【カナダ移住体験談】カナダの新型コロナウイルス対策の取り組み

新型コロナウイルス:カナダでの感染状況
カナダでの新型コロナウイルス感染状況は、感染者数が地域によって大きく異なります。
カナダでは州によって異なる対策を行っており、それが州ごとの感染者数の違いに出ているのかもしれません。
特に感染者数が多い州はケベック州です。ケベック州の感染者数が多い理由として、ケベック州では検査の数を大幅に増やしたことが考えられます。
私が暮らしているBC州では、つい最近まで、新しい感染者が減少傾向で、この状態が続けば「近いうちにビジネスを再開することができる」と言われていました。
しかし、先日の報告で新たに71名の感染者が出てしまい、しばらくは気が抜けない状況です。
他の州に比べて感染者が少ない州はサスカッチュワン州です。5月からソーシャル・ディスタンスなどの規制を行いながら、一部のビジネスを再開する計画が進められています。
カナダで行われているコロナ対策
日本と同様に、カナダでも新型コロナウイルスに対する対策が進められています。カナダで行われている新型コロナウイルスの自己対策を具体的に紹介します。
手洗い
手洗いは、ロックダウンの前から推奨されていた予防対策です。
日本人の多くが知っている通り、新型コロナだけでなく、風邪やインフルエンザの予防としても重要な対策で、カナダでも手洗いの大切さが浸透しつつあります。
ウイルスは、くしゃみや咳などにより、家具や衣類などに付着し、生活の中で無意識に付着したウイルスに触ってしまい、ウイルスが手についた状態で別のものを触ると、ウイルスは触った場所に広がっていきます。
また、ウイルスが手についた状態で顔を触ったり、食べ物を食べたりすると、鼻や口、目から体内に侵入します。
こまめに手洗いをすること、また食事の前には必ず手洗いをすることが強く推奨されており、感染が広がり始めたばかりの頃に手洗いを軽視していた人でも、今では積極的に手洗いを行っているようです。
ソーシャル・ディスタンス
ロックダウンが始まった頃から、ソーシャル・ディスタンスを心掛けるように推奨されています。
この取り組みは日本よりも早かったように思います。
また、ソーシャル・ディスタンスを実現できないビジネスは、一時的に閉鎖するように指示されました。
くしゃみや咳などで散乱するウイルスは約2メートルとされています。公共の場所で、人と人が2メートル以上の間隔をあけることで、ウイルスの感染を最小限に抑えることができると言われており、ソーシャル・ディスタンスを実現するために、人混みも避けるように指示されています。
そのため、春から夏にかけてのイベントが次々とキャンセルされています。
マスク
カナダでマスクが推奨されるようになったのは、ごく最近です。
マスクが推奨されるようになった現在でも「マスクでの予防効果は100%ではない」と言われています。しかし、マスクを着用しないよりは着用した方が、ウイルスの拡散を最小限に抑えることができるため、徐々に浸透し始めています。
自己隔離
BC州では3月中旬からロックダウンが始まり、必要最低限以外の外出を控える自己隔離が強く推奨されています。
食料品の買い出しなどは生活に必要不可欠なので許可されていますが、それ以外の外出は禁止され、公園なども数多く閉鎖されています。
同様に、健康維持のための散歩なども許可されていますが、外出の際には、ソーシャル・ディスタンスを取ることが強く推奨されています。
実際に散歩へ出かけると、散歩をしている他の人にも会いますが、すれ違う時は道を渡って間隔をあけるなど、多くの人がソーシャル・ディスタンスを実行しています。
しかし、散歩の際にマスクを使用している人は、まだまだ少なく、日本とは逆のような気がしています(日本ではマスクは着用していても、ソーシャルディスタンスが実行できていないように思います)。