【カナダ移住体験談】カナダのグローサリーストア
グローサリーストアとは?
グローサリーストアとは、日本のスーパーマーケットを意味します。
グローサリーとは、日本語に訳すと「食料品」や「雑貨」などと似たような意味を持ち、食料品や雑貨を置いている店舗のことをカナダでは「グローサリーストア」と呼びます。
ほとんどのグローサリーストアには、一般食料品売場や洗剤などの生活用品売場の他に、ベーカリーコーナーやペットフード売場、ファーマシー(薬局)、花屋が入っています。
大きなグローサリーストアには、これ以外にも電気製品や化粧品、衣類などを売っているところもあります。基本的には、グローサリーストアに行けば、生活に必要なものは全て揃えることができます。
カナダのグローサリーストア
カナダには、様々なグローサリーストアがあります。
地域によって店舗数の多いグローサリーストアは異なりますが、BC州で多く見られるのは、Save on foods、Safeway、Canadian Super Store、Independent、Costco、Nesters Marketなどです。
比較的、値段が安い店はSuper StoreとIndependentで、この2つのお店は同じ会社が経営しています。日本で人気のCostcoは決して安い店舗ではありませんが、日本のコストコと同じように大容量の「お買い得品」があります。
オーガニック食品や自然食品などを多く取り揃えている店舗は、Save on FoodsとNesters Marketです。値段はやや高めですが、健康志向の人に人気の高いオーガニック食品が多く並んでいます。
また、Safewayは品質やカスタマーサービスにこだわっているグローサリーストアで、他のお店に比べると品揃えや接客が良い傾向にあります。
カナダのグローサリーストアは子供に優しい
子供を連れてのお買い物は、買い物途中に子供がぐずり始めたりして、なかなか集中できないこともあります。
カナダのグローサリーストアでは、買い物の最中に子供が飽きないように、ベーカリーに行くとクッキーをもらうことができます。ベーカリーを覗き、スタッフに声を掛けるとクッキーを渡してくれるか、スタッフが忙しい時には自分で取って行くように言われることもあります。
ここでクッキーをもらうことにより、子供がショッピングカードの中でクッキーを食べている間に、お母さんたちは買い物に集中できる仕組みです。
Save on Foodsなど、ナチュラル系の商品を数多く揃えているグローサリーストアでは、ベーカリーでもらうクッキーの他に、野菜売り場には無料で子供が食べても良いフルーツが置いていることもあります。
少し熟しかけたバナナやりんご、みかんなどが多く、お店としては売るには賞味期限が近すぎるけど、食べるにはちょうど良い状態のものが置いてあります。
お買い物に来た子供に無料で渡すことで、子供の健康的な食生活をサポートすることに繋がることや売れ残った食べ物を無駄にしない等のメリットがあります。
グローサリーストアのシステム
グローサリーストアのシステムは、カナダと日本では少し異なります。
日本では、レジまで買い物カゴを持って行き、レジのスタッフが会計をして支払います。一方、カナダのレジは、会計台がベルト式になっており、商品をひとつひとつカゴやカートから出して、そのベルトの上に置いていきます。それをスタッフがスキャンして支払いを済ませます。
お店によっては、セルフで会計できるところもありますが、セルフでの会計は購入する商品数が20点以下など、店によって異なるルールがあります。
しかし、セルフで会計することにより、より短時間に会計を済ませることができるなど、メリットも多く、列もセルフの方が空いています。
買い物袋はお店にもありますが、1つ5セントなど、どの店も有料なので、マイバックを持って行く人が多いです。コスコでは袋はありませんが、マイバックを用意していない場合は箱に商品を入れてくれます。
カナダ人の買い物の習慣
カナダのグローサリーを初めて訪れた時、ショッピングカートが大きくて驚いたのを覚えています。
日本に比べると、何でも大きいことがカナダの特徴ですが、ショッピングカートが大きいのには理由があります。
日本では、その日(もしくは数日分)必要なものだけを買う人が多いですが、カナダでは1週間または2週間分など、食料品をまとめ買いする習慣があります。
そのため、グリーサリーに行く回数は少ないものの、一度行くと大量の食料品を買い込みます。カナダは家も大きいため、食料品を大量に購入しても、保存する場所に困りません。これも、日本の買い物の習慣の違いの理由だと考えられます。
買い物に費やす時間は少なくして、週末はなるべく家族とのレジャーを楽しみたい人が多いようです。
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