【カナダ移住体験談】12月のカナダでの過ごし方

12月のカナダでの過ごし方は?

カナダの12月といえば、やはりクリスマスの準備が中心になります。

この時期は、日本とは異なる文化や習慣を体験できる特別な期間です。今回は、私が実際に行っていることをいくつかご紹介します。

クリスマスの準備

この時期の主役といえばクリスマス。我が家では、クリスマスツリーを出して飾り付けを楽しみます。玄関にはリースを飾り、家全体をクリスマスらしく装飾します。

スノーマンやトナカイの置物、プレゼントを並べることで、雰囲気をさらに盛り上げ、夕方にはキャンドルを灯し、暖かい光で部屋を包み込みます。

これらの準備は、家族で過ごす時間を貴重なものにしてくれます。

クリスマスツリーにはそれぞれの家庭の個性が表れます。我が家では毎年、子どもたちと一緒にオーナメントを選び、今年のテーマカラーを決めるのが恒例です。ツリーの飾り付けが終わると、部屋全体が一気に華やかになり、クリスマスムードが高まります。

いらないものを処分

日本特有の「年末の大掃除」の文化を知っている私は、カナダに来てからも、この時期になると不用品の整理など大掃除的なことを行っています。

カナダでは年末の大掃除という習慣はありませんが、クリスマス前は物がよく売れる時期なので、不用品を処分する絶好のチャンスです。

私は、主にFacebookのローカルマーケットプレイスを活用して、不用品を売っています。主に、子どもが使わなくなったおもちゃや、サイズが合わなくなった服などを出品しており、売れたお金をクリスマスプレゼントの購入資金に充てることができます。まさに一石二鳥です。

カナダでは、クリスマスが終わると一気にお金や物の動きが鈍くなるため、タイミングが重要です。不用品処分を通じて、家の中をスッキリとさせ、新しい年を気持ちよく迎える準備をします。

掃除機をかける回数が増える

クリスマスツリーの飾り付けを行うと、掃除機をかける頻度が増えます。人工のツリーでは雪を模した飾りが落ちることがあり、生木のツリーでは枯れた葉が散るためです。

生木のツリーは香りが良く、クリスマスらしい雰囲気を演出してくれる反面、掃除の手間がかかります。ツリー周りを清潔に保つため、普段よりも念入りに掃除をしています。

また、ツリーの周りだけでなく、家全体の掃除も少しずつ進めています。クリスマスのデコレーションを楽しむためには、やはり清潔な空間が大切です。年末の大掃除とは多少違いますが、少しずつ片付けていくスタイルが気に入っています。

料理が楽しい季節

12月になると外の気温はマイナスです。

日本から一時帰国したばかりの私たちには少し辛い寒さですが、その分、料理が一層楽しい季節でもあります。

スロークッカーで作るスープやシチュー、オーブンを使った料理が冷たい空気の中で体を温めてくれます。家族みんなで食卓を囲む時間は、この寒い季節ならではの楽しみです。

最近は新しいレシピにも挑戦しています!

例えば、カナダの伝統的なパイ料理や、現地で手に入る食材を使ったオリジナルのスープなどです。家族みんなが「美味しい!」と言ってくれると、寒さも忘れるほどの幸福感に包まれます。

今年特有の問題:カナダポストのストライキ

今年はカナダポストがストライキをしているため、離れている家族や友人にクリスマスカードを送ることができません。

その代わり、デジタルでメッセージを送り、ストライキの状況を伝えています。また、ストライキ前に注文したプレゼントがまだ配送途中で、カナダポストにスタックしている状況です。一刻も早く回復してほしいと願っています。

ストライキは生活に大きな影響を及ぼしていますが、その中でも工夫を凝らして、この状況を乗り越えようとしています。例えば、直接会うことが難しい場合でも、オンラインショッピングやデジタルギフトカードを活用して家族や友人に感謝の気持ちを伝えています。

まとめ

12月のカナダは、クリスマス&クリスマスの準備が生活の中心となる特別な季節です。日本は、クリスマスと同時進行の形で、年末年始の準備もありますが、カナダでは年末年始に関しては比較的あっさりしています。

このような小さな違いも含めて、寒さに対する工夫やカナダならではの楽しみを見つけることが、ここでの生活をより豊かにしています。

さあ、私もクリスマスの準備を進めようと思います!!

christmas tree