【カナダ移住体験談】日本人が驚く!カナダのライフスタイル
目次
カナダと日本では優先順位が違う!
ワーキングホリデーや留学などでカナダに滞在したことがある人は、カナダの文化やライフスタイルに驚いたのではないでしょうか。
なかでも日本と大きく異なる点が、仕事と家族の優先順位です。
基本的に日本とカナダでは反対で、日本では家族サービスよりも仕事の優先順位が上になることが多いですが、カナダでは常に家族が優先されます。
そのため、家族の都合で仕事を休む人も少なくありません。職場がそのような理由での欠勤に対して、理解を持っている点もカナダの特徴です。
生活の優先順位が家族優先のため、仕事に対するプレッシャーやストレスも、日本に比べたら少ないと言えるでしょう。
夕飯にワッフルが!
「ワッフル」と言うと、日本では「おやつ」のイメージが多いですが、型にはまらないカナダ人の家庭では、ワッフルが夕飯に出てくることがあります。
食事は楽しむけれど、メニューを考えるために時間を割くことが面倒なのかもしれません。ワッフルに限らず、パンケーキとベーコンが夕飯のこともよくあります。
定時になると帰る
働き方改革が浸透して来たとは言え、まだまだ日本では、残業をしないと帰れない環境が多いです。
しかし、カナダでは、仕事が終わっていなくても、定時になったら帰る人がほとんどです。
残業がないので仕事に対するプレッシャーは少ないかもしれませんが、サービスを利用する側から言うと、書類の手続きの進行がかなり遅いと感じることが多々あります。
カナダで生まれ育っているカナダ人は慣れていますが、サービスのスピードや正確性を重視する日本で育った人にとって、カナダは『のんびりしすぎている』ように感じます。
1分遅れてもオンタイム!
カナダでは「遅刻」する人が多いです。
それは交通機関も同様で、基本的には「バスは時間通りに来ない」と考えておいた方が良いでしょう。日本では、各バス停に時刻表があり、時間通りに来ることがほとんどです。
しかし、カナダのバス停で、日本のような時刻表があるのは、大きなバス停のみ。そのため、小さなバス停にバスが到着するのは、大きなバス停と次の大きなバス停の「中間の時間」と大雑把に捉えられています。
また、日本では、電車の到着が1~2分でも遅れると「遅延」と考えられますが、カナダではバスや電車の到着が1~2分遅れても「時間通り」と考えられます。
何でも時間きっかりではなく、さらにカナダ人は「相手のミスをあまり気にしない」特徴もあるため、おおらかな人が多いと言えます。
ファッションはカジュアル
バンクーバーやトロント、モントリオールなど、大都市ではきちんとした服装やメイクの人を多く見ることができますが、それでも日本の東京などと比べるとカジュアルな印象があります。
すっぴん&Tシャツ&ジーンズが毎日、と言う人も少なくありません。
また、日本では体のラインが強調され過ぎる服装を見ることはめったにありませんが、カナダではヨガパンツが人気で、ヨガ教室に通う日でもないのに、日常の服装として、ヨガパンツを履いている人はとても多いです。
男性の子育て・家事参加は当たり前
カナダでは、男性が働いて女性が家事と育児をすると言う概念はほとんどありません。
日本に比べると、昔から共働きの家庭が多いことも理由の一つでしょうが、男性も仕事以外の時間は家事を分担し、育児にも積極的に参加しています。
離婚率が高い
カナダでは、男性が積極的に育児や家事に参加していますが、それでも離婚を夫婦は少なくありません。
その背景として考えられるのは、カナダでは「型にはまらない」「個人が大切」と言う概念が強くあります。たとえ結婚をしていても、個人がハッピーでなければ、結婚生活や家庭に留まる意味はないと考える人が多いのでしょう。
ハッピーだと感じられなければ、今の生活にケリを付けて、自分を大切にできる人生に向かって行く人が多く、それが自然なことだと捉えられています。
このように、日本人からすると、ビックリすることの多いカナダですが、カナダ人には優しい人が多く、困っている人がいれば、無視して通り過ぎることはせず、手を差しのべてくれます。
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