【カナダ移住体験談】カナダのガソリンスタンド

日本とカナダのガソリンスタンドの違い

日本のガソリンスタンドでは、スタッフの案内に従って停車し、ガソリンの種類や量などを伝えると、ガソリンを入れてもらっている最中でも窓を拭いてくれたり、ゴミの有無を確認してくれるなど、待ち時間を有意義に使えるようにサービスをしてくれます。

車内を清掃できるように雑巾などを渡されることもあり、最後にガソリン代を支払って終了です。

このシステムに慣れているため、かなり普通のことのように感じますが、カナダでこれだけのサービスをしてもらったら、かなりのチップを支払うことになります。

実際にカナダのガソリンスタンドは、90%がセルフサービスです。カナダに移住して10年以上が経ちますが、これまで、スタッフがケアしてくれるガソリンスタンドを見たことは、1度しかありません。

また、日本のガソリンスタンドと同様に、カナダのガソリンスタンドにも洗車サービスがあります。日本との違いは、洗車サービスもセルフです。

カナダのガソリンスタンドの使い方

カナダのガソリンスタンドでは、まずは最初にガソリンの注入口のある方向が、スタンドに面していることを確認して車を停めます。

デビットカードやクレジットカードで支払う場合には、お店の中に入らなくても支払うことが可能です。

カードを入れて指示通りに暗証番号を入力し、支払い作業を行い、この時にガソリンを入れたい分の料金を選びますが、選んだ料金よりも実際に入れた量が少ない場合は、実際に入れただけの料金が、デビットカードやクレジットカードから引き落とされます。

例えば、$60分のガソリンを入れるように設定して支払い作業を済ませたけれど、$55分の量で満タンになった場合、実際にカードから引かれるのは$55だけです。

現金払いの場合は、お店の中まで行き、スタンドの番号とガソリンの種類、入れたい金額を伝えて料金を支払います。日本のように「満タン」という選択肢がないため、満タンにしたい場合は、予想される金額よりも少し多めの額で設定すると良いでしょう。

料金を支払ったら、ガソリンの種類を選び、ガソリンを注入します。

最後にレシートが出てくるので、万が一のために保存しておくと安心です。

洗車サービスの使い方

カナダの洗車サービスもセルフサービスです。

洗車サービスを使う場合は、ガソリンを入れる際に、”Car wash?” の後に、”Yes” のボタンを押し、指示に従って洗車の種類を選びます。料金は、ガソリン代と一緒に支払うことができます。

ガソリンは必要ないけれど、洗車だけしたい場合には、お店の中まで行き、洗車の料金を支払うことができます。

洗車の料金を払った際のレシートに、洗車番号が書かれているので、洗車が終わるまでは紛失しないように保存しておきましょう。

混雑している時などは、その日のうちに洗車をしなくても問題ありませんが、有効期限が書いてあるので、それまでには洗車を済ませるようにします。

洗車コーナーに入っていくと、入口に番号を押す機械があるので、レシートに記載されている洗車番号を入力して洗車を行います。

ガソリンスタンドのお店

ガソリンスタンドには、コンビニのような小さいお店が必ずあります。

Essoにはティム・ホートン、Shellにはマクドナルドなど、ガソリンスタンドの種類によって設置されているお店が異なり、ドリンクやスナック、店舗によっては緊急時に役立つ頭痛薬やタバコなどを購入することもでき、稀にキャンプファイヤーで使う「木」を売っているお店も見かけます。

トイレも併設されているので、車を利用した旅行の際に、ガソリンスタンドに立ち寄り、トイレに行くことも可能です。

また、日本ではあまり見掛けませんが、カナダのトイレは鍵が掛かっていることがあるので、トイレのドアが開かないようなら、レジまで行って、トイレを使いたい旨を伝えると、鍵を渡してくれます。

トイレの鍵は忘れずに返却しましょう!!

 

ガソリンスタンド

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