移民申請に必要なポイントを稼ぐことができます。
一定の規定を満たした学校を卒業して、一定の就労経験を積んだ頃には、移民申請に必要なだけのポイントを習得することができるので、学校を卒業して働くだけで、移住につなげることができます。
この移住の方法は、日本からの移民だけでなく、世界各国からの移民者が利用している方法でもあります。
co-op (コープ)
co-op(コープ)も、学校に通ってからカナダで仕事の経験を積むことができるビザです。
ポスグラとの違いは、co-op(コープ)であれば英語力が足りなくても、ESLからスタートすることができるので、英語力に関するハードルは少し下がります。ただし、スタート時点での英語力によっては、長くESLに通うことになる可能性があり、その結果、学校に掛かる費用が高くなってしまいます。
ちなみに、co-op(コープ)は、学校に通った期間と同じ期間だけ、卒業後に働くことができます。
1年間、学校で勉強したら、卒業後に働ける期間は1年です。移民を申請する場合は、学校や勉強する内容などによってにポイントが異なりますが、条件が整えばco-opを終了した後に移民申請することも可能でしょう。
ファミリークラス
ファミリークラスでの移民方法は、以前に比べると非常に厳しくなっています。
私が移民した頃は、両親などの家族を呼び寄せることができましたが、現在は、年老いた両親を呼び寄せて移民することができなくなってしまいました。
現在、呼び寄せることができるのは、未成年の子供、もしくは養子縁組の子供、もしくは配偶者になります。
今後、どのようにファミリークラスの規定が変わっていくのか?は不明ですが、大切な家族を呼び寄せやすくなることを願っています。
ファミリークラスの例外としては、カナダで親族が一人もいない人は、ロンリービザと言うことで、日本から家族を呼び寄せて移民申請をすることができます。
詳しくは、エージェントなどに問い合わせてみると良いでしょう。知識を持った移民弁護士に相談する方法もあります。
その他
その他、カナダに移民する方法として、パイロットプログラムやスキルドワーカーなどが挙げられます。
また、カナダでレストランを開業するなど、ビジネスを開始してカナダ人を雇用すると、カナダで仕事を増やすことに貢献するとして、移民申請できる場合もあります。
カナダへの移住を考える場合、まずはどのような方法があるのか?を検索し、自分に合った方法から始めてみると良いでしょう。