【カナダ移住体験談】虫刺されに要注意

カナダでの虫刺されに要注意!

暑い日が続くようになり、ようやくカナダにも夏が訪れようとしています。

夏になると、蚊をはじめとする様々な虫に注意する必要があります。カナダでは、蚊やハチの他に、ティックやブラックウィドウ、ウォスプなどがいます。

今回はカナダにどのような虫がいて、どうやって予防できるのか?万が一刺された場合は、どのように対応するべきか?を紹介します。

日本でも夏になると大量に発生する蚊。

日本で暮らしていた頃は、蚊に刺されても半日~1日程度で痒みがおさまった記憶があります。しかし、カナダの蚊は日本の蚊よりも強いのか、1度刺されると1週間くらい痒みが続きます。

そのため、蚊に刺された時は、掻きむしらないように注意する必要があります。

カナダで蚊に刺されてしまった時は「アフターバイト」と呼ばれる塗り薬があります。痒みや炎症を抑えてくれるものですが、個人的には日本のムヒやキンカンなどの方が早く痒みが静まるように感じます。夏にカナダに来る際は、日本から虫刺されの薬を持参すると良いでしょう。

また、日本には、蚊取り線香やベープなど、虫よけ対策のグッズが多いですが、カナダにはそのようなアイテムがなく(屋外用の虫除けキャンドルはあります)、室内での対策は非常に悩ましい問題です。

対策としてできることは、市販の虫よけスプレーを使うか、もしくはレモングラスオイルとシトロネラオイルを使って虫除けスプレーを作ることで、一時的に蚊が近寄って来ないようにする程度。

それでも蚊が多い場所では、どうしても蚊に刺されてしまいます。キャンプに出かける際や夕方の涼しい時間帯に屋外へ出る場合は、長袖&長ズボンを着用し、虫刺されを予防しましょう。

カナダの夏は暑いですが、夕方になると涼しくなることが多いので、長袖でも蒸し暑く感じません。

蜂(ハチ)

カナダの蜂には、Beeと呼ばれるものと、Waspと呼ばれるものがあります。

Beeはいわゆる「蜂」で、1度刺すと針が肌に残り、指したBeeは死を迎えます。そのため、Beeは、よほどのことがない限り、めったに人を刺しません。

WaspはBeeとは違い、指しても針が抜けないため、Waspに刺されても肌から針を取り除く必要がありません。しかし、Waspは、ちょっとしたことでも人を刺すので注意が必要です。

BeeやWaspに刺されやすい状況としては、暑いからと言って屋外で上着を脱ぎ、脱いだ洋服を木に掛けている間に、BeeやWaspが袖の中に入り、それを知らずに着用した時に刺される、または靴やスリッパの中にBeeやWaspが隠れており、履いた瞬間に刺される、などがあります。

BeeやWaspは近くに来ても攻撃してくることはありませんが、もし近くに飛んで来た際は、そっとその場を離れると良いでしょう。走ると追いかけて来ることもあります。

万が一、刺されてしまった場合は、肌に針が残っているか?を確認し、針が残っている場合は針を取り除き、刺された箇所をキレイに洗った後、刺激の少ない虫刺され薬を塗って様子を見ます。

アレルギーを持っている人は、アレルギー反応に注意する必要があります。できるだけ早く病院へ行くようにしましょう。

ティック

ティックは、山や茂みなどにいる虫で、肌に付着すると、少しずつ肌の中に沈んでいき、体の中に入り込む厄介な虫です。

ティックが付いた時に、慌てて取り除こうとすると、ティックの身体の一部が肌に残ってしまうことがあるので、落ち着いて丁寧に取り除く必要があります。ティックが見つかったら、ピンセットなどを使って垂直に引っ張って取り除くと良いでしょう。

ティックに刺された場合は、ライムディジーズに注意する必要があります。まずはティックを取り除き、刺された箇所をキレイにした後、ウォークインやファミリードクターなどで、感染していないか?を確認します。

ティックは人間だけでなく、犬や猫などの動物にも付きます。屋外から戻ったら、ティックが付いていないか?を確認すると安心です。

ブラック・ウィドウ

ブラック・ウィドウは黒いクモで、メスは背中に赤い点があります。

ブラック・ウィドウに刺される可能性は少ないですが、万が一刺された場合は、毒を持っているため、すぐに病院に行く必要があります。

また、屋外でブラック・ウィドウを見つけた時は、近寄らないことが重要で、庭などの敷地内で見つけた場合は、専用のスプレー等を使って除去します。

稀に室内に入り込んでいることもあります。その場合は、1匹とは限らないので、家の中をしっかりと確認します。ブラック・ウィドウは暗くて低いところに巣を作るので、ブラック・ウィドウを探す際は、部屋の隅や家具の下などを探すと良いでしょう。

 

クモ

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