【カナダ移住体験談】遅れてやって来た!今年の夏

2019年:待ちに待ったカナダの夏!

カナダBC州では、日本よりも1ヶ月ほど早く夏がやって来て、1ヶ月ほど早く夏が終わります。

3月頃から日差しが強くなり、4~5月にかけて雨が降り続き、暑さがやって来ます。6月~7月が暑さのピークで、8月頃から涼しくなります。

しかし、今年は5月頃に暑さがやって来たのですが、暑い期間が短く、それ以来は例年のような暑さではなく春の延長のような気候が続いていました。

いつもの夏とは違うので「過ごしやすい夏」と思っている人も多かったでしょう。暑さのピークが来ないうちに、8月に突入し、夏は終わってしまった…と思っていたのですが、8月上旬にようやく暑い夏がやって来ました。

暑さのピークと共にビーチにも出かける人も増えましたが、天気予報では、またすぐに涼しくなると予報されていて、短い夏を楽しもうとビーチは連日満員です。

暑い夏に楽しめるアウトドア

ビーチでは泳ぐだけではなく、カヤックやパドルボーディングなどをレンタルして楽しむこともできます。ちなみに日本でビーチと言えば海ですが、カナダでは湖に行く人も沢山います。

レンタル料金は地域や内容によって様々ですが、先日、私がパドルボーディングを1時間レンタルした時は、15ドルでした。

レンタルをする際は「使用中にライフジャケットを着用するように!」などと書かれた承諾書にサインをした後、料金を支払って利用を開始します。初めて利用する場合には、利用する前にオリエンテーションもしてくれます。

これまで、カヤックとパドルボーディングを利用したことがありますが、どちらも初心者でも難しくなく、楽しめるものでした。カヤックは1人用または2人用があり、少し人混みから離れたところまで行って楽しみます。

パドルボーディングは、最初は座って漕ぎ、慣れてきたら膝で立ち、さらに慣れてきたらボードの上に立って漕ぎます。バランスを取れるようになったら、気持ちよく水面を進んでいくことができます。

日焼け止め対策

暑さが増すと、日焼け止め対策が重要になります。

特に日本人はカナダの強い日差しに慣れていないため、日焼けで肌荒れを起こしたり、太陽アレルギーの症状が出る人もいます。

個人差はあるでしょうが、私はこれまで5月~7月までの日差しに注意していれば、8月の日差しは肌を出していても大丈夫でしたが、今年は8月の日差しでも軽い太陽アレルギー症状が出ています。

カナダ人の日焼け止め対策は、主に日焼け止めクリームです。それ以外にはサングラスや帽子などを使っている人も見かけます。日本では日傘やアームカバーなども流通していますが、大雑把な性格の人が多いカナダ人には日傘を持ち歩くとか、腕にカバーをするというのは性に合わないのかもしれません(ほとんど見かけません)。

私自身は、日焼け止めクリームがお肌に合わないことが多いので、日本で購入したアームカバーを使っています。

進む乾燥

夏の暑さのピークがやってくると、一気に乾燥が進みます。

水不足予防のために、スプリンクラーの使用にも規制があるため、暑さと同時に芝生が茶色くなってしまいます。日本よりも日差しが強いカナダでは、天気が良いと、あっという間に乾燥が進み、この乾燥が山火事の原因にもなります。

山火事の原因はキャンプファイヤーやタバコのポイ捨てなど人が原因になるものと、乾燥した土地に雷が落ちるなど自然が原因になるものとあります。どちらにしても、気温が高く日差しが強い時に山火事が発生すると、燃え広がるスピードが速く、大惨事に発展します。

火事が小さいうちは消火活動が積極的に行われますが、火事が大きくなってしまうと人間の力で消火することが困難になるので、そうなると消火ではなく、火事がこれ以上、大きくならないように火の回りに消火剤を散布し、火事が小さくなることを待ちます。

また、火事が増えると、市内が煙くなることがあり、屋外活動に影響が出てしまいます。

ただし、火が近づいてくる前に避難警告が出るため、山火事によって市民がケガをしたり、亡くなることはほとんどありません。

 

ビーチ

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