【カナダ移住体験談】4月から約17年ぶりに学校へ!

久しぶりに学校へ通って驚いたこと

私がカナダを訪れたのは2004年、きっかけは留学でした。

この時が、カナダで学校に通った唯一の期間です。その後、カナダに移住して17年が経ちました。17年の間に結婚をして、ママになり、お仕事もしました。

そして今年の4月から、なんと!かなり久しぶりに、学校へ通うことになりました。

そこで今回は、学校の入学手続きやテストを受ける時など「日本とは違うなー」と思った点を紹介していきます。

カナダのカレッジの選び方

公立のカレッジは、問い合わせをしても、ありきたりな返事あるいはリンクが沢山貼ってある自動返信のようなメールが来ることが多く、聞きたかったことを答えてもらえないと感じることが多々ありました。

一方、私立のカレッジは生徒を確保するために、一度問い合わせをすると積極的に連絡が来ます。

学校に通う!と決めてから、複数のカレッジに問い合わせをしましたが、私は相手がどれだけこちらの話を聞いて、質問に答えてくれるか?を判断基準にしました。

私立のカレッジでも、宣伝が多く、やや押しつけがましく感じるところはレビューもあまり良くなかったので却下し、強引なセールスではなく、質問の答えがはっきりしているカレッジに安心感を覚えました。

もちろん、その学校で目指している資格が取れることも重要なポイントでした。

カレッジに必要な英語力

カレッジに必要な英語力は、一般的にIELTS6.5~7.5が最低ラインとなっているようです。

私にとって英語は第二言語なので、カナダのカレッジに入学するために、必要な英語力を持っていると証明しなくてはなりません。

一般的には、IELTSがあれば入学できると言われていますが、問い合わせた大学の中には、英語が第二言語の場合、IELTSではなくて、その学校にあるESLに指定された期間通う必要がある、と言われました。

私が選んだカレッジは、IELTSを聞かれましたが、持っていなかったこと&入学手続きが学校開始まで2~3週間程度だったこともあり、別の試験で同じ英語のレベルを証明できればOKと言うことになりました。

とは言っても、TOEICを最後に受けたのは17年前で、その結果は無効です。

なのでCASECと言うオンラインで受験でき、なおかつ24時間以内に結果を出してくれるサービスを使いました。日本ではマイナーな試験だと思いますが、試験結果にTOEICの目安も出してくれます。

TOEICはカナダでは、それほど知られていない試験ですが、TOEICの目安を使って、そのレベルがIELTSではどのくらいなのか?が分かるチャートを使うことで、必要な英語力を証明することができ、無事に入学許可をいただきました。

カレッジ入学に必要な試験

カナダでカレッジに入学する場合、必要な英語力を証明することができれば、いわゆる「入学試験」はありません。その代わり、何故その専門分野について勉強をしたいのか?というテーマで論文を書いて提出する必要がありました。また、面接もありました。

面接と言っても、あまり堅苦しいものではなく、入学手続きでお世話になっていたスタッフさんと45分ほどオンラインで話しながら質問に答える感じで、お喋りに近いスタイルでした。

リファレンス

カナダでは、仕事や学校に応募する際、その人物がきちんとした人であることを証明するための「リファレンス」が必要とされます。

推薦、経歴の照会みたいなものです。

一般的には、リファレンスには、その人物との関係性などを書きます。学校や応募する機関によっては、リファレンスに記載する内容を指定されることもあるので、必要事項をよく読んで、事前に準備する必要があります。

今回はリファレンスレターを3つ用意するように言われました。

ちなみに、仕事に応募する時などは、リファレンスの名前と関係性、電話番号だけで大丈夫なこともあります。その場合、応募先がリファレンスに電話などで、連絡(照会)することもあるので、リファレンス先の人にも伝えておきましょう。

入学手続きに掛かった期間

学校への入学を決めてから、正式な入学許可証をもらうまでの期間は、およそ1.5週間でした。ビザの発行の必要がなかったので、手続きに掛かる期間が早かったのだと思います。

カナダでは、全般的に書類関係が遅くて、イライラすることが多かったのですが、今回は早くて逆に驚きました!

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