【カナダ移住体験談】ワーホリでどんな仕事ができる?
ワーホリの仕事体験談
カナダでのワーキングホリデーは、1年間と限られた期間ではありますが、職業の規制などがほとんどなく、公務員以外であれば、どのような仕事でも体験することができます。
私自身もカナダのワーホリで様々な仕事を経験しました。
日本では、働き始めたら、そこで長く続ける風習がありますが、ワーホリは1年しかないので、できるだけ沢山の経験をしたいと思っていました。
ワーホリでカナダにやってきて、私が最初に見つけた仕事は日本食レストランでした。
オーナーさんは日本人だったので、日本語で仕事を教えてもらうことができたのですが、お客さんはもちろん英語を話すため、日常英会話がこなせるほどの英語力は必須でした。
私が日本食レストランで働いた感想としては、お客さんとの会話が楽しく、賄いも美味しく、時には余ったものをもらうことができたので、最高でした。
数ヶ月間、その日本食レストランで働いた後は、翻訳会社でエディターの仕事をしました。
ここでの仕事は、英語と日本語を使います。英語も日本語も活かせるオフィスワークで、接客業に比べて給料も良かったです。
その後、行きつけのカフェで求人を見つけ、スモールトークの中で仕事の話をしたところ、「良かったら一緒に働きませんか?」と言われ、翻訳会社を辞めて、カフェで働くことにしました。
ワーホリ時代に経験した仕事は、この3つだけですが、カフェでの仕事は人生の中でも一番楽しかった仕事でした。
もちろん、メニューやドリンクの作り方を覚えることは大変でしたが、スタッフもフレンドリーな人が多く、とても楽しい職場でした。
見つけやすい職業
カナダのワーキングホリデーの中で最も見つけやすい仕事は、やはり接客業だと思います。
カナダには、毎年多くの人が観光や留学で訪れるので、日本語と英語を話すことができると、お客さんのニーズに合わせた接客ができます。
また、接客業では多くのお客さんと話をするため、スピーキング力も伸びていくと思います。
レストランやカフェなどでは、基本のお給料だけではなく、チップを貰えるので、たとえ給料が低くても、トータルで考えると、事務職とそれほど変わらないこともあります。
専門知識を生かした仕事
カナダのワーキングホリデーでは、オフィスワークを見つけることも可能です。
オフィスワークの仕事を得るためには、企業が必要とするスキルを持っていることが重要です。
カナダで働くことができるオフィスワークの一例として、翻訳や通訳の会社、留学エージェント、語学学校、IT系企業などがあります。専門知識を生かした職業では、ワーホリのビザが切れる前に、ワークビザをサポートしてもらえる可能性もあります。
ワークビザを申請するためには、企業にとっても経済的な負担が掛かるため、「そこまでしてでも欲しい人材になる」ことがポイントです。
ワーホリに出発する前に、英語力を伸ばしておくことで、チャンスも広がっていくことでしょう。
トリリンガルでできること
カナダは、英語だけでなくフランス語も母国語としています。
とは言え、場所によってまちまちで、バンクーバーなどでは英語が基本になっていますが、モントリオールなどのケベック州に行くと、英語だけではなくフランス語を話す人が多くいます。
ケベック州では、英語があまり話せないカナダ人もいるため、ケベック州で働くのであれば、フランス語も必要です。
日本語と英語、そしてフランス語も話すことができれば、人気が高いモントリオールでの仕事も見つけることができるでしょう。
仕事の探し方
カナダでの仕事の探し方は様々です。
オンラインで求人広告を検索する方法、地元の新聞や図書館などに貼っている求人広告を見て応募する方法、接客業の場合はHiring (募集中)の紙などが店舗に掲示されている場合もあります。
また、実際にお店に行って、尋ねてみることも一つの手段です。
カナダでは、クチコミなどで仕事が決まることも多く、「知り合いだ」などの軽い会話から仕事の話になり、新しい仕事を得ることもあります。
そのようなことを考えると、やはり英語力とコミュニケーションは欠かせないでしょう。