【カナダ移住体験談】カナダの休日・祝日
目次
カナダの国民の祝日
カナダの祝日と言えば「ロングウィークエンド」でしょう。
カナダでは、全てではありませんが、ほとんどの祝日が月曜日にあるため、祝日になると土曜・日曜・月曜と「ロングウィークエンド」になります。
このロングウィークエンドを利用して旅行する人も多く、夏にはハイキングやキャンプ、冬にはスノーボードやスキーなどが楽しまれています。
また、ロングウィークエンドに有給休暇を足して、1週間程度のんびりとした時間を楽しむ人もいます。
カナダの祝日は州によって異なる
カナダは一つの国でありながら、多くのことが州によって異なります。
祝日に関しても、学校や会社が休みになる祝日は、州ごとに異なります。ここでは、ブリティッシュ・コロンビア州の休日を中心に紹介していきます。
カナダの祝日(2023年ブリティッシュ・コロンビア州)
1月2日 元旦(振替休日)
2月20日 ファミリーデー
4月7日 イースター
4月10日 イースターマンデー(法定休日ではありませんが学校など多くの場所が休みになります)
5月22日 ビクトリアデー
7月3日 カナダデー(カナダデーは1日なのですが、土曜日のため月曜日が振替休日になります)
8月7日 BCデー
9月4日 レイバーデー(就労感謝)
9月30日 National Day for Truth and Reconciliation(原住民の人たちを思うひ)
10月9日 サンクスギビングデー
11月11日 リメンバランスデー(戦争で亡くなった人たちを思う日)
12月25日 クリスマスデー
振替休日もある
日本と同様にカナダでも、祝日が日曜日に重なると、月曜日が振替休日になります。
振替休日の月曜日は祝日と同じ扱いで、学校や会社などはお休みになります(場所によって異なります)。
日本では、スーパーなど買い物をする場所は、祝日に閉まることなく、むしろ混雑しますが、例えばカナダのコストコ(Costco)は、基本的に全ての祝日は休みになります。
よく行く店舗や旅行中に行きたい店舗がある場合は、事前に祝日の営業をチェックしておきましょう。
祝日に働くと給料が2倍!?
祝日は基本的に「仕事を休む日」ですが、レストランやカフェなど場所によっては稼ぎ時です。
祝日に働くこと自体は違法ではありませんが、祝日にスタッフを働かせる場合は、その日の給料を2倍にする必要があります。
これはサービス業に限らず、病院で働く看護師なども同じで、祝日に働くスタッフは給料が2倍になります。日本では、土日祝日の時給が+50円とか、ほとんど手当てがないに等しいみたいですが、カナダでは(職業にもよります)、祝日になると、1時間で5,000円以上稼ぐ人もいます。
せっかくの祝日に働くなんて…と気が重くなるかもしれませんが、1日働くだけで、2日分を稼げると思えば、それほど悪くないと考える人も多いです。
祝日に行われるイベント
祝日によっては、市内で何かしらのイベントが行われます。
イースターは、キリストの復活を祝う日で、子供たちがイースターエッグハンティングなどをして楽しみます。
教会で行われるイベントだけでなく、市内でも子供たちを中心としたイースターエッグハンティングなどもあり、イベントではトランポリンやロッククラインビングなど、様々なアトラクションがあります。また、夜には家族が集まってターキーを食べることが伝統です。
カナダデーは、朝から夜まで1日通してイベントが行われます。
昼間には子供たちや家族を中心としたイベントが行われ、ダウンタウンなどではコンサートも開催されています。夜になると花火が上がり、夜遅くまで賑わいます。
この季節のカナダは夜10時頃まで暗くならないので、花火が上がるのは夜10時前後で、小さな子供たちは既に帰宅して、家で過ごす事が多いようです。
サンクスギビングは特別なイベントはありませんが、家族が集まってターキー料理を楽しみます。
リメンバランスデーの日は、街中で戦争で亡くなった人を偲ぶイベントが行われ、多くの人がダウンタウンに集まります。この時期になると赤いポピーの花をつけた人を多く見かけます。
クリスマスは日本のお正月と同じように、グローサリーストアを含め、ほとんどのお店が閉まります。お店によってはクリスマスの日だけでなく、1週間ほど休暇になります。必要な買い物は、23日までに済ませておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
カナダにも日本と似た祝日もありますが、祝日の過ごし方などが異なります。
また、カナダの祝日はお店が閉まることが多いので、旅行などを計画する際には事前に営業の予定などを確認しておくと良いでしょう。