【カナダ移住体験談】200年に一度の自然災害
冠水のきっかけ
あちこちで冠水しているカナダですが、今年は極寒の冬で春が来るのも遅く、春になってようやく暖かくなったと同時にあちこちで台風や大雨に襲われ、湖や川があふれるという自然災害に見舞われています。冬に降った雪の量が多かったこと、暖かい日と大雨の日が交互にやってきていることが、あちこちで冠水している原因のようです。そして今は、どこの湖も川も水量が最高潮に達しています。中にはすでに溢れているところもあるようです。
200年に一度の避難勧告
数日前からずっと冠水の心配をしてきたのですが、ついに避難勧告も出されました。72時間家族が過ごせるための食糧と水を用意しておくこと、避難勧告が出た際に家族で待ち合わせることができる場所を決めておくこと、川や湖には近づかない事、なだれの警告もでているので、山の斜面にも近づかないことなどです。万が一冠水がはじまったら、近所同士でも助け合い、避難をすること、だそうです。カナダに来てから10年たちますが、こういった自然災害による避難勧告は初めてのことで、ここまで盛大な避難勧告が出るのは200年に1度のめずらしいことなのだそうです。
新たな台風
あちこちの湖や川があふれ欠けている今ですが、今夜から明日にかけてはまた別の台風がやってくるそうで、高い波も予想されているそうです。台風の後はまた暖かい気温が予想されており、湖や川の水が引かない事にはその先が不安なところです。