【カナダ移住体験談】カナダと日本はここが違う!
カナダと日本はココが違う!
カナダは日本と同じく先進国なので、生活水準などが日本と大きく変わることもなく、平和で生活しやすい国です。しかし、そんな平和な国でも、日本からカナダにやって来ると、思ってもいなかったことに遭遇して驚くことがあります。
そこで、今回は日本とカナダの違いを幾つかピックアップして紹介します。
カナダには交番がない!
日本では、町ごとや駅ごとに交番があります。
特に都内など人の多いエリアでは、必ずと言って良いほど駅前に交番があり、落し物を拾った時や目的地に到着できずに困っている時など、交番を利用することができます。
日本での交番は、一般市民にとって困った時に助けてもらうことができる存在です。しかし、カナダには交番がありません。
落し物を見つけたら、その施設にある「Lost & Found」に持っていきます。施設によっては「Lost & Found」の箱が置いていないところもありますが、箱が見つからない場合は、受付やカスタマーサービスに持っていきます。
また、道に迷った時は、地理を訪ねることができる交番がないので、通行人に尋ねます。
迷子の子供を見つけた時は、ショッピングモールなどの施設内であれば、カスタマーサービスに行って迷子のお知らせのアナウンスをしてもらい、カスタマーサービスがない屋外などの場合は、警察に連絡して、行方不明の届けが出てないか?を確認してもらいます。
交番がない代わりに、人々が自立している印象も受けました。
喫煙エリアが限られている
日本でもどんどん厳しくなっていると聞きますが、カナダでは公共の公園などでは喫煙が禁止されています。
レストランやカフェなどでも喫煙が禁止されており、喫煙することができるのは、建物から数メートル離れたところのみと限定されています。歩きタバコも禁止されているため、市内を歩いている時にタバコの煙を吸うことがほとんどありません。
また、タバコ税も日本に比べると高く、1箱1000円前後します。
給料は月に2回もしくは2週間おき
日本では、基本的に給料は月に1回の支払いですが、カナダでは給料は月に2回もしくは2週間に1回が普通です。月に2回の場合は、毎月1日と15日など、支給日が決められています。
最近は銀行振込も普及していますが、給料はチェックで受ける取ることが多く、給料を受け取ったら、チェックを銀行へ持っていき、口座に入金します。
ほとんどの銀行で、チェックの入金はオンラインでもできるようになっており、写真を撮って受け取ったチェックを入金することができます。
マリファナが合法
かつては病気の緩和目的などで使われていたマリファナですが、2018年10月よりマリファナが合法化されました。そのため、喫煙所などから普通にマリファナの匂いがしてくることがあります。
タバコと同じようにコンビニなどでも購入することができるようになり、なかにはマリファナを使ったクッキーなどのお菓子も販売されています。
ただし、マリファナはタバコと同じように未成年者の利用は認められていません。たとえクッキーなどでも、成人のみが購入することができます。
また、マリファナはカナダの法律では合法化されていますが、日本の法律では禁止されています。そのため、カナダに移住している人でも、日本の国籍を持つ人に対しては、日本の法律が適用され、万が一、マリファナを吸って事件や事故などに巻き込まれた場合は、日本の法律によって罰せられることがあるので注意が必要です。
公園などでお酒を飲めない
カナダではタバコを吸えるエリアが限定されていますが、お酒を飲む場所も限定されています。
日本では、ビールなどを公園に持参して、お花見することもありますが、カナダでは公園などにお酒を持っていくことが法律で禁止されています。
レストランでも、お酒を扱うライセンスを持ったお店のみが、お酒を提供することができるなど、規制が厳しく、路上や駅などあちこちで飲める日本とは大きく異なります。