【カナダ移住体験談】カナダ人はメイク直しをしない!?

トイレでのメイク直しは日本だけ?
日本ではランチの時間や休憩時間にメイク直しをする人が多くいます。
特にオフィスのトイレは、休憩時間が終わる前になるとメイク直しをする人が多く、混雑することもあります。また、デパートなどのトイレでは、手洗い場所の混雑を避けるためにメイク直しコーナーが設けられているところもあります(男性の方はご存知ないでしょうが、そういう所があるんです!)。
しかし、カナダではこのような「メイク直し」専用の場所が設けられている所はほとんどなく、ショッピングモールなどのトイレでメイク直しをしている人もあまり見かけません。
以前、私はモールのトイレで口紅を付け直したことがあるのですが、珍しいのか、ほんの少しのメイク直しでも見られたことがあります。
カナダ人はメイク直しをしないのでしょうか…?
その時は疑問に思ったのですが、決してそういうわけではなさそうです。
カナダでもメイク直しをしているシーンを見かけたことがありますが、日本のようにトイレなどではなく、車の中で直していることが多いです。車を降りる前にメイク直しをしている女性を時々見かけるので、人がいないところでメイク直しをする人が多いのかもしれません。
他の国のことは分かりませんが、トイレでメイクを直すのは日本だけなのでしょうか。
カナダ人のメイク
カナダ人のメイクは、もちろん人によりますが、個性的な人は個性的です。
これに関しては日本人でも個性的な人もいれば、ほとんどしない人もいるので、それほど大きな違いは見られませんが、日焼け止めクリームだけを塗って(もしくはそれもなしで?)すっぴんで外出する人もいるし、重そうな睫毛…と思うほどバッチリとメイクをしている人もいます。
髪の色もピンクや紫、ブルーなどの人がいて、アイシャドウも華やかです。
YouTubeなどでも、メイク直し(touch up your makeup)の動画が多く存在しているので、メイクやメイク直しに興味があるカナダ人は多いでしょう。
カナダでは、日本よりもプライバシーを大切にする文化があり、たとえば「日本の温泉では水着を着用しない」と言うと非常に驚かれます。それと似たような同じ感覚で、できればメイクも人に見られない場所で直したいと思うのかもしれません。
化粧品はどこで買う?
カナダでは、日本と同じくブランド品から安いものまで様々な化粧品があります。
ブランドにこだわらない場合は、いわゆるドラッグストアでも買うことができます。よく見かけるドラッグストアは「SHOPPERS」や「London Drug」などで、日本のドラッグストアと同じような感じです。
ただ、最近は日本のドラッグストアの進化がすさまじいみたいで、帰国の度に「野菜や果物まで売ってる!」とか「これってスーパーじゃないの?」とか驚かされることが多く、カナダのドラッグストアは、日本の「少し前のドラッグストア」だと思った方が良いでしょう。
また、ドラッグストアで売られているようなブランドであれば、スーパーマーケットの薬やサプリメントを売っているコーナーでも見つけることができます。
ブランドの化粧品を買いたい場合は、ショッピングモールなどの店舗に行くと品揃えが充実しており、肌の悩みを相談しながら気になる商品を試すことができます。
私も以前、「敏感肌なので、どのファンデを選んだら良いか分からない」と店員さんに相談したところ、家で試せるように小さな容器に少しずつ数種類のファンデを入れてもらったことがあります。たまたま親切な店員さんだった可能性もありますが、このような気配りにとても感激しました。
化粧水が見つからないこともある
日本では「ローション」=洗顔後に使う保湿剤をイメージしますが、カナダではローション=乳液を意味します。
日本人のように、まずは「化粧水で肌を整える」みたいな習慣もなく、洗顔後に乳液状のローションをつける人が多いようです。
私がカナダに来たばかりの頃、化粧水=ローションだと思っていたので、乳液しか見つからず、化粧水の入手に苦労しました。化粧水を買いたい場合には’toner’と言って、お店の人に聞いてみると良いでしょう。
ただし、ブランドによっては’toner’すらないことがあります。お気に入りの化粧水がある場合は、できるだけ日本から持って来ることをおすすめします。