【カナダ移住体験談:カナダの入国に必要なeTA】

カナダ入国の前に申請するeTA

アメリカに入国する際に、例え短期間の観光でもエスタと呼ばれるビザのようなものを申請する必要があるのは多くの人がご存知でしょう。カナダにはこういったシステムはなく、かつては日本のパスポートを持っている人は、パスポートと往復空港券のみで入国し、ビザなしで最大6カ月滞在することができました。しかし、これが少し前から変わり、カナダに入国する際には、短期間の観光目的であってもeTAと呼ばれるビザのようなものを申請する必要が出てきました。日本から家族や友達が訪ねてくるときにも、このeTAが必要になるので、必ず申請するようにしましょう。

eTAを申請しなくてはいけない人

eTAを申請しなくてはいけない人は、基本的には観光目的でカナダに入国する人です。市民権や永住権を持っている人、学生ビザや終了ビザ、ワーキングホリデービザを持っている人は、既に入国に必要なビザがあるので、eTAは必要ありません。観光目的の場合には、最大6カ月は観光ビザを申請する必要はないのですが、2016年からはこのeTAが必要になっています。

eTAにかかる費用

eTAの申請にかかる費用は、自分で行うことができれば&7です。ただし、eTAにまつわる情報は日本語でも入手することができますが、申請の際には英語のみになります。自分で出来ない場合には、エージェントにお願いして代理申請してもらうことも可能ですが、この場合にはエージェントに支払う手数料がかかります。

eTAが発行されるまでの期間

eTAはオンラインで簡単に申請することができます。申請するとすぐに確認メールが届き、申請が受託されると、発行番号が送られてきます。どんなに時間がかかっても72時間以内には何かしらのメールが届くようになっています。追加書類がある場合には、必要な書類を申請するようにとのメールが届きます。

申請してから72時間何も連絡がない場合には、eTAのサイトに戻り、ウェブフォームから問い合わせをすると3日ほどで返事がきます。申請をする際には、特にメールアドレスを間違えないように入力しましょう。メールアドレスが間違っていると、間違ったアドレスに送られてしまい、いくら待っても連絡が来ません。

eTAの有効期間

eTAは、一度申請すると5年間は同じ発行番号を使うことができます。ただし、パスポートの番号にリンクしていることから、パスポートの有効期限が切れて新しいものを作った際には、新しいeTAを申請する必要があります。

パスポート