【カナダ移住体験談】カナダ生活の魅力的な部分は?

カナダのライフスタイルで魅力的に感じること

カナダは土地が広大で、自然も豊かなため、基本的には大らかでのんびりした人が多いです。

生活リズムも日本(特に東京などの都心部)とは異なり、ゆっくりしていて日本とは別の魅力を感じます。もちろん、海外に長く住んでいると日本の方が魅力的に感じるものも多々あり、魅力的な部分が国によって大きく異なることを実感しています。

そこで今回は、カナダ在住歴17年の私が個人的に(または私の知人など、長く住んでいる人)魅力的だと思う部分をお伝えします。

※感じ方は人それぞれですので、予めご了承下さい。

パティオ

カナダには「外」が好きな人が多くいます。

冬は寒くて室内に篭りがちなこともあって、春から秋にかけては思う存分、屋外を楽しむ人が多いです。

例えば、レストランに行くとテーブル席、カウンター席、もしくはパティオ(中庭)から選ぶことができます。屋外で過ごせる季節になると、パティオが大人気です。

パティオのあるレストランでは、パティオの席は満席なのに、室内には数人しかいない光景もよく目にします。

パティオの席の良いところは、なんといっても外の空気を楽しみながら食事も満喫できる点でしょう。雰囲気としては最高ですが、デメリットがないわけではありません。

例えば、食べものに虫(ハチなど)が来ることもあれば、天候によっては風が冷たかったり、暑すぎたり…。

是非、カナダに来た際はパティオのあるレストランで食事をしてみて下さい!きっと好きになるはずです。

ホットタブ

日本の家には湯舟があり、入浴は毎日するのが当たり前ですが、カナダでは基本的にシャワーです。

ただ、それとは別に「ホットタブ」を持っている人も沢山います。カナダの「ホットタブ」は、日本のお風呂みたく「体をキレイにする場所」というより、プールの横などに設置して「リラックスする場所」として使われています。

大きさは、いわゆるバスタブよりも大きく、複数の人が同時に入れます。また、裸ではなく水着で入ります。

大きな犬

カナダでは大きな犬を飼っている人が多いです。

日本と同じく、アパートのルールなどによってはペットの飼育が禁止されていますが、ペットOKの住宅であれば、犬を飼っている人が多い印象を受けます。

小さな犬を飼っている人もいますが、カナダでは大きな犬を飼う人が多く、散歩に出かけると、大きな犬を連れている人を頻繁に見かけます。

また、カナダでは犬を飼う人が多いため、犬が自由に遊べるドッグパークやドッグビーチなどもあります。犬のしつけは、犬のトレーナーなどプロにお願いする人も少なくありません。

ペットを連れて宿泊できる施設も多く、車での旅行に犬も連れて行く人もたくさんいます。施設によっては、ベビーシッターのようにドッグシッターもいます。

諸事情があって、犬を連れて行くことができない場合は、ハウスシッターも兼ねてドッグシッターを雇うことも可能です。

トランポリンがある

子供がいる家庭では、トランポリンをよく見かけます。小さなトランポリンではなく、大人も楽しめる大きなサイズのトランポリンを庭に置いている家庭もあります。

トランポリンがある家庭は、一軒家で子供がいるケースがほとんどですが、カナダでは子供たちが家で過ごす時間でも、屋外を楽しむことができるように工夫されています。

トランポリンの他に、滑り台やブランコを置いている家庭もあります。

ガーデン(畑)が好き

カナダでは畑作りを楽しむ人が多くいます。

一軒家の場合は裏庭に畑があり、そこで新鮮な野菜を育てています。ラズベリーやアプリコット、プラムなどの木があれば、フルーツだって自宅の庭から収穫できます。

アパートやコンドに住んでいると、一軒家のような大きな庭がないので、広い畑は作ることはできませんが、それでもパティオやバルコニーを利用して、小さな畑でトマトなどの野菜を育てる人がいます。

また、カナダにはコミュニティガーデンという共同の畑があり、自宅で畑を作ることができない人は、小さなスペースをレンタルして畑を楽しみます。

とにかく自然を満喫してヘルシーなライフスタイルを楽しみたい!という人が多いです。

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