【カナダ移住体験談】オカナガンレイクとペンティクトン

日帰りドライブ

最近はカナダもすっかり春になり、太陽が出て温かい日が続いています。カナダは太陽の光が強いことから、天気によって体感温度がかなり左右されます。例えば、気温5度でも太陽が出ていると半袖でも過ごせるくらい温かくなるのですが、気温が10度でも曇りや風が強いとかなり寒く感じ、ジャケットが必要になります。

そんなカナダBC州の天気ですが、今年は去年に比べて天候が良いので、半袖で過ごせるような温かい日も増えています。

そして、季節が温かくなってくると、冬の間は家にこもりがちだった人たちが続々と外に出てきます。私たちかぞくもそのひとつ、天気がよく気持ちよかったので、日帰りドライブに行ってきました。4時間以上の長距離の場合には、朝早く出たり、必要に応じてホテルの予約を取ったりなど、前もって準備する必要がありますが、1時間から2時間の距離であれば、思い付きでドライブに出かけることができます。

ペンティクトン

今回のドライブで行ってきたのは、オカナガンレイクの端にあるペンティクトンという小さな町です。ペンティクトンは、「オカナガン地域」と呼ばれるところにある町のひとつで、長細いオカナガンレイクの端っこにある町です。距離で言うと、バンクーバーからは車でおおよそ4時間から5時間、オカナガン地域の中でも最も大きい町ケロウナからだと車で1時間ほどの位置にあります。
オカナガン地域の中でも比較的天候もよく、温かいのが特徴です。

オカナガンレイクのあるビーチは、ペンティクトンの中でも散歩をするために人が多く集まるところで、ビーチ沿いには駐車場も整っています。この季節はまだ寒いので、さすがに泳いでいる人はいないのですが、夏になると泳ぎにやってくる人も多くいます。ビーチ沿いにはベンチがいくつもあるので、休憩を取りながら散歩をしている人も多くいます。

ビーチを見つける方法

カナダの国内旅行で、ビーチを散歩したいという人は多くいます。しかし、行ったことのない町では、どうやってビーチを見つけたらよいのかわからないですよね。オカナガン地域にある町は、オカナガンレイク(湖)の周辺に町が集まっています。つまり、オカナガン地域のビーチと言えば、海ではなく、湖のビーチになります。そして、ほとんどの町には、”Lakeshore”という名前の道があります。
カナダでは、道の一つ一つに名前があるので、道の名前を頼りに目的地を探すことができます。オカナガン地域でビーチを見つける場合には、Lakeshoreという名前の道を地図で探し、そちらに向かっていくことでオカナガンレイクのあるビーチにたどりつくことができます。
最近では、iPhoneなどのGPSでも簡単に目的地に向かことができますが、小さな町は実際の道とGPSが合っていないこともあるので要注意です。観光案内所などの地図を見て移動するというのもひとつの手段です。

ペンティクトンには、大きな川もあり、夏になるとチューブやボートを持ってきて川に浮かぶ人も多くいます。

オカナガンレイク

オカナガンレイクは、BC州の中でも大きな湖のひとつで、大きく長細いのが特徴です。大きな湖なので、町ひとつではなく、ペンティクトンやケロウナ、ウェストケロウナ、ピーチランド、サマーランド、ウェストケロウナ、レイクカントリー、バーノンなどの町が集まっています。オカナガン地域には、ワイナリーが多くあり、カナダの様々な地域から、ワイナリーツアーを目的にオカナガンにやってくる人も多くいます。
そして、オカンガンレイクには昔から伝わる伝説があり、オゴポゴという生き物が住んでいると言われています。オゴポゴを見たことがある人がいるかどうかは不明ですが、オカナガン地域の町に行くとギフトショップでオゴポゴのロゴのあるシャツや小物が売っているのを見かけます。
オゴポゴはグリーンで、首が長く、大きな恐竜のような生き物だと言われています。オカンガンレイクがいくつもの町をかかえるほど大きいので、それだけ大きな生き物がこの湖には住んでいるとされているのです。
湖の近くの公園に行くと、オゴポゴのキャラクターがあり、一緒に写真を取ったりすることもできます。

夏はウォーターパークへ

オカナガンレイク周辺にある町には、ビーチの近くに大抵ウォーターパークがあります。ウォーターパークは夏限定ですが、無料で楽しむことができるので、夏に出かける際にはぜひ立ち寄りたいところです。子供連れの家族にはお勧めのコースです。ウォーターパークでは、水着を着て水遊びを楽しんだり、木陰にシートをひいてピクニックをしたりなどもできます。
ウォーターパークはコンクリートの地面なので、ビーチサンダルも忘れないようにしましょう。