【カナダ移住体験談】カナダで「普通」な食事とは?
目次
カナダの家庭でよくある食事
カナダでは、どのような食事が一般的なのでしょうか?
食事の内容は日本と同じく、家庭によって異なります。特にカナダは、多様文化の国なので、その家庭の文化が色濃く反映されています。
とは言え、留学などでホームステイを選択する場合、カナダの家庭の食事内容は気になるポイントの1つでしょう。そこで今回は、一般的な「カナダ人」の家庭で、よくある食事について紹介します。
朝食
まずは朝食から見ていきましょう。
マフィンとコーヒー
手軽な朝食のメニューとして、よくある組み合わせです。
バナナマフィンなどカロリーが高い(しっかりとお腹にたまる)マフィンとコーヒーでエネルギーを注入する人が多いようです。
自宅でマフィンとコーヒを食べる人もいますが、会社員などは仕事に行く途中でカフェに立ち寄って、マフィンとコーヒーを買っていく人も多く見られます。マフィンではなく、シナモンバンも人気です。
仕事に行く前にカフェに寄ってお気に入りのドリンクを買ことは、カナダ人にとって生活習慣みたいなものです。
シリアルと牛乳
こちらもカナダでは定番の朝食です。
シリアルと牛乳は子供にも人気で、家庭によっては普通の牛乳ではなく、チョコレートミルクをシリアルにかけることもあります。
多くのシリアルには糖分が多く含まれていますが、糖分が控えめのオーガニック系のグラノーラなども販売されています。
ケーキとコーヒー
毎日ではないでしょうが、冷蔵庫にケーキが残っていると、それを朝食にする家庭もあります。
日本人の感覚では「朝からケーキ?」と思うでしょうが、マフィンと同様に、おそらく糖分の補給が大切だと思われているようです。
ホームステイ先で朝食にケーキが出て来ても「あるある」だと思いましょう。
昼食
ランチは学校や職場(職場付近のレストランなど)で食べる人が多いので、ここでは「お弁当」の定番メニューを紹介します。
クラッカーと果物
昼食のお弁当として、クラッカーを持たされることは珍しくありません。
その他に果物などを持って来ていることもあり、栄養バランス的にそれほど偏ってはいないのでしょうが、穀類がクラッカーだと、おにぎりや菓子パンなど「お腹にたまるもの」を食べる日本人にとっては衝撃でしょう。
サンドイッチ
サンドイッチも定番のランチメニューです。
ハム&チーズなどのサンドイッチやジャムサンドなどをよく見かけます。サンドイッチと一緒にフルーツやヨーグルトを食べる人も多くいます。
ピザ
ピザはカナダでも人気のメニューですが、夕飯ではなくランチで食べる人もいます。
また、朝食のケーキと同様に、夕食で余ったピザを翌日のランチにする人も少なくありません。
夕飯
日本でも同様の傾向が見られますが、カナダでも1日の中で夕飯が最も高カロリーの傾向があります。
全体的に、魚よりも肉を食べる家庭が多く、炭水化物もしっかり取ります。
ハンバーガーとポテチ
ハンバーガーはバーベキューにも相性が良いとされ、とても人気があります。日本人にはあまり馴染みがありませんが、バーベキューをする場合は、ハンバーガーもしくはホットドックが選択肢として挙がります。
レストランではハンバーガーとフライドポテトが定番の組み合わせですが、自宅の場合は、フライドポテトの代わりにポテトチップスを添えることもあります。
夕食にポテチが出ることも日本人にとっては衝撃的でしょう。
ステーキ
ステーキもカナダ人に人気のメニューです。
フライパンで焼くこともありますが、最近はエアーフライヤーが流行っており、手軽にステーキを焼くことができます。私も夕飯にステーキを用意することがありますが、ステーキソースとご飯の組み合わせはなかなか良いものです。
スパゲッティ
パスタはカナダでも人気の高いメニューです。
スーパーマーケットに行くと様々な種類のソースが売られており、トマトソースだけでも、野菜入りやハーブ入りなど、幅広い選択肢があります。
スパゲティは子供からも人気があるため、単身の家庭よりも子供がいる家庭でよく食べられています。
まとめ
「日本人の自分には無理!」と思うメニューもあるかもしれませんが、ここで紹介しているメニューはあくまでも一般的なメニューで、カナダにはいわゆる「健康オタク」の人も多く、素材や調味料にこだわっているケースやベジタリアンなど、家庭によって様々です。
滞在する地域によっては、カナダで日本食を作って食べることも不可能ではありません。