【カナダ移住体験談】日本とカナダの学校の違い

新学期の時期も違う!日本とカナダの学校の違い

日本とカナダの学校は、様々な相違点があります。

なかでも最も大きな違いが、新学期の時期です。日本では4月から年度が始まりますが、カナダでは9月から始まります。

桜ではなく、紅葉と共に新学期がスタートします!

カナダは夏休みが長い!

日本の学校でも最も長い休みである夏休み。

しかし、カナダの夏休みは、日本の夏休み以上に長く、その期間は2ヶ月以上にも及びます。学校によって少し異なりますが、6月29日で年度が終わり、9月のロングウィークエンド(カナダの勤労感謝日)の後から学校が始まります。

また、日本では新学期の初日には新しいクラスや先生が分かりますが、カナダでは9月の最初の登校日は、夏休み前のクラスや先生と一緒に始まります。最初の数日を古いクラスと過ごし、生徒を入れ替えをしながら、先生たちが子供たちの様子を観察し、週の終わり頃に、新年度のクラスと先生が発表されます。

6月までに、仲が良いお友達と同じクラスにして欲しい、この先生を担任にして欲しい、など学校にリクエストのメールをしておくと、100%ではありませんが、ある程度の希望は受け入れてくれます。

カナダではランドセルがない!

カナダの学校には、ランドセルがありません。

自分でバックパック(リュックサック)を用意し、それを1年、もしくは壊れるまで使います。地域にもよりますが、8月末にバックパックフェスティバルが行われ、それに参加すると、無料で新品のリュックサックをもらうこともできます。

義務教育は5歳から

日本では、7歳から小学1年生になり、義務教育期間が始まります。

それに対してカナダでは、5歳から義務教育が始まります。5歳はキンダーで、日本でいうと幼稚園の年長さんに該当します。義務教育の始まりは早いですが、実際の学校生活に組み込まれている教育システムは、日本よりも緩やかなので、教育がずば抜けて進んでいる訳ではありません。

スクールバスまたは保護者が送り迎え

日本では、小学校が始まると子供たちは自分で歩いて学校に通います。

しかし、カナダではスクールバスまたは保護者が車で送り迎えをします。スクールバスも家の前まで来るのではなく、停留所が決まっているので、保護者と一緒に歩いて通います。

子供たちが保護者なしで外出するようになる年齢は、日本よりも遅い傾向があります。

ランチとスナック持参

日本の小学校では給食が支給されます。また、給食以外に「おやつ」の時間はありません。

それに対してカナダでは、お弁当を持参し、おやつも持っていきます。

ナッツアレルギーの子供も少なくないため、ナッツフリーのお弁当とおやつを用意する必要があります。

カナダでの生活は、日本の生活よりも気楽な面が多々ありますが、日本の給食システムは母親にとって、なかなか羨ましいものです。

学用品は学校が支給

学校で使う鉛筆や消しゴム、ペンなどの道具は全て学校が支給します。

そのため、毎日学校に持っていくものは、お弁当とスナック、そして水筒のみです。

日本の子供たちが、毎日ランドセルを開けて、時間割表を見ながら、次の日の準備をする習慣は、子供の教育にとても良いシステムです。カナダでは、授業で使うヘッドフォンだけを自分で購入し、あとは1年間学校に置きっ放しにします。

掃除は業者が行う

日本では、1日の終わりに生徒が教室や廊下、トイレ、体育館などを掃除しますが、カナダでは業者が掃除をするため、生徒は一切掃除を行いません。

カナダの学校システムは、生徒にとって、かなり楽な教育システムだと言えるでしょう。

Split Class(複式学級)がある

カナダでは、できるだけ少人数のクラスを形成するため、Split Class(複式学級)が設けられています。

全てのクラスではありませんが、1学年に1~2クラスほどの複式学級があります。例えば、キンダーと1年生が担任を共有し、時間差で授業が進められていきます。

3年生からプログラミング

カナダでは、プログラミングの教育に力を入れており、小学3年生から、ロボットを使ったプログラミングの授業が始まります。

パソコンも小学1年生から授業の中で使うようになり、1人1台のノートパソコンが机の中に入っています。

学校

 

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